Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

DOPING PANDA@新木場STUDIO COAST

2007-06-10 23:50:16 | LIVE
先日、バインのツアーファイナルを観るために2年ぶりくらいに足を運んだCOASTに、たった1週間後再びライブを観に行くことになるとは。きっと今日は、同じハコでも1週間前と全然違う楽しさが待ってるんだろうなーと呑気に入場したのですが。よく考えたら私、ドーパンのワンマンでスタンディングって初体験だ。フェスではさんざん観てるけど、唯一のワンマン体験は去年の野音なので。つーことは、もしや今日のライブのお客さんは、今までよりも断然すごいことになるのでは。そんな不安が脳裏をよぎり、微妙にどきどきしながら下手側のフロア最後方に待機。

超満員のフロアの客電が落ちると、ステージの背景に派手にドーパンの新ロゴ(なのか?)が映し出されてからメンバー登場。そしてのっけからいきなりHi-Fi→Hybrid Breederとくれば、アガらないわけがありません。フロアは当然ものすごいダンスパーティー状態、序盤からダイバーまで飛び出す始末。さすが、これがワンマンの威力かー、ならば私も踊りまくるまでだ!

その後は、キラーチューンに次ぐキラーチューンが炸裂したのは言うまでもありませんが。フェスで聴けるような定番曲だけじゃなく、「おおっ!」という旧曲もぞんぶんに盛り込まれていたのでとても楽しかったです。Lovers Socaとか、ここで聴けると思っていなかったですわ。去年の野音の時には、ほとんど旧譜を予習していかなかったので半分くらい知らない曲があったのですが、あれから結構聴きこんだ甲斐あってか今回は全曲わかりました。といってもまだ曲名はすぐ思い出せないけども。まだまだ甘いメイニアです自分。

中盤でミディアム系の曲を数曲やって、あとタロティとハヤトくんのえらいカッコいいソロをはさんで。ここからぼちぼちラストスパート!というタイミングで、大好きなThe fast soul got allのイントロが聴こえてきた瞬間、たぶん脳内ネジが2、3本くらい飛んだんじゃないかと思います。私がここまでドーパンに食いつくきっかけになった1曲。シングルのカップリングとしてリリースされたとき、表題曲のCan't stop meを差し置いてリピートで聴きまくった曲。あ、そういやCan't stop meやってないですね今回。仮にも最新シングルなのに。

ロックスターのMCは最初から最後まで冴えておりました。私はスターの、他のバンドをネタにしたギリギリなMCが好きなのですが、今回もアシッドマンやバンアパをネタにするなど絶好調で、さんざん爆笑させてもらいました。その一方で「次は武道館」を示唆する発言とか、「Mステは自分らの意思で出る!」宣言とか、今年RIJFの出演順のヒントとか、とにかくメイニアのテンションが上がらずにはいられないような話題も連発。

ちなみにタロティいじりの際には、童謡「サッちゃん」の替え歌で「タロティはね~」としつこく歌ったスター。やっぱりこの人はいろんな意味で偉大な気がします。でも黙って聴いてるタロティもすごくえらい。

ぶっちゃけ、新譜はCDで聴いただけだといまいちピンときてなかったんですが、ライブで聴くとやはりどの曲も印象ががらりと変わりますね。特にI'll be thereは、CDで聴くよりライブのほうが10倍カッコ良かったです。あのカッコ良さがMステでもTVの画面越しに伝わればいいと思うのだけど。

そして終盤にはMIRACLE→The Fire!MIRACLEでサビに入った瞬間、無意識にえらい勢いでジャンプしたのには我ながら驚きました。それまで視界はあんまり良くなかったのに、MIRACLEの時だけえらい3人ともよく見えた記憶があるのは、それだけ必要以上に高く飛び跳ねまくっていたということか。そして、客を煽るスターの姿を見てより一層はじけてしまうという。今回はカットソー&ハンドタオルといういでたちでライブに臨んだんですが、Tシャツ&首タオルで来れば良かったと後悔したのはこのあたり。

最後にIt's my lifeをフロア全員に歌わせて、ピースフルに本編終了。でもって、アンコールでは8月にシングルとしてリリースされる予定のCRAZYをいち早く聴かせてくれました。どんな曲だったかあんまり覚えてないのだけど、CRAZYというほどクレイジーでもなかったような、そうでもないような(←どっちだ)。あとアンコール2曲目のTeenage Dandyismはやたら早くなかったですか。意図的にアレンジをそうしたんでしょうが、正直ノリにくくて困りました。

そんで普通にダブルアンコール。ここまで「なんかまだ聴いてない定番曲あるよなー、なんだっけなー」と思ってたんですが、そうかBlind Falconだったか!というわけで、Introckからの流れでBlind Falconに突入すると、フロアは最後の力を振り絞るかのように、サークルモッシュも発生するほどのめちゃくちゃな盛り上がりっぷり。果たしてこれがドーパンのワンマンとして普通なのかどうかはわからないのだけど、あのエネルギーはすごかった。なんつーか、スカパラライブの暴れっぷりもすごいけど、スカパラよりドーパンのほうがフロアのバカ爆発力が上(←褒めてます)というか。 

というわけで、ドーパンはCOASTにはとてもよくお似合いで、踊って笑って普通に楽しすぎるライブでした。次はRIJFで観ることになると思いますが、その時はたとえトリだろうとなんだろうと、ハム焼きでスタミナつけてアルコールはそこそこにして、汗だくのTシャツとタオルはちゃんと着替えて、100%臨戦態勢で楽しまなくちゃだ。待ってておくれロックスター。


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