湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ 「敬老の日」のお祝い

2015年09月21日 23時50分56秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
9月21日は「敬老の日」です。
我が家には私の母である90歳の老人(高齢者)が同居していますので
ささやかなお祝いをしました。

  昨年末の腰椎骨折以来足腰が弱ってきている母ですが、
  頭の中は冴えわたっており、家庭菜園の草取りなどもしますので
  健康長寿といえます。


カヅちゃんが作ったケーキと赤飯です。



   ※左が、いつも『少しでいい』という母用のもの。




 「国民の祝日に関する法律」では、「敬老の日」は次の定義になっています。
 
   ・9月の第三月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。

  この法律の中で "老人" の定義は書かれてません。
  他の法律(「老人福祉法」ほか)でも "老人" の定義はされていないようで、
  "高齢者" の線引きも一様ではないようです。

    一般的には "高齢者" は65歳以上の人を指しているようで、
    これは、1956年に国際連合において高齢化率の定義を
    「全人口に占める65歳以上の人口の割合」としたことからきてるようです。

  『私に孫がいれば「敬老の日」を祝ってくれるかも』なんて思っていましたが、
  現在62歳の私はまだ先のことになるようです。
  孫ができる見通しが全くありませんので、
  高齢者の仲間入りしても、
  孫に囲まれた中で祝福されるという日はずっと先になりそうです。
  
    ※社会に尽くしてきたという自覚はありませんし、
       "老人" として祝ってもらうのも柄に合わないと思っていますが ・・・


ケーキを食べながら、
カヅちゃんと孫たち(私の子)から実用的なプレゼントを貰って、
母は嬉しそうでした。

   ・マドレーヌが入った箱とクッキーが入った箱
   ・一斗缶入りのオカキ類(下の画像)
   ・デカパン

      ※今回も私は忘れました。

     


最後に90歳の母のジョーク(本人は真面目(?))を一つご紹介します。

 来月建て替えることになった家の墓の
 最終段階の検討をしていたときのことです。
  デザインが煮詰まったので業者さんから見積書をもらいましたが、
  予算オーバーしていました。
  しかたなく、足腰が弱い母のためにと考えて設置する予定でいた
  「収納兼用の椅子(石製)」(費用約10万円)を外してよいかどうか
  母へ尋ねました。
  そのとき返ってきたのが次の言葉です。

 『もうすぐ中に入る。それに座ることはあまりないだろうから椅子はいらない

           座布団三枚あげていいくらいウケました。

    ※後日談
      
     当初予定していた椅子を外すことを業者さんへ伝えたところ、
     業者さんからは
     『せっかくですから設置しましょう。値引きします』という嬉しい返事でした。
     結局、椅子分以上に値引きしてもらうことになり、
     希望のデザインの墓を予算内(上限値になりましたが)で建て替えることになりました。