Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

ゆるく締めます。

2007-12-31 22:33:00 | 日々
実家での年越しは壮絶にヒマです。パケ代を気にしつつ、ケータイでCDJの模様をリサーチするばかり。ああ、1週間限定パケホーダイプランとかあればいいのにー。

紅白はなんとなーく観てます。現時点でのベストアクトは寺尾聡ですよ、バンドも含めてすっごいカッコよかった。

CDJ組のみなさんも初詣組のみなさんも、寒さに気をつけつつどうぞ良いお年をー!

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COUNTDOWN JAPAN WEST@インテックス大阪(1日目)

2007-12-29 23:49:53 | LIVE
昨年初開催となったCDJ WEST、その初日に参戦してみたら予想以上に楽しかった思い出の場所・大阪。それがきっかけになったかどうかがわかりませんが、以降バインのライブ目当てに2度も足を運んだ挙句、再びCDJ初日参戦をもって、この街で年内ライブ納めをするにいたった、そんな不思議な2007年でありました。この1年でスルっとKANSAIレインボーカードを何枚購入したことやら。

前夜に高速バスで東京を発ち、朝7時になんば着。そしてネットカフェでちょっと休憩後、コインロッカーに荷物を預けいざインテックスへゴー。

開場時間の11時にあわせ現地に到着後は、すみやかにクロークで上着を預け、飲食ブースで軽く腹ごしらえをすませてからCLUB MIXエリアに向かいました。去年は飲食スペースの一部に間借りしていたような格好だったDJブース、それが今回スペースを拡大しパワーアップしたと聞き、ロキノンDJブースを愛する者としては何はともかくチェックしておきたかったのです。

小規模のホールを1つまるごと専有していたCLUB MIXは、フロア中央にいくつかの屋台が並び、奥にはDJブース、その他のスペースにはたくさんの長椅子が設置されていました。DJブースの真後ろの屋台がいい感じのカクテルバーだったので、呑みながら踊るにも座って休憩しながら音を楽しむにも最適の環境。例えるなら、夏のひたちなかでみなと屋のそばにDJブースがあるあのシチュエーション、あれに匹敵するすばらしさと言えるのではないでしょうか。

私はトップバッター西村さんのラスト15分くらいから参加したのですが、2番手の片平さんのアゲ方がお見事でした。最初こそお客も少なめだったのだけど、ビークルや10-FEET、ホルモンあたりをたたみ掛けるとフロアの温度も人口密度も急上昇。去年の大阪DJブースはやけにおとなしかった覚えがありますが、それが嘘のような、しょっぱなからのバカ盛り上がりっぷり。基本的にパンクは苦手な私ですが、あれは後ろから観てて気持ちよかったです。

でもって、次にDJブースに現れたのが、エレキコミックやつい氏。ひたちなかではタイミングが合わず未だにこの方のDJを観たことがなかったので、ひそかに楽しみにしておりました。

なぜか諸葛亮孔明(字合ってるのか)のコスプレで現れたやつい氏。曲はしょっぱなからUltra Soul(by B'z)ですよ。サビの「ウルトラソーウル!」で客にジャンプを促し、タイミングが合わないと説教するやつい氏。基本的にDJブースでは壊れてなんぼと思ってる私にとって、このバカバカしさはかなりストライクでありました。

で、ついさっき呑んだジーマの酔いがちょうどいい具合に回っていたこともあり、続く太陽のKomachi Angel(by B'z)→君にジュースを買ってあげる(by グループ魂)→学園天国(by フィンガー5)と、絶妙のキラーチューンにノせられて思う存分バカ騒ぎさせてもらいました。ああ、やっぱりロキノンDJブースのこの醍醐味だけは、他のどのフェスでも味わえません。

が、ここで相方Tさんより会場に到着したとの連絡を受けたため、曲がCharaに変わったところでDJブースから移動。やつい氏、この続きはぜひひたちなかでよろしくお願いします。

Tさんと合流し乾杯を終えた後は、ようやくライブを観るべくステージへ向かいました。最初のお目当てはZAZEN BOYS@プラネット。なんだかんだ機会はありつつ、まだ1度も向井氏のライブをまともに観たことがなかったので、今回ちょっと観てみようと思っていたのです、が。

