como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

花燃ゆ 第23回

2015-06-10 23:09:18 | 過去作倉庫15~
 いつだったか、ずいぶん昔のような気がしますが、このドラマの目を覆う惨状の中で、東出昌大君のド直球演技は貴重な目のやり場を提供してくれる。もうこの人はこれだけでいい、ほかに何もしなくても、と本気で思ったことがありました。
 一時はそれで機能していたのですが、やはり、文久3年から元治元年の沸騰の中、久坂玄瑞という異能の人物の中に入って演じるとなると、どう救いようもない破綻が生じます。こんな破綻だらけのどうしようもないドラマでさえ、ああ、アカンこれ…という悲劇的な破綻が生じます。それが実在の人物を演じるということでありましょう。

 第22話「夫の告白」。今週は、久坂玄瑞の短い生涯でもとくに浮き沈みが激しいジェットコースター状態、常人には想像しがたい絶頂と奈落を短期間に体験するくだり。幕末史的にも重要な「八月十八日の政変」がメイン(の筈…)の回です。
 これは幕末ドラマ的にはターニングポイントになる重要事件なのですが、翌年の蛤御門の変ほど派手な市街戦にならないし、水面下の動きが激しいので説明に時間を食うこともあり、わりと地味に扱われることが多いです。もちろん、当事者の会津、薩摩、長州の三藩が主体のドラマであれば話は違いますが。
 なので、今回の八月十八日に関しては、「八重の桜」と「翔ぶが如く」の当該シーンをブレンドして見れば、細部までくわしく臨場感たっぷりに全貌が分かります。そこにわけもわからず投入され、「新選組」という名前を授かる兄ちゃんたちの事情も「新選組!」をみればわかります。そうですね? これはいずれも政変の勝ったもん側の視点でしたが、負けたもん側の長州が38年ぶりにピンの主役を張って、やっと長州視点からの8.18が描かれて全貌が解明される!
…はずだったんですが、なんなんでしょうかこれは。長州が主役でも、8.18の京都御所で何が起こったのか、まったくわからぬではないですか。
 そう、この回はもう「八重の桜」と「翔ぶが如く」と「新選組!」をまぜて45分、8.18政変スペシャルとして放送すればよかったんだ。そのほうが予算もかからないし、すくなくとも、「誰なんだあんたは」と通報したくなるような不審な男が久坂玄瑞と名乗って登場して、イライラを振りまく大河ドラマを45分見せられるよりはるかにましです。

 とりあえず言いたいんですが、いったい何食ってたらこんなバカみたいな内容で八月十八日政変のドラマが書けるんですか。そんでそれを恥ずかしげもなく受信料取ってる公共放送で放映できるんですか
もうありえんですよ…。8.18のクーデターが、朝出社して見たら夜逃げして会社が無くなってたブラック会社、みたいな描き方。そんで、雨の中今様を歌いながら七卿を励まし励まし、再起を期して長州に落ちていなくてはならない時間に、水商売の女の安っぽい身の上話を傾聴し、翌朝女の家で目覚めて「オレは最低や…」などと落ち込む久坂玄瑞。なんなのこれは。なんなのほんとに。

 まあね、しょうがないとは思いますよ。だって孝明天皇が出てきてないし、長州の朝廷工作もなにも描いてない。攘夷親征・大和行幸がなにかも全然描いていません。そんな状態で8.18を臨場感たっぷりに描こうったってそりゃ無理だ。
 この事件の臨場感を味わいたかったら、「八重の桜」のDVDをツタヤで借りて見ましょう。わたし自分の過去記事見たら「八重」の8.18の回(第9回)を「神回でした…」と恍惚としてる。みんな思い出して、容保様と孝明帝の、愛の赤い陣羽織。孝明帝の宸翰と御製をうけとって容保様が流す美しい涙。御所の門の前で容保様が会津藩士たちと同じ地面に降りてお声掛けする美しい場面…(以下エンドレスに続くので省略)。

