ブログ アキマ

80代女性のブログ

春になれば。

2017-01-30 12:47:02 | 日記
このところ暖かい日が続き、早、春が来たのかしらと、思わせてしまう。

珍しく風邪をひいて、1日床についてしまった。幸い熱もなく、大したことはなかったが、しばらく、体の調子が戻らず、困った。

高村薫の「土の記」、上、下  読み終える。
続いて、宮下奈都の「羊と鋼の森」を読み始める。

もう、1月も終わる。

今年のバレンタインチョコは、昨年からお世話になっている、A先生に贈ろうと考える。
いえ、チョコは、お若い方が差し上げるだろうから、私は、別の物をー。
三越のギフトショップで、私のいつものお気に入りのものを、買う。 綺麗に、ラッピングしてもらう。
それに、自分でリボンをつけ、メッセージも添えて・・・・。(ひとりで楽しくなっている)

かって、大学病院でお世話になった先生には、私は一度も、チョコを差し上げたことはない。
大学病院だから、何かと制約があるだろうと、気を使ってしまったからだけど・・・・、一度ぐらい、差し上げてみたかったー、今となっては。

今年の桜は、どうだろうか。
早、春を考える。
そして、早々に、ある桜を見るための、一泊のツアーに申し込みをした。
丁度、私の誕生日に合わせたかのような、手頃なツアーが見つかり、夫と共に、出かけてみようと思っている。

早、春に向けて、始動である。
日頃の私らしく、元気に、前向きにー。

夢を見た・・・・そして。

2017-01-20 12:53:13 | 日記
急に旅に出ることになったー。
慌ただしく、スーツケースに入用な物を詰める私。
あれもこれもと思うが、入りきれない。
もう、残して行こう。あとの者がやってくれるだろう。

あの事、この事、伝えなければと思うけれど、もう、時間がないー。
皆がちゃんとやってくれるだろう、もう、気にしなくていい。

私は急ぎ、迎えの車に乗る。
外は真っ暗闇、霧がかかっているのか、先が見えないー。
私は一人、何処へ行こうとしているのだろうか。
私は・・・・、もしかしてー。

ふと、目が覚めたー。
外は、まだ明けきらぬ静けさ・・・・、心にのしかかる、夢を見たー。

しばらくして、起きて、私は階下に降りていった。
夫は最早起きていて、部屋はすでに暖かい。
早朝、Nさんからメールがきて、昼に、釣りに行こうと誘われたという。
「じゃあ、昼ごはん、早くね。」と私。

やがて、12時丁度にNさんが迎えに来て、夫とNさんは出かけて行った。二人の車を、見送る。

夜まで夫は帰らない。私、ひとりー。
ふらりと、近くの本屋に出かけ、帰って、昨日の残りのケーキ(夫の分だけど)にコーヒーと、ティータイムを過ごしている内、ふとしたさみしさが、30年も前の事を、なぜか思い起こす。

その頃、私達は関西にいて、夫が単身赴任で、東京のマンションにいたことがあった。
私は子供を両親に預け、月に必ずマンションを訪れていた。
限られた日程のなか、目一杯用をなし、夫の帰宅を待たずに、帰っていくのが、何時もだったが・・・・、ある日、夫が東京駅まで送ってくれることがあった。
改札口で別れ、夫が人混みに紛れ、見えなくなった時、私は、ふいに、涙を溢れさせた。
不便さを強いられている夫への思いだったが、何より、私自身が寂しかった。
夜の新幹線、二人掛けの窓際の席で、私は、窓に顔を向け、ガラスに映る自分の顔を見ながら、ずっと涙を流し続けていた・・・・。

その時のことを、のちに、夫に話たことがある。
「あの時、貴方のことが気がかりで、泣いていた。」と言ったら
「なんでー、俺が浮気でもするかと思って?」と夫。
そう言えば、夫の浮気など、あの頃、私の頭になかった。ひたすら、夫のことだけ心配していた。

人の心の機微が分からないひとである。疎いのである。
そんな夫だから、私は、今朝の夢の話など、はなから、するつもりはないー。
もし、言ったとしたら、夫の言葉は、こうだろうか。
「なにそれー、もしかして、別れてひとりになりたいと、思ってるってこと?」

夜9時、夫が帰宅。今日は、全然釣れませんでした。と言いながら、夫はご機嫌。何事も楽しむ人である。

ちなみに、夫に、最近夢を見たことある?と聞いてみた。
あるあるー、と夫。
「俺さあー、何処かで食ってるんだけど、カニの足、せっせとほじってる夢ー。」とか、
「新宿あたりで飲んでいて、終電間に合わせようと歩くんだけど、とんでもなく、違うところへいっちゃって、焦ってた。」とか。

