湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ ドイチェランドのビーアを飲んだつもりでサッポロ生を飲む

2015年09月03日 21時20分34秒 | 日常・その他
今日は3男がお世話になっている学校の地元後援会総会があり、
その帰りに「熊本オクトーバーフェスト2015」に立ち寄りました。


  本場ドイツより1ヵ月早いので "ゼプテンバーフェスト" です。

会場入り口でチラシを配っていた美女

  ※胸元が広いシェーンフラウ(美女)を前にしてデジカメが動揺し、
    ピンボケしています。

  フェストに使用されている場所は、以前「熊本産業文化会館」があったところです。
  この一帯(桜町)の再開発に伴い今年の1月にビルが解体され、
  跡地がイベント開催用の「花畑広場」になっています。

フェスト会場の様子です。



  ※開場(16:00)したばかりなのでお客さんも疎らです。
    もしかしたら、ここにいるサラリーマンはサボっている方かもしれません。
  ※左後方に見えている白い壁のビルは、熊本桜町再開発により今年2月28日に閉店した
   「県民百貨店」です。
      拙ブログに「県民百貨店」最後の日の姿 <2015.2.28> を載せています。

メニューの看板


看板のメニューを見ると1杯(500ml)が1,500円前後となっていました。
そして、よく見るとグラースのファンド(保証金)が "+" 1,000円と書かれていました。
合わせると1杯2,500円前後です。  

   私は見誤っていたのです。  
     先日この会場前を通りかかったときにビーアの値段をチェックしていました。
     1杯(500ml)1,500円前後となっているが、
     その値段にはグラースのファンド(保証金)1,000円が含まれているので、
     実質500円前後の手ごろな値段だと思っていたのです。


 せっかく入ったことだし、
 お客さんが少なく手持無沙汰なスタッフが私の注文を待っているようだし、
 先ほど撮らせてもらった美女も私の行動を見ているようだし ・・・

飲み食いしないで写真を撮っただけで会場を後にするのは少し勇気がいることでした。
しかし、私はこの歳になってその勇気(「厚かましさ」とも言う)が少し備わってきました。

近くにいた女性スタッフに『ちょっと高いので、飲まないで帰ります』と断りました。
スタッフは『高いですよねー』と、口にしてはいけない相槌を打ってくれました。

  出口を通るとき、
  私の一挙手一投足を見ていたであろうあの美女に、
  慰めるような笑顔で見送ってもらいました。
  (「懐具合と相談された貴方の苦渋の決断をお察しいたします」とでもいうかのように)


   何も飲み食いせずにフェスト会場を出た私は
   ジョッキ1杯300円のサッポロ生がある店へ行き、
   1杯1,500円のドイチェランドのビーアを飲んだつもりになって、帰りました。