Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

真心ブラザーズ@NHKホール

2006-06-30 23:45:24 | LIVE
4月の日比谷野音では2列目(実質最前列)、1ヶ月前のクアトロも先行一撃必殺、となぜか最近驚異的にチケ相性のいい真心ですが。ホットスタッフ先行で入手した今回の座席は、P1列目。つまり両サイドのLとかRブロックではなく、リアル最前列状態。

・・・ここまで来ると、さすがにちょっと怖い気もする。まあその100倍うれしいわけですが。

というわけで、これまで2&3階席しか座ったことのなかったNHKホールで、念願の1階席デビューがいきなり最前列。とは言っても自分の席はかなり下手寄りのほうだったので、完全に体を右斜めにしてステージを見渡さなければだったわけですが。それにしても近い、近すぎる。

そしていよいよ、MB’Sのみなさんがご登場。冒頭3曲は、少しもさめていない、空にまいあがれ、東京ひとり、でしたっけ?加速しすぎずゆるすぎずの、ちょうどいい立ち上がり。意外にも最前列の割に音はよく聴こえたのですが、バンドの音とヨーキン様のボーカルが、野音のときよりはるかに心地よく感じました。仕事で疲れきった脳が、どんどんリフレッシュされていくのがよくわかるほどに。マイナスイオンとかα波よりも効果絶大。

真心のおふたりの服装は、まずヨーキン様がダンガリーっぽいシャツ&にわとりイラストTシャツ&茶パンツ。「俺ファッションリーダーだからさ。」というご自身の発言は笑えましたが、確かに説得力はあります。間近で見ないとわかりませんが、実はあのシャツ、胸やカフスにかわいいピンクのお花ししゅう入りだったんですよ。そんなシャツをさらりと着こなすおっさん、すばらしい。

そして桜井さんはというと、ピチピチ感のあるボーダー半袖T(ボーダー太め)&短パン。あーなんか、田舎の子供って感じかなあ?と思ってたら、ヨーキン様がMCで絶妙の表現を。「ミュージカルっぽいっつーかさあ・・・なんかいるじゃん!オトナなのに子供の役やってる人とかで!」

・・・場内大爆笑。あの外見とたたずまいに対し、これ以上の形容があるでしょうか。いやーやっぱ、桜井さんもヨーキン様もすごいわ。

ライブ中盤は、大好きなBaby Baby Babyとか、4人バンドで丘の上&紺色(桜井さんが曲名をマジ間違え)とか、桜井さんボーカルでメトロノーム&スマイル、とか。ツアー名が「FEEL FINE」だけあって、新アルバムに収録のあったかナンバー中心に、聴いててなんだか幸せになってくる曲が次々と。加えて、位置的に最もよく見えたベースの上野さんのプレイに自然に引っ張られ、無意識のうちに体は気持ちよく揺れまくっておりました。Rollingとハローでは、みんなでハンドクラップもしたり。

そして気づけば終盤。目の前の上野さんがどえらいカッコよく弾いたイントロのフレーズは、わああ!Endless Summer Nude!!こんな最高の形でこの曲を聴けるなんて、幸せすぎますよ。そして続くは拝啓、ジョンレノン。ここで満を持して桜井さんが下手にやってきて、今回も渾身のギターソロを炸裂!今回は心の準備できていたとは言え、やっぱりこれを目の前で見てしまうともうダメ、惚れる。ヨーキン様のキメジャンプもすばらしかったけど、やっぱりあの桜井さんが、今回もベストショットだなあ。

最後に情熱と衝動をやって、本編が終了し。アンコール1曲目はホーンズ抜きで受けポジ。やっぱり真心はこういう毒のある曲もないとな、とも思ってたので、このタイミングでこの曲はうれしかったですよ。

そして、次の曲に入ろうとした桜井さんを遮って、突如ヨーキン様が話し出す。「実は今回のツアーで、今までの真心ライブで見たことのなかったパフォーマンスをするお客さんを発見しまして。・・・エアギター!」「マジでエアギター?!」「次の曲は、あのどこかの会場のエアギター少年にささげるぜー!」

で、始まった曲が、どか~んですよ。最高じゃないすか。もうみんな大爆笑しながら踊る踊る。アウトロではヨーキン様が「はい、ここでみんなエアギター!」と煽る始末(自分はやらなかったけど、3割くらいのお客さんがやったらしい)。うーんエアギターかあ・・・ちょっとだけ練習してみるかな(←馬鹿)。

