1945年(昭和20年)8月6日、アメリカ軍が広島に人類史上初めて原子爆弾を投下しました。その日から、広島は地獄と化しました。爆発による強烈な熱線、爆風、人体を貫く放射線によりその年だけでも死者は14万人を超えました。そのなかで、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)をはじめとして核兵器廃絶の運動が強まるなかで、国連において、核兵器を非合法化する初の国際条約「核兵器禁止条約」が7月に採択されました。しかし、安倍晋三内閣は、唯一の被爆国として核兵器廃絶を訴えてきたにもかかわらず、国連では会議をボイコットして条約に賛成の署名をしませんでした。一国民として恥ずかしく感じています。今日の北朝鮮問題もこの条約は効果あるものと考えるのですが、「核抑止力には核抑止力を」との考えは双方がエスカレートしかねない危険をはらんでいて避けなければなりません。「広島、長崎を繰り返すな」を合言葉に頑張って行きたいものです。
昨年5月27日、オバマ前アメリカ大統領は非核の演説を行いました。
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