 つうかこんな久坂玄瑞ってありなんですか、ということを今週は主に言いたいです。
 攘夷戦争敗戦の戦犯扱いして責められたうえ、高杉晋作がスターになってしまったので嫉妬して、下関を飛び出して久坂は京都に向かう。京都にいってなにするかと思ったら、三条卿やら鷹司関白やらのお公家さんたちに、真正面から直球で、日本がいかに危ういか、幕府が頼むに足らぬか、それを救えるのは長州しかいないからぜひ帝のお力になり攘夷親征を実現したい云々と、滔々と夢を語ります。それで公家さんたちはその気になっちゃって、こーゆーことはどっしりかまえてはったらよろしいのや、焦ったらあきまへん、ほなひとつ帝におねがいしてみまひょ、となり、その計画を芸者・辰路が一部始終スパイして薩摩に流す。そして8.18のクーデターが敢行される。長州は一夜にして京を追われ、凹んだ久坂は、薩摩の男に裏切られて落ち込む辰路の身の上話(ものごころついたときにはお母ちゃんに手をひかれ町から町へ……云々)を延々と傾聴し、「あんさんは寂しいお人や」「うちには弱さを見せてもええんどすえ」ってなこと言われてその気になって、七卿そっちのけで辰路とベッドイン。朝帰り、山陽新幹線の始発に飛び乗って七卿落ちの後を追った(としか思えん)久坂は、帰着した長州三田尻で、押しかけてきて自分を待ってた毒妻が「ご飯にします? お風呂?」などと言うのに遭遇して、すべての鬱憤が大噴火を起こす。オレを見んな!オレは京都の女と寝てきたんだ!!
 で、ガーン文ちゃん大ショック、以下次回、という次第なのですが、上のざっくりした粗筋でもおわかりになりますでしょう、8.18政変のことはほんとに、「そして長州は京都を追われた」のひと言、時間にして2分くらいで処理ですよ。
 まあ、どこまで歴史を無視してオリジナルで話を盛れるかのギネス記録に挑戦しているような大河ドラマなので、出して当然の歴史イベントを徹底スルーするのも仕方ない。だけど、どんなに歴史イベントを無視しても、久坂玄瑞のキャラはこれじゃ困るよ
 薩摩の男の情婦だった芸者・辰路に攘夷親征計画をスパイされ、薩摩に流されたくだりなんか、ほんともう、はああああ???って感じでした。こんなことでクーデターいっちょあがりじゃ、一昨年あんなに薄氷を踏むような状態でクーデターを敢行した会津の頑張りはなんだったの。
 ってかお座敷で機密情報をベラベラ話して芸者にスパイされ、敵陣営に流されたら、それは芸者が悪いんじゃなくて流された方がバカなんだよ。酒席でそんな話をするのも、芸者や妾を飼いならして制御できないのも、花街外交に不慣れな田舎モンてことで、恥ずかしいことなんですよ。
 それと京都の女とワンナイトの過ちにクヨクヨ後悔する幕末志士、なんてものも、久坂玄瑞じゃなくてもまずありえないですよね。
 そもそも、京都の花街のマブい姉ちゃんとイイことできる、料亭とか行ってタダ酒飲める、これにつられて幕末の浪人や下級の足軽クラスはわれもわれもと勤皇志士になったんですよ。勤皇の志なんてのは口だけで、理解してないのが大多数だったんです。久坂玄瑞とか武市瑞山などの人たちは、こういう有象無象を鵜飼いのように操っては使い捨て、カリスマ的に君臨した人たちだったわけです。そういう久坂玄瑞が、京都の芸者と酔った勢いでいたした翌朝に、「オレは最低や…」とか言って腕に顔埋めて落ち込む? あほか

 あと、高杉晋作が奇兵隊総督をクビにされたのが、史実にはっきり残っている奇兵隊と藩正規軍の抗争の流血沙汰(教法寺事件)の引責じゃなく、いきなり小田村伊之助先生が湧いて出て「高杉!お前は藩の中枢に入ることになったからそっちで腕を揮え」なんてのも唐突でヘンだったし、政変のあとの三条卿以下の公家さんたちが、「なんで長州なんて地の果ての様な所に流されなあかんのん、あんさんのせいやで」とかいっていっぽー的に久坂を責めるのもめちゃくちゃ変だったし、そもそも久坂は七卿落ちに三田尻までつきあってないからわざわざ妻に浮気の告白させるために史実を曲げたのも無意味で変だし、長州の藩要路の人たちが心底あきれるくらいバカっぽいのも変だ。この殿様周りの「上の方の人たち」、いつまでたってもまるで顔と名前と役職が不明でただのモブ要員なのも問題で、藩のエライ人の描き方ひとつだって、八重の桜と段違いだよ。こんなんで、以後の長州処分とか内部抗争のクーデター、長州戦争なんかをどうするつもりなんだろう。
 まあ、8.18政変だって、どうするんだこんなことで、できるのか、と散々心配してたんですけど、なんのことはない、どうする気もなくマイペースでスルーでした。そんで、だんなの浮気とか、留守宅の妻のやきもき、浮気告白されて大ショック、みたいな話を盛って見せただけでした。だからきっと、蛤御門の変だって、攘夷戦争第2ラウンドだって、長州処分だって功山寺決起だって、長州戦争小倉口海戦だって、みんなみんなスルーされ、なんで主役なのかわからないヒロイン盛り上げ隊によるどうでもいい作り話メインで展開されるのでしょう。
 ってか、ほんとに聞きたいんだけど、こんな幕末長州ドラマを、いったい誰が見たいといったんだえ?公式ホームページの質問コーナーに問い合わせたら、誰か答えてくれるかな。