やはり、あの独特の世界観を持ったサウンドをぶっつけで楽しむのは、私には少し無理があったようです。割と後ろのほうで観たせいで音が悪かったこともあり、前のほうがしょっぱなから盛り上がっていたにも関わらず、ほとんど音に入り込めずじまいでした。もう少し予習してから行けば、ぐっと面白いことになるのかもしれません。うーむ残念。

結局ザゼン4曲目くらいでプラネットを抜け、せっちゃんのライブが始まっているオーロラへ移動。そしたらば、久しぶりに生で聴くせっちゃんの音はやたらカッコよくて色気があって、正直こっちを選んでおけば良かったと本気で後悔しましたよ。

せっちゃん終演後は、次のバインに備えてステージ前方へ進出。柵の内側・やや上手寄りを確保すると、明らかにフロア後方が閑散としている気配を感じ苦笑したり、西川さんのマイクチェックがやけに入念なのを見ながら変な想像を膨らませたりしつつ、3ヶ月ぶりの兄さんたちのライブを待つことしばし。

そしていよいよ、新しい出囃子SEをバックにメンバーが登場。5人が定位置につくと、各自がサウンドチェックともイントロともつかない、ドロっとした感じの低くて怪しい音を発する。うわ、何だろこれ。アダバナに似てるけどまさかそれは無いよなあ・・・。

が、次の瞬間田中が鳴らしだしたメロは、いつものあのイントロ。FLY!なんだよもう、またそんな憎らしい技を使ってお客をドキドキさせて、きーー!(←喜んでます)

個人的には、今回は民生ツーマン@福岡と同じようなセットリストで来るんじゃないかなあ、そうじゃないほうがいいのになあと思っていたので、このFLY始まりでいきなり予想が覆されて、ひそかにガッツポーズ。さらに、続いてReverbときた日には、明らかにCDJ用にメニューを組んでいるらしいぞと内心小躍りしていました。田中氏のボーカルがやや不安定だったり、音のバランスが壮絶に悪く西川さんのギターを全く堪能できないなど、音の面では不安材料満載の立ち上がりでしたが、こうなったらノリで楽しむモードに徹するべしだ。

超えるは、まだ私の中ではいまいちしっくり来ません。もっと音の良いハコで、バンドのエンジンが温まったタイミングで聴ければ印象が変わるのかもしれません。

「このライブで大阪に里帰り」的な田中氏のMCを挟んでは、COME ON。これもFLY同様、セッション風のように曲に入っていく感じが良かったです。COME ONはライブで聴くたびに、何か自分の中で印象が一皮向けていく気がします、なんでだろう。あと、アウトロで亀ちゃんがリズムを乱すところで西川さんが金やんの足を凝視している光景は、何度見てもうっかり笑ってしまいます。

で、驚いたのがそのあと、アンチ・ハレルヤ!まさかこんな場面で、久々にこの曲を聴けるとは!「ナニワ旅行の計画は~」と歌う田中のボーカルも、この辺ではすっかり本来の持ち味を取り戻していたような気がします。何だか年末っぽいノリでいいぞいいぞお。

が、次の瞬間西川さんのギターの音が鳴り響くと、ライトなノリは一転。これは・・・100cc!えええ100ccをこのステージで聴けるの!?マジでーー!?

「バインのライブはどの曲をやってもおかしくない」とわかっているのに、おそらくライブでやるのは2年ぶりとなるこのキラーチューンの登場に、テンションは超急上昇。そしてそれはみんなも同じだったらしく、フロアのあちこちでは歓声が。いやあもう、この100ccが今回のCDJ一番の思い出と言っても過言ではありません。アレンジも微妙に渋くなってて、快感の一言に尽きる内容でした。やっぱりカッコいいカップリングナンバーは、バインライブにおける何よりのスパイスだなあと思いますよ。このファンの思いが、あの歓声を通じてメンバーに伝わっていればうれしいのだけど。

その後は、その未来で駆け抜けて、指先で締め。指先がラストというのは初めて聴くパターンでしたが、さりげなく効いてくる感じが見事にハマってて良かったです。個人的には、Everyman~とかで締めるよりこういう感じのほうが好きかもしれません。

