湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
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♡ 食堂「龍虎」さんの昔懐かしい味のラーメン

2015年09月26日 20時53分50秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
        ※初めてご紹介する店のはずですが、
         もしかしたら、以前拙ブログでとりあげたラーメン店かもしれません。
         (記憶力が衰えてきていますので)


自転車での通勤帰りに一度だけ寄ったことがあり、
是非また食べたいと思っていた食堂(ラーメン店)「龍虎」さんに行きました。

店の外観

  ※ご覧のように間口は狭く、ウナギの寝床のように客席があります。
  ※明治牛乳の宅配ボックス(?)が家族的な店の雰囲気を表しています。

  「龍虎」さんの場所
  
    ※知らなかったのですが、
     ここが本店で繁華街のほうに「龍虎西銀座店」があるそうです。

「龍虎」さんのラーメンは昔懐かしい味の豚骨ラーメンです。

  ※私が頼んだのは、いつものとおり一番安い「ラーメン」550円(税込)です。
   チャーシュー、細ネギ、キクラゲが入っています。

  熊本ラーメンといっても、先日食べた「味千ラーメン」さんや
  一時期はまっていた「大黒ラーメン」さんなどの味とは違います。
  スープのダシに何が入っているのか知りませんが、
  色んな味が混じり合った昨今の "美味しい" ラーメンにない
  シンプルかつ深みがある(?)"旨い" 豚骨スープだと思います。
  麺も、私好みのやや太め・やや硬めで、噛むとブツッと切れるものです。
  これが私が探し求めていた昔の豚骨ラーメンの味です。
    半世紀以上前の小学5年生のときに初めて食べたラーメン、
    あの旨かった「玉名ラーメン」を思い出しました。
    (同じような感動を覚えたということであり、味は違っていたと思いますが)
  
 他の方の評価はわかりませんが、
 「龍虎」さんのラーメンは私にとって忘れられない掛け替えのないラーメンになりました。
 普段通ったりしないところに店がありますが、
 2週間おきには利用している「熊本市立プラザ図書館」からそう離れていないので、
 この味を思い出しては時々食べに行くことになるでしょう。

完食(若い時分であれば一滴も残さなかったはずです)


これしか置いてなかった「しんぶん赤旗」を読みながら食べました。

(志位委員長からの提案に対して、原理主義者といわれる岡田代表のこの顔では ・・・
  記事では「よいスタート切れた」となっていますが、ドラマチックな展開は期待できそうもないようです)

   この店では「しんぶん赤旗」をとってあるようですが(珍しい)、
   厨房の壁には「読売新聞」のカレンダーが貼ってありましたので、
   店主は柔軟な考え方の人なんでしょう。

壁に貼ってあるメニューです。

  ※紙を留めている金ピカの押しピン(昔はこういってた(?))が懐かしい。

勘定を払う所


厨房とカウンター席は透明プラスチック板で仕切られていますが、
お金を払う所の狭い幅だけ、細長い透明プラスチック板がユラユラと下がっています。
お金の受け渡しのときは少し窮屈です。

  「萬札での支払はご遠慮ください!」と書かれた紙が貼ってありますが、
    最後に "店主&妻" とあります。
  家庭的な雰囲気と夫婦仲の良さ(?)が表れています。

   「龍虎」さんの御主人は30歳の頃に脱サラして店を始められ、
   創業40年以上とのことです。
   70歳を越えられていることになりますが、
   血色がよく若々しいので当分はありつくことができそうです。


JR熊本駅の近くに、
どの時間帯でも観光客などの行列ができている熊本ラーメン店「黒亭」さんがありますが、
待ち時間が長くなりそうでしたら、是非「龍虎」さんまで(駅から約1km)足を伸ばしてください。
また違った味の、昔懐かしい "旨い" 豚骨ラーメンを味わうことができますよ。