そこで、私は・・・・、大いに笑わせていただく。そうー、それで、いい。


スキーが駄目でも・・・・

2017-01-11 10:51:57 | 日記
次男一家のスキー旅行が、雪不足でキャンセルになり、我が家にお泊りでやって来た。というわけで、にわかに我が家はホテル状態・・・・。

日頃の準備は怠らないので、別に慌てない。
布団もちゃんと用意が出来てる。
我が家で一室だけある和室に、親子3人が寝られるよう、寝具を揃える。

さてー、いっぱいの、ゲーム、玩具を携えて、「ま」ちゃんが意気揚々とやって来る。途端に、家の中がはじける。

何時ものように、皆でイオンに出かけて、お買い物。
夕食は、手っ取り早く、お鍋・・・・、。 寿司も買った。デザートも。
持参の日本酒をメーンに、ビール、ワインと、いつもの定番。
Kさんも、今夜は飲める。

Kさんの話が面白いので、皆が、Kさんを中心に話を聞く。
ふたりきりの生活で、ひっそりとしている家の中が、明るく、暖かく、賑やかになる。

トランプ、かるた、昔なつかしい遊びは、「ま」ちゃんのリクエスト。「ま」ちゃんを中心に次々やって、彼女に勝たせ、我々も童心にかえる。

あくる日ー、朝食を済ませ、又、ゲームー。
そして、次男一家は帰って行ったー。

あとに、ひっそりと、又、静けさが残る・・・・。
いつもどうりの、生活が始まる。


孫とピアノ

2017-01-04 13:28:11 | 日記
お正月2日目、長男一家がやって来て、やっとお正月らしくなる。といっても、やって来たのは、パパと「き」ちゃんだけー。
姉の「あ」ちゃんは、ピアノの全国大会に向け(3日に行われる)レッスンにずっと取り掛かっているので、正月どころではない。家中が、ピリピリしているそうだ。

考えてみると、ピアノを3才から始めた「あ」ちゃんは、もはや趣味ではなくなってしまった。
コンクールに向けての、レッスンに次ぐレッスンー。
コンクールは幾つもある・・・・、まだまだ先が、遠くにある。
遊びに出かける余裕もない生活、12歳の子に、こんなストイックなこと、いいのかしら、と思うが、本人がやる気だからいいのだろう。

パパも、明日は早朝から最寄りの駅まで車で送らねばと(会場は神奈川)、お酒も控えめにして、電車で帰って行ったー。

パパは必ずしも、娘がピアノに打ち込んでいるのを、積極的ではないが、やはり、娘のことは思っている。希望通りに進めばー、と思いながら、世の中の事、あれこれ分かっているから、取り越し苦労しているのだろうと思う。

ママは、入れ込んでいるー。
勿論、ママの力、後押しがなければ、ここまで来れないだろうけど・・・・。
「あ」ちゃんが、このままのモチベーションでいればいいが・・・・。

コンクールが終わったら、又、皆で食事しようね、と約束する。

良い結果が出て、「あ」ちゃんの笑顔が見られるのを、楽しみにしている。

大晦日から元日へ

2017-01-01 10:39:10 | 日記
大晦日の夕食は、夫と二人で近くの食事処でー。
次男はスキー、長男は、都合で今日は来ないというので、夕食はふたりだけになってしまった。

もともと、食材は買い置きしてあったが、ふたりだけならと、夕方ふらりとイオンに出かける。
食品売り場は長蛇の列ー。
もう、レジに並ぶのはいやになり、そのまま、どこかで食事しようということになり、しばしば行く食事処に出かける。

日の落ちるには少し早かったが、ふたりで酒を飲む。
あちこちのテーブルは、家族連れが多く、年越しそばを食べている人が多かったが、我々は、ビールで乾杯、そして、寿司、あんこうのから揚げ、いかの一夜干しと、頂く・・・・。

「今年はどうでしたか?」と、ふたりでふざけ半分で語り合い、少し酔って家に帰り、紅白歌合戦を見ていたつもりが、いつに間にかソファーで居眠り・・・・。
気が付くと、遠くで除夜の鐘が・・・・。
今年も終わりー、そして、新しい年が始まった。

数年前、初日の出を見ようと、犬吠埼の宿に泊まり、水平線から昇る日の出を見に海岸に出かけ、テンションをあげていたこともあった。
去年のお正月は、長男一家と、成田のホテルにいた。その時も、次男はスキー。

今年のお正月は、なんか地味になったけれど・・・・、お正月はー、お正月。
晴れていて、何より倖せ気分。
明けましておめでとうございます。