ブログ アキマ

80代女性のブログ

ー月夜の森の梟ー小池真理子さん

2020-06-28 10:10:55 | 日記
朝日新聞の土曜日版に、小池真理子さんのエッセイが連載されている。

小池真理子さんは、この1月に、夫の藤田宣永さんを亡くされている。まだ69才であった。

共に作家として活躍されていた。
小池真理子さんが、先に直木賞をお取りになった時、夫の宣永さんより先に頂いたことを、夫にとても気遣っていらしたことを、何かで読んだ。
その宣永さんも、すぐそののち、直木賞をお取りになって、小池さんはホッとなさったろうし、これからもずっと、肩を並べて書いていくことを信じておられたと思うけれど・・・・。

エッセイは、小池さんの今を綴っておられるのだけれど、それは、すべて、宣永さんへの思い、想い出になってしまっている。
文章を書くことをなりわいとされている方にとっては、書くことは使命、それによって自分の心の整理をつける、自分の心に向き合う、悲しみを癒す・・・・、いやいや、もしかしたら、もっと辛い気持ちに・・・・。

小池真理子さんの小説はよく読んでいる。
大人の恋愛モノに私は惹かれ、読み入っていた。
人の心理を、よくつかみ取っていらっしゃる、と思うところが、多かった。

エッセイの題名ー月夜の森の梟ー
お住いの軽井沢に、今、”ひとり居る” そんな思いであろうかと思う。


再びの「風と共に去りぬ」

2020-06-26 10:40:57 | 日記
少し前に私は、映画「風と共に去りぬ」の中の黒人問題について書いていた。
その中で私は、なぜこの映画が、特に、人種差別が描かれているなどど取り上げられるのか、と書いた。(名作だからだけれど)

今朝の朝日新聞の記事の中で、”「風と共に去りぬ」配信停止 時代の風”と出ていたが、その中で、映画には、主人公に仕える陽気で生意気な乳母や、従順な召使の男性が、”マミーや、アンクル・トム”と呼ばれる黒人ステレオタイプそのものとして描かれ、奴隷の過酷な現実を描かれず、愚かで、ハッピーなキャラクターばかりが登場する、でもそれは、奴隷であることに満足している様子を強調し、奴隷を良い制度だったと錯覚させてしまう、と書いている。

そういう見方もあるのかと初めて知った。
でも、私はそう思わない。

その時代には、まぎれもなく、奴隷制度はあったけれど、映画はそこではない。
その時代に生きた、一人の女性を描きたかったわけだし、そこに必要であるから描いていた部分を取り上げて、その描かれ方が、奴隷制度をまるで良い制度であったと人々に思わせる・・・・、とか?

過去の名作から、差別の歴史を学ぶこと・・・・、それでいいと思います。

次は誰に?

2020-06-24 09:24:41 | 日記
東京都知事選は、熱気を帯びています・・・・、といっても、私は都民ではないので、実感はありません。

知事になったら、都民に10万円を配る?
フリーランスや個人店に、100万円を配る?
地方債を発行して、日銀に買い取らせる?(日銀は買いません)
オリンピックを中止?(知事の権限ではない)

地方政治というものを、もっと勉強しては? と言いたい候補者もいる。
いつも都知事選はお祭り騒ぎ。
だから、とてもどうかと思う人まで、立候補する。今回も、22人とか。
地味でも、誠実で実行力のある方が、知事になってもらいたいものです。

ところで、衆議院の解散、選挙が、この10月にあるのではないか、と、取沙汰されているが、何か現実味を帯びてきています。
安倍さんの任期は、あと1年と3ヶ月。
来年の安倍さんの日程を考えると、このタイミングでしか見つからないそうです。

安倍さんのレガシーは何だったか。
憲法改正も、北方領土問題も、拉致問題も、道半ばでありますが、どれも、掲げたものが困難すぎるものでありました。
憲法改正は、敵基地攻撃能力すら持ってはならないという、マスコミと政治勢力があるから、無理なのです。北方領土問題は、プーチンを相手に、難しい。
拉致問題は、今、北朝鮮があのようでは、どうしょうもない。

