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十字架の預言(3)〈解説含む〉

2016-07-17 18:28:32 | 日記
<マタイによる福音書第20章>
(20・17―19)十字架の預言(3)
(17)さて、イエスはエルサレムへ上るとき、十二弟子をひそかに呼びよせ、その途中で彼らに言われた、
(18)「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子は、祭司長、律法学者たちの手に渡されるであろう。彼らは彼に死刑を宣告し、
(19)そして彼をあざけり、むち打ち、十字架につけさせるために、異邦人に引きわたすであろう。そして彼は三日目によみがえるであろう」。

(参考 新約聖書略解 日本基督教団出版局)
・十字架の死について預言されたのは、これで三回目である。十字架の死の預言の回数は、エルサレムが近づくことと正比例してふえた。都に近づくにつれてイエスの全身にみなぎる決意に弟子たちは圧倒されそうになった。《彼らは彼に死刑を宣告し》ご自分のことを「彼」と三人称で呼ばれたのは、十字架の苦難を客観視されたからでなく、彼の苦しみを思いやることのできない弟子たちの冷淡な心が、この言葉に反映している。
・19 《異邦人に引きわたす》ユダヤ人は裁判権はあったが、人を死刑にする権限はローマ政府から与えられていなかったから、イエスを死刑にするためには、口実を作ってローマ総督ピラトに引き渡さなければならない。

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