あとは、Everybody singin' love songやって、WアンコールでRelax~Open~Enjoyでしめて終了、だったはず。もうとにかく、ここ最近でいちばんハッピー感のあふれる気持ちいいライブでした(スカパラのハッピー感とは、またちょっと違うのですよ)。こんないいモノを最前列で見られたことが、とにかくうれしくて仕方ありません。ライブ見るたびにどんどん引き込まれていく真心さん。次に見る機会が早くも待ち遠しいっすよ。

・・・と、幸せ気分で帰宅したその直後、ライジングのタイムテーブルで真心とアナログさんがかぶってることが発覚。さあどうする自分。あと1ヵ月半、悩む。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倍率凄まじそう。

2006-06-29 22:10:23 | 日々
帰宅したら、ミスチルFCから封筒が届いてました。と言っても、会報サイズの封筒じゃなくて、主にライブ先行申込みが届くときの定型サイズの封筒で。「?」と不審に思いつつ開封したらば・・・入ってたのは意外にも、ミスチルがスペシャルご出演予定の、アミューズお祭り騒ぎフェスin浜松の先行案内ですよ、びっくり。

ap bank fesすらFC先行なかったくせに、どういう風の吹き回しだ?とますます不審がりながら目を通すと。ああやっぱり。パンフからはスポンサーWOWOWの思惑がめちゃくちゃ垣間見えます。そんな働きかけなぞなくとも、血で血を洗うようなチケット争奪戦になるであろうこと必至なのに・・・あ、違うか。あまりにも危険な争奪戦が予想されるから、ある程度はきっちりFC会員に流通させるつもりなのね。・・・でもこの先行って、普通に先着電話受付なんですけど(汗)。

この雰囲気だと、アミューズ各アーティスト方面でもFC先行やってるのかしらやっぱり。当たり前だけど、あのへんの熱すぎるファンのみなさんが大集結するんですよね、このフェス。果たして最前ブロック場所取りバトルに勝つのは、どのアーティストのファンでしょう。その戦いを想像しただけで、恐ろしくてくらくらしそうです。

と、ここまでいろいろ語っておきながら、実際のところ行く気は全くありません。だって1日券12,000円ってねえ。とは言え若大将と桑田さんのスペシャルバンドは、ちょっと見てみたい気もするのですが。

あ、いまWESSからメルマガが。ライジングのタイムテーブルは7/1発表ですって。つーことは、実質明日の夜ってことですか?わああドキドキですねえ。今年の大トリは誰が務めるのでしょうか。

が、その前に明日は真心@NHKホールなのですよ私。今回もやばいチケットを持っているので、否が応でもって感じで気合入ってます。ヨーキン様、あなたはそんなに私を虜にさせたいのですか。そりゃ確かに野音では、下手にいながら桜井さんに惚れた私ですが。今回は、ホールのライトに映えるであろうあなた様の雄姿にお目にかかれるのを、とっても楽しみにしていますので!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重い腰を上げて。

2006-06-28 23:31:31 | 日々
ぼちぼちライジングに向けて本気でテントをどうにかせねば、ということで帰り道にL-Breathに寄り、いくつかの展示品を見たあとコールマンのカタログを持ち帰ってきたのですが。本気で検討しようとしればするほど、どうすればいいのかわからなくなってきております。どうせならサイズも品質もこだわりたいところですが、いかんせん予算には限度があります。耐水圧って、1200mm程度じゃ甘いのでしょうか。つーかテントって意外と重いんですねー。初心者は本番前にいちど組み立ててみるといいらしいですが、このボロアパートの中でそれをやるのも無理な話なわけで、さてどうしよう。あと1ヵ月半、大丈夫か私。

などと頭を悩ませていたところ、ライジング直後の8月下旬に、サケロックオールスターズライブとの情報が。どうしよう、その時期にそんな余力残っているだろうか私。でもあの「はじまりはいつも雨」はたぶんもう、サケロックオールスターズでしか聴けない気がするから、やっぱ行っとくべきかしら。いや、そんなにあれを聴きたいかと言われると悩むところですが。

サケロックつながりで、先週から関東の深夜枠で放送されてる「アキハバラ@DEEP」というドラマに源くんがご出演中なのですが。このドラマがなかなか面白いことになってて、普通に楽しみながら見てます。原作は、IWGPと同じ作者がIWGPアキバ版みたいな感じで書いたもの。その脚本を河原雅彦さんが書いてて、それがクドカンとはまた違う、絶妙の空気感を作り出してて、つい惹きこまれてしまうというか。