残る1年3ヶ月で、では、安倍さんに何を望むか。
それは、コロナ禍のあとの、経済を良くして頂くことにあると思う。

さて、安倍さんのあとの総理は誰に・・・・。
折しも、ボルトン氏の本が発行されて、トランプ氏が日本に、”アメリカ軍を撤退させると脅せ”と言っていることも分かり・・・・。

日本は将来的にどうすべきか、真剣に考える時が来ているのかもしれない。


買い物に行きづらい

2020-06-22 10:18:21 | 日記
自粛生活に慣れたせいか、あまり買い物に出かけたくなくなってしまった。
いや、正確には、買い物に行きづらくなった、というべきか。

何故かと言うと、出かける時には、必ずマスクを着用しなければならない。
お店(イオンスタイル)には、入口から足元にはテープが貼ってあって、それは、通路でも、エレベーターの中でも。
つまり、人々の歩き方の指示であります。

テナントのお店は、どこも、ビニールシートが張り巡らされていて、入り口、出口と別々にと指示される。
もちろんレジは、大きく間隔をあけて並ぶよう指示。

東館から西館へ行こうとして、連絡通路を何気に歩いていて、見知らぬ人から注意を受ける。つまり、私は→に沿って歩いていなかった・・・・と。
全く、息苦しくなる。

その上、レジ袋はすべて有料となり、もともと食品レジ袋は以前から有料だったので、マイバックは持参するが、ついでに他の買い物をしょうとすると、マイバックが足りなくて、諦める。

テナントのお店では、それぞれに買い物をするが、それが、化粧品だったり、衣料品であったり、又は、書籍であったりとすると、一つのマイバックに一緒に入れることに躊躇するし、又、入り切らない。

この間、ファンデーションをひとつ買ったら、いつもなら小袋に入れて渡してくれるのに、ホイと、そのまま渡されて、ああ、袋がなくなった、と思った。
仕方ないので、小さなものなので、そのまま、ポケットに入れたが・・・・、商品を、むき出しのままで、ポケットに入れるなんて・・・・、なぜか気にしてしまう。

マスクをし、息苦しさを覚えながら、買い物をし、それをどうやって袋に入れて、持ち帰ればいいのかと気を使い・・・・、ああ、もう、ストレスを感じてしまう。

ちなみに、千葉の昨日の感染者、ゼロであります。


あるまじき、世論調査の不正

2020-06-21 09:33:46 | 日記
フジ・産経新聞社は、世論調査の不正があったと発表した。
不正回数は、14回。

調査業務を委託していた会社が、実際に得た回答者の居住地や年齢を変える方法で、架空の回答を作成していた、というのである。

世論調査の内容は、内閣支持率や、新型コロナウイルスをめぐる対策など。

なぜ、そのようなことをしたのか、会社の利益向上のため、云々、とか。
世論調査は、メディアへの社会的信頼で成り立っているのである。「公共財」です。

この不正の背景には、アンケートを取るための電話に応対する人が少なくなったことにあるように思う。
思うのだが、突然かかってきた知らない電話には、人々は抵抗感があり、応対しない。
そのために、電話調査の回収率が下がっているのだろう。
私自身も、そういうアンケートには、一切答えないでいる。

こんなひどいことがまかり通れば、もう、何を信じていいのか分からないでないか。
世論調査が価値尺度として機能しなくなれば、メディアの存在価値が問われる事態となる。

そもそもだが、世論調査というものを、信じていただろうか。
今回は産経新聞だが、他の社だって、同じようにやっているのでは?と、思ってしまう私である。
そうでないにしても、恣意的なタイミングでの調査は、中立的でない。
だから、世論調査の数字などは、手を加えなくても、意図的に操作できるものである。
と、私は、かねがね思っていたのである。