バイン終了後はお腹がすいたので、再びCLUB MIXへ移動。DJブースは片平さんの出番だったのですが、この時かけておられたのがダウンビー(by スカパラ)→OUR MERODY(by BECR×YSIG)→ラブリー(by オザケン)。まるで自分のためのようなキラーチューンっぷりに感動しましたね。屋台に並んでるときも、ご飯を食べてる間も、ずーっとゴキゲンにノってしまいました。今回CLUB MIXを実現させてくれた山崎編集長に心から感謝。

腹ごしらえを終えると、再びオーロラに移動。ちょうどヨーキン様のラストナンバーが始まるところだったので、いちばん後ろで聴きました。フェスなのにturnで締めるだなんて、粋すぎですヨーキン様。

ヨーキン様が終わったところで、Nさんとお会いし久々のご挨拶をさせていただきました。ちなみに関西にお住まいのNさんとは、この1年の間東京で4回、大阪で2回お会いしています。えーお互い遠征お疲れさまです(笑)。

オーロラでは次は民生の出番だったのですが、オーロラが15分押していたことと、ユアソン@プラネットをサウンドチェックから楽しみたかったので、やむなく4曲だけで民生は断念。しかし民生って何だかんだ言って野外フェス以外ではスタンディングで観たことなかったので、改めてそのカッコよさを再認識させられた気がします。ああ、やっぱり福岡行きたかったなあ。

民生に後ろ髪を引かれつつプラネットに移動すると、既にユアソンのサウンドチェックが始まっていました。個人的には彼らを観るのはライジング以来だったので、お久しぶりです6人衆ーと思いつつ前のほうに歩み寄りステージを見上げる、と。

おお、Jさん短パンが短すぎませんか?えええ、次長ってばその白シャツと黒縁メガネはいったいどういうイメチェンですか!ズィ~レイもキャップをかぶっていないし。ちょっとごぶさたしている間に、このバンドに何か起きたんだろうか。そんなことを気にしているうちに、サウンドチェックも終了しあっという間に本番。

ライブは、なんとしょっぱなからSuper Soul Meetin'でアクセル全開→ナイスアレンジな、6人は南を目指す。さらにたたみかけるように、Jさんの「廃盤になったレコードの再発を望む、その気持ちに1ミリでも同意してくれるなら一緒に歌ってくれ!」という叫びと共に、「I Wanna 再発」(でいいのか?)という新曲まで披露。明らかに、のっけから気合の入り方が違います。そうか、幕張カウントダウンの大役も目前ですものね。さすがの6人衆も緊張感が違うということか。

がしかし。MCでまさにその幕張カウントダウンについて触れたJさんは、なぜか「じゃあここでハットリくんに、カウントダウンのリハーサルをしてもらいたいと思います。」と、ムチャ振りの匂いのするお願いを(笑)。そしてゆっくりとマイクスタンドに歩み寄ったショーティーさんの、カウント10からのステキすぎるカウントダウンといったらもう、フロア中大爆笑でございました。

その後の曲順はあまりよく覚えてないのだけど、確かGOOD BYEでお約束のアレをやって、熱帯BOYで次長の勇姿を拝み、あいつによろしくをJさんが歌い上げ、ラストはブガルーで大暴れしてアウトロで締め、という流れだったんじゃないかと思います。お約束の一旦退場→モーリス氏のギターに合わせリターン、の時、Jさんやモーリス氏の暴れっぷりもすごかったのだけど、それ以上に次長がマイクスタンドを逆さにしてぐるぐる回していたのがインパクト大でしたよ。

というわけで、去年のアウェー気味なステージから一転、今年のユアソンのステージはものすごい盛り上がりっぷりで終了したのでありました。この勢いなら、幕張カウントダウンの成功はもちろん、年明けのツアーもきっとすごいことになるに違いない。2週間後のリキッドが俄然楽しみになってきましたよー。