 三人いる脚本家チームは、とりあえずだれが特にどうともいえないくらい、全員がトンチンカンなんですけど、今回担当の大島さんと言う人が個人的に最低だと思うのは、とにかくこの人の書く回のヒロインがとびっきりゲスな女なんですよね。もう、井上真央ちゃんの人相まで悪くみえるくらい。
 もう特にヒロインのしゃべるセリフが、聞いているのがつらくなって、こんなドラマ見ている自分が情けなくなるくらい、徹底的にゲスなんですよ。ほんと、なに食ったてたら大河ドラマの女主人公にこんな最低なセリフをペラペラしゃべらせて悦に入れるのかな。
 という感情だけが後味悪く残り、肝心の台詞の内容は、ゲスすぎて思い出すのもつらいので速攻消去してしまって覚えていません。
 朝ドラですと、ヒロインがバカ女でも作品に一貫した意志があり、彼女が半年かけてゆっくり成長して変わっていく姿が見えたらそれは佳作といってよい(例「ごちそうさん」)のですが、大河ドラマのヒロインがバカで、しかも脚本家が3人もいてそれぞれの描くバカ度が微妙に角度が違っているため、趣の違うバカ描写の無間ループでぜんぜん成長していかない、そんなのを毎週見せられて、しかも面白い史実は総スルー状態、って、すみません、これ朝ドラだろうと夜ドラだろうと、どこへだしてもどうにもならないダメパターンだと思うんですが。
 これでも打ち切りを期待できない以上、無間ループを見続けるしかないんでしょうけど…。なんか、幕末史的に盛り上がるところほど気が重くなりますね。「あれを、どんなしょうもない作り話に置き換えてスルーしてくれるんだろう…」と。まだそのへんの珍百景を楽しみにできるほどの悟りに達せていませんが、そこを楽しみに出来れば、きっと年末まで視聴意欲が続く自信も出て来るんじゃないかと思います。

ああ、早くもダウントンアビー・ロス…

また来週…。


8 コメント

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花男から大奥へ (南の島)
2015-06-11 17:23:35
庵主様、始めまして。いつも楽しく拝見いたしております。

”花男幕末編”はそろそろ終了で、7月からは、”大奥長州編”になるそうで、おそらく蛤御門以降の世の中の出来事は、すべてスルーになるのでは。
朝ドラもたしか10月から幕末スタートの話で、完全にかぶってきますね。

シーズン4まで半年、力尽きないようご自愛ください。
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浮気には・・・ (じゅでぃすみす)
2015-06-11 23:21:12
庵主様 今晩は

浮気には、やはり牛筋カレーでしょう。けど、東海以東は、カレーは牛肉ではなく、豚肉なんですね。昔、その話を聞いて、めっちゃ驚きました。(あと、豚肉コーナーに、「お好み焼き用」というカテゴリーがないというのも、当然と言えば当然なんですが)

海外ドラマ、新しいのが始まりましたね。スペイン物。どんなんやろうって期待してみましたが・・・いやあ、あのタイㇷ゚ライター屋の社長。出てきた瞬間「うわあ、Guapoやん!」って叫んでしまいました。玄瑞さんも、あれぐらい男前で、コロッと周りの人を誑し込めるぐらいの魅力があったら、いいんでしょうけど。日本の大根さんには、ちょっとあの色気は無理でしょうねえ。

時代的には「カーネーション」と若干被るって感じですね。お針子さんやし、糸ちゃんみたいに波乱万丈な時代をたくましく生きてくのかな?

S4まで、とりあえずちょっと楽しめそうかなと、期待しております。


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8月18日 (いっちー)
2015-06-12 10:01:10
庵主さま、こんにちは。

幕末の長州を扱ううえで、8月18日の政変は避けて通ってはいけない出来事だと、ずーーーーっと私は思っていました、今年までは。それがああいうふうになるんですね。ありゃ一体なんだ?あれでこの先の長州の何を描くんだ?(もっとも描く気は、はなからないんだろうけど)だけどここを押さえとかないと、これからの長州をはじめとした様々な動きが説明つかんでしょうに!
しかしなんでそんな心配をせにゃならんのよ!

