俳優小長谷勝彦さんの魅力

私が２月２３日に
東静岡で公演中の
劇団ＳＰＡＣ「真夏の夜の夢」を観に出かけたのは、
知人の、
俳優小長谷勝彦さんが
これに
出演しているからであった。
この俳優さんは
代々木八幡の「采彩グリルいしはら」のシェフの
友人であり、
私がシェフの店の常連であるところから、
彼と知り合ったわけであり、
彼の出演する劇があるときには、
なるべく観にいくことにしている。
彼は性格俳優というのか、
彼の脇役としての出演が
ユーモラスで、
息抜き的なほっとした空間を作りだすところから、
かえって
劇全体を
ピリッと
ひきしめる働きをするのだ。
普段の彼の性格のどこに
こんな面白いとぼけた味があるのかわからないが、
やはり
これは
彼自身の人格から、
生まれ出るのだと思う。
これはやはり一つの個性ともいうべきで、
こういう演技をする人は
そんなに
いないのではないか。
こうした個性は
彼の演技の一つの魅力なのであり、
私は応援者だから、
次回も
見せていただこうと
思っている。