ユアソン終了後は、TさんNさんと一緒に更にステージ前中央付近に進出。いよいよ残るは、トリのフジファブリックでございます。2週間前に国技館ライブを観たばかりだというのに、今日このトリのステージを観るのが、本当に楽しみで仕方ありませんでした。ナイスタイムテーブルに本当に感謝。

メンバーが現れると、薄暗い中志村くんがグラサンをかけてスタンバイしているのが見え、それで1曲目がSurfer Kingなのだとわかる。そうなったらもう、最初の音が鳴った瞬間からはじけないわけがありません。続くモノノケハカランダ→Sunny Morningと、こないだのツアーと同じ流れでフロアは大盛り上がり。私はやっと彼らのステージングを間近で観られたこともうれしくて、山内くんの手元やらダイちゃんのコーラスでの活躍ぶりやら城戸さんの華麗なスティックさばきやら、踊りながらもめいっぱい堪能。

でもってMCを挟んでからは、環状七号線→地平線を越えて、とダークめな2曲を。その後が、若者のすべてだったでしょうか。このへんの流れも基本的にはツアーと同じですね。さらにアルバムの告知を挟んでTEENAGERも披露。多彩な中盤の4曲を聴きながら、やはりこのバンドはすごく力量があるなあと超ビギナーファンなりに噛み締めたりしてました。

終盤は、銀河→TAIFU→虹の三連発。なんだかもう、やたら楽しかったことしか覚えていません。確か虹では、志村くんが途中からハンドマイク状態になってました。あと、アウトロのメンバーソロ回しで城戸さんのドラムにちょっかいを出してから放り投げたスティックが、どういうわけか前に飛ばずステージ袖のほうにいってしまって、メンバーもフロアも微妙な苦笑を浮かべていました。わははは。

アンコールは、陽炎。ここまで一連の流れはまさに、ツアーの縮小版ですね。国技館しか観てなかった人間としては、同じような内容でありながらも年末らしい気合と盛り上げっぷりで新鮮に楽しませてもらえた今回のライブに、素直に大満足です。また1歩、フジファブの世界にぐいーっと引き込まれてしまったのは言うまでもありません。これはひょっとすると、もう引き返せないところまで来てしまってるのかしら。

というわけで、今回のベストアクトが文句なしにフジファブに決定するのとあわせて、ここで私のCDJは終了ー。オーロラのトリのビークルのライブにユアソンが飛び入りするんじゃないかとも思ったのですが(実際そうだったらしい)、その後の高速バスの出発時間に余裕もなかったし、既にじゅうぶん満足していたので潔く会場を後にしましたよ。

開催2年目のCDJ WESTは、お客さんの積極的に盛り上がろうとするスタンスや会場のレイアウトがぐんと進化して、程よい人口密度でコンパクトに2ステージ+DJブースを楽しめる、とても快適なフェスに発展を遂げていました。去年のような赤字が回避できたかどうかはわかりませんが、可能なら来年以降も現在の基本スタイルを崩さずに開催してほしいものです。そしたら私はきっと来年のCDJも同じように、幕張じゃなく大阪を選んでしまうかもしれません。そうなることを内心期待していますので、来年も初日にナイスなブッキングをよろしくお願いしますね山崎さん。西日本出身者のはしくれとして、応援してますので!

コメント (4)
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終わりました。

2007-12-29 22:36:11 | 日々
ベストアクトはトリにふさわしいステージだったフジファブリック。次点は久々に観たらすごくパワーアップしてたユアソン。どちらも楽しすぎましたー!

バインは位置どりに失敗したせいで音がいまいち良くなかったのが残念でしたが、セットリストがツボだったので悔いはありません。

あと、すごく良かったのがCLUB MIX。充実のフードメニューとDJブースの融合がすばらしかった!また来年も大阪に参戦したいですわー。

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バイン終了。

2007-12-29 17:12:27 | 日々
意外なセットリストですごく楽しかったです。100ccのイントロが響いた瞬間、みんなが「きゃー!」って喜んでたのがいちばん印象的でした。

ヨーキン様は休憩のためパス。次は民生だー。

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着きました。

2007-12-29 11:26:45 | 日々
ただいま海鮮焼きビーフンで腹ごしらえ中。大阪は思ったより寒くないです。

食べ終わったらDJブースだ!

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