でもって、役者やってる源くんをまともに見るのはこれが初めてなんですけど(タイガー&ドラゴンは大好きだったけど、どんつくをほとんど認識せず)。いやー、こんなにいい役者やってるとは。あのオタク役を見てると、これがサケロックでハマケンに嫉妬されてるあの源くんか?!と我が目を疑いたくなるほどです。共演の某Jジュニアの風間&斗真コンビもいい感じですよー。この2人っていい子なのよねえ。もっと売れてもいいと思うのに、もったいないわあ(←J目線やめろ)。

あ、こんだけサケロック語っといて忘れてた。いままさにこの時間、スペシャボーイズやってるんじゃん・・・(汗)。リ、リピート録画して見よう、うん。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左肩筋肉痛ぎみ。

2006-06-27 22:21:19 | 日々
日曜日のおっさんライブがあまりに楽しすぎたせいで、脳の中が未だにライブモード全開です。なんか音楽系ビッグニュースが舞い込んだりすれば、「ええっ?!」てな感じでスイッチ切り替わるんだろうけど、その気配もなく。ああ、頭の中ではピンクのおっさん達がやりたい放題。いいや幸せだから(←馬鹿)。

あ、そうだ。昨日ライジングに行くためのパッケージツアーを申し込みに行ってきました。今回は前日入りして初日を観光に当てようと思い、ならば旭山動物園に行くしかないでしょう!と、わざわざ往復の利用空港を別々にできるパッケージツアーを探して申込みに行ったんですが。いざ旅行代理店のひとに調べてもらうと、行きの羽田発旭川行きの飛行機はすでに全便満席とのこと。がーん。出遅れたか・・・。

やむなく朝9時台新千歳着の飛行機に変更しましたが、レンタカーで旭川まで日帰り往復って可能なのだろうか。はるばる念願の旭山動物園まで行くからには、中途半端じゃなく120パーセント満足するまで楽しんで来たいのですよ。自分はペンギンが身もだえするほど好きで、普通の水族館などでも、ペンギンのみ30分は飽きずに見てられるんですが。旭山の「飛ぶペンギン」は想像しただけでテンション上がるほどです。あああどうしよーう!

・・・ペンギンの心配もいいけども、テントの心配が先だから自分。早く手を打っておかないと、8月に入って地獄を見ること必至。

どうでもいいですが、いま猛烈にプリンが食べたい心境です。近所にコンビニがなくて良かったような良くなかったような、と思うのは、こんな時。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京スカパラダイスオーケストラ@渋谷タワレコSTAGE ONE

2006-06-25 23:53:14 | LIVE
今回のライブ、実はいつものスカパラライブ以上に楽しみにしておりました。と言うのも、ハコが小さいからとかツアー開幕前だとか、もちろんそんな理由もあるのですが。何より今回集合するお客さんが皆、ものすごい執念やミラクルでもってチケットを手に入れたであろう、選りすぐりのスカパラバカばかりだという点が。たぶんリキッドとかでやるより、ある意味純度はものすごく濃かったはず。

そんな訳で、整理番号110番台だった自分は、入場後すみやかに定位置(←下手寄り前方狙い)にスタンバイ。すると間もなく誰かに肩を叩かれ。振り返ってみると・・・おおお、お知り合いのオオモリストAさんじゃありませんか!おひさしぶりっす!

その後は開演まで2人で「今日はピンクの衣装お披露目ですねー」「大森さんはオールバックヘアかなー」「ああ、ねえ・・・(ため息)」「加藤くんこの狭いステージで跳べるのかしら」「跳ぶでしょう(断言)」など、楽しくお話させてもらってとてもうれしかったです。Aさん感謝です。

そしていよいよ開演なのですが。おっさん方が例のピンク×黒スーツで現れたその瞬間、隣で「あああ大森さんがああ!」と叫ぶAさん。何事かと驚いて大森さんを見ると・・・や、やばいです大森さん!オールバックどころか、やや伸び気味な栗色ヘアが見事にさらさらで、ありえないくらいカッコいいんですけど!やっばーいこんな近くでどうしよう!(←落ち着け)そんな感じで、2人できゃああと叫んでるうちに、気づくとゴッドファーザーのイントロが始まってしまってたのでした。

ステージはやっぱり、10人乗っかると相当窮屈そうな感じで。両端の加藤さんと沖さんは、完全に片半身がステージ袖に入ってる状態。そこからぶっ放される音は、もうそれだけでたまらないんですが。加えて今回のSTAGE ONEは思いがけず音がけっこう良くて、すごくありがたかったです。さらに2曲目がPINZORO、さらにSKA pedaladaという、熱すぎずクールすぎずな曲が続けば、そりゃめちゃくちゃ気持ちよく踊れるってもんです。SKA pedaladaの沖さん、最高でしたー!

