湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 台風が残していった瓦礫360Kgの廃棄作業

2015年09月25日 23時02分59秒 | 日常・その他
熊本県下に大きな被害をもたらした台風15号の襲来(8月25日)から
丁度1ヵ月が経ちました。

    家の2階屋根瓦の葺き替えは終わっていますが、
    樋や庇などは未だ修理順番待ちの状態です。

今日は宿明け勤務だったので家に帰ってから寝たいところでしたが、
台風が残していった瓦礫の廃棄作業で、ご苦労さんの一日でした。

  熊本市営のゴミ処理施設が今日(9月25日)まで、
  台風被害により生じた廃棄物を無料で受け入れていたのです。

    期限ギリギリになるまで取り掛からないのは
    小学校の宿題のときから変わらない私の悪いクセです。


小型トラックを6時間レンタルして私一人で運びました。

  埋立てゴミ(金属製の物やガラスなどの不燃物)と可燃物ゴミでは
  捨てる場所が離れています。


ここが埋立てゴミの処理場「扇田環境センター」です。

   ※ここのゴミの中に腹を満たす物はないハズですが、
     残飯などを期待しているのか、カラスが集まっていました。

   扇田環境センターでは、即日覆土(ゴミが搬入された当日のうちに土でごみの表面を覆う)して
   ゴミの匂いやゴミの散乱による環境悪化が起こらないようにされているとともに、
   埋立地周辺の地下水や河川の汚染が起こらないように、二重遮水構造や排水処理施設を設置して、
   環境汚染が発生しないように維持管理されているそうです。
   なお、埋立総容積は1,499,700立方メートルあるそうです。
   (ちなみに、東京ドームは124万立方メートル)

この処理場は熊本市郊外のなだらかな山麓を削って造られています。

   ※借りた車はタウンエーストラックです(内外観が似ているのでライトエースかも)。

私がここで処分した瓦礫の重量は90㎏でした。

レンタカーの返却時刻まで3時間もありませんでしたので、
休む間もなく家へ戻り、燃えるごみ(木材など)を積み込みました。

   燃えるゴミの殆どは空き家のものです。
   ボロい軒の部分が台風で壊れたので取り崩してしまったのです。
   散乱したままになっていたので、積み込むのに苦労しました。

   荷台の側アオリの高さより荷物が高くなりましたのでロープ掛けしました。
 
    ロープ掛けの仕方については、今日ネット(Youtube)で見て習得しました。     
    (まさに泥縄です)

積み込んだ瓦礫

   ※処分場「西部環境工場」の中で撮ったものです。
   ※習得した「南京結び」などの部分は写っていません。

ゴミの捨て口です。

   ※私が捨てた物で一杯です。

ここで捨てた瓦礫の重さは270㎏でした。


ゴミ処理場に持ち込んで捨てるときの通常料金は10㎏あたり150円です。
台風被害で出たゴミは今日まで無料で捨てることができたので、
最終日に頑張った甲斐があり、本来であれば払うべき5,400円(*)が不要でした。

     * : 5,400円=(90㎏+270㎏)×15円/㎏

偶然の一致ですが、
レンタカー料金も5,400円(税込)だったので、
5,400円払って5,400円得したことになります。

 これを "チャラ" と呼べるのか?( "得した" と言えるのか?)

 そもそも台風15号「白鳥」が飛来しなければ被害もなかった訳ですし、
 やはり骨折り損で草臥れ損だったんでしょう。
  
   そう思ったら、明日腰が痛くなるような気がしてきました。