ピアノレスナーKaoriのわくわく!ブログ

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何が起こるかわからないピアノレスナーの日記

サルかあ…

2012-04-07 07:34:58 | 
今年の目標の一つ

年間読書100冊

なかなか進まないけれどね…

最近読んだのはこれ

『言葉が足りないとサルになる』岡田憲治著

とまあ、タイトルだけ見るとちょっとウケ狙い的だけど
なかなか面白く、言語力の大切さがうまく著されています

最近の若者の風潮や
メール文化の発達による、言葉足らず

さらに海外に出ていくスポーツ選手で
成功する人としない人の差…言語力の差

確かに子どもたちも
会話力がなさすぎ

著者は大学の先生なので
悲しい大学生言語力もいっぱい出てきます

たとえば…
『こないだの授業の時、先生がルソーの一般意思が一つになって
それに自分の利益っていうかそれを渡しちゃうのが
昔からわかんないって言ってたんですけど、
そのあたり微妙かなって思ったんで、おススメの本とかあったら教えて下さい。
よろしくお願いします。』

これでも授業をまじめに聞き、質問してくる熱心な学生なわけで…
と、著者は嘆きます

今の文を著者なりにまともな文章に書き換えたものも載っていてこれまた面白い

これだけでアタマの違いが分かってしまう

下の娘にこの一節を読んだら
「これは悲しすぎる…さすがにそれはない…」

同じ若者として恥ずかしいとのたもうた

本当にしっかり意識してアタマを使わないと
タイヘンだわ