その後が、街、でしたっけ?このへんではもう、鈴を振る大森さんの表情に釘付けになってました私。ああ美形に鈴、こんな画もあるのね(←馬鹿)。あ、そういえばこの曲のペット&トロンボーンソロのとき、谷中さんがものすごいアンニュイな顔でNARGOさんと北原さんを凝視してて、なんだかそれも気になりました。

そして下手側にはいよいよマイクスタンドが登場。さあ何が来るんだ、あれか?あれなのか!?・・・きたあああ、Come on!だー!!ついにライブ初聴きだよー!

当然フロアも自分もこの日一番の盛り上がり。そして、この曲からだったか、この次の太陽にお願い、からだったか・・・。それまで下手見切れエリアでおとなしくしていた加藤さんが、突如前方に乗り出してきたからさあ大変。思わず体を3歩前に乗り出し、いきなりアクセル全開な加藤隆志ショーに、もはや大森さんの男前ぶりも忘れて暴れる自分。いや、この時の加藤さんはほんとにすごかった。言うまでもなく汗だく、妖怪のごとく長髪を振り乱し、壊れた人形のように口は開きっぱなしで、冷静に考えれば相当危険なビジュアルなのに、それでも好きすぎて目が離せない(←大馬鹿)。

もちろん、煽られたフロアもすごいことになってました。私が今回のライブ前に期待してた、濃いスカパラファンだらけだからこその、あの感じ。カモンコールとか、太陽にお願いでのoi oiコール(いままでのライブ生活で初めてoiコールやった気がする自分)とか、人数をはるかに超えたボリュームとキレのよさ。当然みんなめちゃくちゃ楽しく踊ってるんだけど、でもむやみにモッシュ状態を作ることなく、おたがいの快適さをどこかで尊重しあってたような感じもあって。さらに目の前でNARGOさんが微笑んでくれた日には、もう無敵(意味不明)。

そして、太陽にお願いのあと、ほんの少し空いた間でポーズを構える加藤さん。ああもうあの曲しかないだろ、と確信したその瞬間、まさにそのWhite Lightのイントロが。ああもうやばすぎ、どこまでメーター上がるんだこのライブ。そしてどこまで続くんだろうこの加藤ショー。まあいいや、体はありえないくらい動いてるから。ははははははー。

でもって、やっと加藤ショーが一段落したと思ったら・・・まさかの本編終了。これにはちょっと面食らってしまいました。Aさんと「わあ短いっすねえ」「でも汗だくなんだけど!」「つーか加藤さんがああ!」と語りながら、アンコールを待つことしばし。ピンクのおっさん方、改めて登場ー。

ここで普段のライブ同様に谷中さんMCとメンバー紹介があったのです、が。あー・・・谷中さんMCが思い出せない(汗)。何だっけ、「高校生のころはよくタワレコにきてたんだけど」って話でしたっけね?メンバー紹介は、今回誰も挨拶なし。そう言えばこの時やっと、欣ちゃんの髪型がマイナーチェンジしてることに気づきました。で、あー欣ちゃん、やっぱかわいいなーと一瞬見とれてたら。

はっ、目の前にいるのはNARGOさんwithピアニカじゃありませんか!実はおたがい重度のスカミー中毒の、Aさんと自分。その瞬間に顔を見合わせ、ふたたび「きゃああああ!」と絶叫(うるさすぎる)。そして後は、残る力を振り絞って踊り、跳び、叫び。あの狭いステージでも、北原さんの間奏回転ソロはしっかり見られましたよ。でもさすがにそれ以上はスペースなかったのか、いつもはここで前に出てきてくれる大森さんが、コンガの前でずっと歌ってて、それが唯一心残りでした。ああ、あのカッコいい姿をより近くで見てみたかったー。

アンコールはこれ1曲。そしておっさん方はいつものように、いい笑顔で去っていきました。実質8曲、約35分。ものすごく短いライブだったのに、我ながら信じられないくらい楽しみ、汗だくになり、久々にものすごい完全燃焼感。でも2時間ワンマン見るのとはまたちょっと違った、不思議な感覚でした。

当然、ライブ帰りに呑んだお酒は最高に美味しかったです。ああもうすぐ夏が来て、スカパラもツアーが始まりますよ。この後どれくらいおいしいお酒を呑めるのか、楽しみで仕方ありません。とりあえず、2週間後の野音がたまらなく待ち遠しいですよー!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする