今日、8月15日は太平洋戦争において日本軍が敗戦した日です。私の父が戦病死したのちの厳しかった生活を振り返ると、日本人の死者が310万人と言われていることからその人たちの家庭も私の家族の生活とほとんど変わらないものだったと思います。一人の命の重みは偉大で、逆に失うことは大変なものと痛感します。いま、北朝鮮とアメリカは、厳しい緊張関係にあります、北朝鮮はグアム周辺に新型中距離弾道ミサイル打ち込むといっています。これに対して。アメリカのトランプ大統領は「世界が見たこともないような炎と怒りに直面することになる」と武力行使を示唆して警告しています。これがエスカレートしていくならば、戦争は避けられません。抑止力の論理で進むならば大戦争になりかねません。世界は過去の戦争を教訓にして、国連を中心にした平和を守る信念で、対話を基本に平和外交を進めるべきものと考えます。日本も平和憲法を基軸に平和外交に専念してほしいものです。今回の核兵器禁止条約に依拠することも重要ですが、唯一の被爆国日本の安倍首相は、交渉会議にさえ参加せず批判を浴びていますが、安倍政権も平和を守り抜く決意を示してほしいものです。戦後72年、歴史の歯車を逆回転させることなく平和を守り抜いていきたいものです。
「終戦から72年」の社説を掲げる秋田さきがけ
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