本当に庵主さまのおっしゃる8・18政変スペシャルでよかったのに、というかそのほうがはるかにいいのに…。それが無理なら時代考証の先生に原稿を書いてもらって、延々と池田秀一氏に読み上げて貰えばよかったのに。画面は七卿落ちを連想する雨でも映しとけばいいのよ。そのほうがよっぽど精神的にいい。

いよいよ有象無象の「大奥・長州編」ですか。どんなに理不尽な展開になっても「だってそこは大奥だから」で終わらすんだろうなぁ…。









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組!の玄瑞 (もうすぐ五十郎)
2015-06-12 22:55:55
庵主様 こんばんは
実をいいますと“新撰組!”を気合入れて観たのは最後の10話くらいだったので、その前に久坂玄瑞がちゃんと出ていたことを知りませんでした…いや汗顔の至りです。
早速DVDでチェックしました…池内博之さん良いですねえ。彫りの深い容貌、炯炯とした眼光、確かに鋭さと危うさを持っていますね。桂小五郎の石黒健さんと並んで座るとそれが際立つ感じがします。組!は他の大河と比べて虚構色が強いと思いますが、それでも根強い人気を誇っているのは、脚本の力もさることながら、こうした実在の重要人物にきちんと適材を配置しているからなのでしょうね。
今年の大河ですが、長州の志士たちが手段を選ばないテロリストの要素を持っていたことは確かだし、それを前面に出したいという確固とした意志が作り手にあるならそれも良いとは思いますが、“こんな情けない奴らに俺らの国の歴史の歯車を回されたんかい!”と思わせる描き方は止めて欲しいなあ。久坂玄瑞にしても、辰路とのくだりで人間臭さを描くのもいいけど、二十歳そこそこで一癖も二癖もある連中を束ねて一つの方向に向かわせて、朝廷や天皇を動かしたのは並々ならぬ才略だと思うのですが、そういう面をまずはきっちり表現して欲しかった。あと、庵主様の言われるように、長州側からみた8.18の政変をじっくり描写して欲しかったですね。2分で片づけられたらたまんないですね(笑)。
もはやEテレの道徳番組みたいに、観たあとでどこが駄目だったのか、どうすれば良かったのかをクラスのみんなで議論して考察することが、今年の大河との正しい付き合い方なのではないでしょうか。しかし“花燃ゆ”のおかげで幕末について色々と考え、少しは勉強させて貰いました。このブログと出会えたのも大きな収穫です。その意味では有難いです。
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突然篤姫。 (庵主)
2015-06-14 21:40:48
>南の島さん

いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

大奥…。大奥とは将軍家の奥向きのことで、大名家では単に「奥」というのでは、とも思いますが、突然篤姫への路線変更…。
まあ、世の中の動きをスルーしてキラキラした話ばっかり盛れるから、便利っちゃ便利なツールかもしれませんよね。

年末までほそぼそと頑張ります…。
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カレー日本地図 (庵主)
2015-06-14 21:49:00
>じゅでぃすみすさん

>東海以東は、カレーは牛肉ではなく、豚肉なんですね。昔、その話を聞いて、めっちゃ驚きました。

え…
するとスーパーで「カレー用」という豚肉も売られていないものなんですか?
ここらではビーフカレーはお店のカレー、家では豚肉、という感覚ですが、全国的に見ると
http://www.garbagenews.net/archives/1841523.html
こんなんですね…

情熱のシーラは、1話を録画してまだ見てません…
濃いのは好物なので、録画しといてみようかな、と思いつつ、たまっちゃうんですよね。
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説明になってませんね…。 (庵主)
2015-06-14 21:53:49
いっちーさん

>ここを押さえとかないと、これからの長州をはじめとした様々な動きが説明つかんでしょうに!

もうすでに説明つかなくなってますよね、ははは…(力なく笑う)
そもそも破約攘夷と公武合体の区別がついてないし、なんで攘夷活動に尊王が絡んでくるのかが説明されてないので、ほんと意味不明なところに無理やり女との痴情沙汰をかぶせて逃げた、という感じです。
もう、世の動きと隔絶された大奥で後半をやり過ごしても、それはそれでいいと思う位ですが、毛利家の奥の話なんか面白いとはとても思えないのがツライ所です。
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懐かしい組!の久坂玄瑞 (庵主)
2015-06-14 22:05:18
>もうすぐ五十郎さん

「新選組!」の久坂玄瑞のところ、御覧になったのですね。懐かしい。わたしもまた、ちょっと見たくなってきました。
久坂玄瑞が自害するシーンのちょっと前に、中村獅童さんの捨助との対話のとこに、寺島忠三郎と出てくるんですけど、この寺島忠三郎が加藤剛さんの息子さんの加藤大二郎(当時)さんで、なんか、グッと来たのを覚えてます。清潔感あふれるすごくいい存在感でした。
こういう脇の地味なキャラでも、使い方では光るものです。

>二十歳そこそこで一癖も二癖もある連中を束ねて一つの方向に向かわせて、朝廷や天皇を動かしたのは並々ならぬ才略だと思うのですが、そういう面をまずはきっちり表現して欲しかった

そこですよね。
役者さんの力量不足とかは関係なく、脚本がなってないことに尽きると思います。
そもそもなんでこんな久坂玄瑞を描こうとしたのかわかんないのですけど、この人をまともに描けないと、この時期の政局の異様さというのも伝わらないんだなあ、とよく解りました。
たしかに、そういう意味では勉強になるな…。
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