Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

バカ県民性再認識。

2006-09-30 22:27:48 | 日々
昨日の高校の同級生との飲み会はすごかったです。地元・高知料理の専門店に行ったんですけども(なぜなら東京にいる高知県民は美味しい鰹に本気で飢えている)。みなさんご存知ですか、高知にはこんなとんでもない杯でお酒を呑む文化があるのを。みんなこれでぐいぐいと日本酒を呑みまくり、夜の赤坂で大はしゃぎ。アルコールは弱い私ですが、久しぶりに我が地元のタチの悪さを思い出しましたね。いやすごく楽しかったんですけど。

そんなわけでふと思ったこと。スカパラさんは最近、高知ライブをすごく賞賛してくださってると耳にしたんですが。それってやっぱり、客席に酔っ払ったバカな客が多いこととか、打ち上げで浴びるほど酒が呑めるとか、そういうことなのかもしれない。

アナログさんのアルバム詳細がいよいよ発表に。おお、まさか「ROCK IS HARMONY」がそのままアルバムタイトルになるとは!でもこのキャッチコピーすごくいいなあと思ってたし、いちばん今のアナログさんにふさわしいタイトルかもですね。初回盤の特典DVDも何だか面白そうなことをやってるようなので、すごく期待していたいと思ってます。あああでも、よく見たらナイトライダー3が入ってなーい!がーん。

そういえば、昨日いきなりバタ犬のオフィシャルサイトがリニューアルしてたのにはびっくりさせられました。もしや、完全再始動か?!追加ライブ情報とか告知されてるんじゃ?と慌ててサイトのあちこちをチェックしたものの、まだ3年以上前の活動休止メッセージが残ってるし、メディア情報にはスペ中とか書かれてるし。どうもトップページとプロフィール欄にしか手を加えてないご様子です。つーかよく見ると、新しいトップページは画像の5人が「消える」という、ものすごくシュールな仕掛けがなされてて、正直全然笑えません。なんだようもう。そりゃあタカシくんはハナレのDVDのプロモーションで忙しいかもしれないけども。復活ライブで盛り上がったあの熱が冷めないうちに、また余計な不安がよぎる前に、もっと我々が熱くなれるニュースをください。お願いします。

あ、12月のユアソン@リキッド2daysのチケは、結局2日通し券を購入してしまいました。たぶんハコがクアトロだったらちょっと足踏みしたかもしれないのに、リキッドだと「いいや両日とも行っちゃえー!」って気になってしまうのは、一体なぜなんでしょう。

このあとは、シカオちゃんゲストのナイナイサイズを見ます。ついにそんな番組まで出るようになったのですね、シカオちゃん。果たして岡村さんとどう絡んでるのか、いろんな意味で楽しみですわ。

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3日で11組観た。

2006-09-28 23:35:32 | 日々
ライブ3連戦とかしてその上意地になって全部レポを書こうとしたりすると、いろいろ訳がわからなくなりがちです。ロザリオスライブからまだ1週間足らずだとはとても思えません。あのバタ犬復活の感動さえ、現実かどうか見失いそうだから怖い。

そんなわけで、あの日のライブが夢ではないことを確認するために、録画しといたスペシャ生中継の映像を再生してみたのですが。やはりアップ映像で見ると、遠目じゃわからなかったことがよく見えて面白かったです。トモシコさんてば、ずいぶん体型丸くなっちゃってー、とか、竹っち先輩は一層男前になったような気がするわー、とか。しかし一番感慨深かったのは、相変わらず周ちゃんがひたすら無表情でドラム叩いてたことです。変わってないのね、周ちゃん(笑)。

くるり@Zeppに行かれたみなさん、お疲れさまでした。どうやらものすごくすばらしいライブだったみたいで。やっぱりどうにかして1日でも行っとくべきだったかと、今になって後悔しています。そのうち、どこか音楽関連のニュースサイトあたりで、ライブレポがアップされないものでしょうか。各地で話題騒然の、あの場面の写真だけでも見てみたいのです。

そうだそう言えば。昨日の「写真で深呼吸。」、あの加藤さんのナイス写真には相当テンションが上がりました。会社のPCからチェックした瞬間、思わず椅子に座ったまま足をばたばたさせてしまいましたもの。ちょうど周りに誰もいないタイミングで良かったー。そして夕方帰宅するまで、その画像はそのまんまデスクトップ上に開きっぱなし。おかげでどんなにイヤな電話中でも、あのステキな横顔でもってめちゃくちゃ救われました。バカ丸出し。

しかし、「ツアーブログの加藤文章はPC・携帯どちらで書いているのか」という加藤ファンの疑問が、思いがけない形で明らかになりましたね。私は勝手に携帯使用だろうと想像してたんですが、そうか、あんな高そうなモバイルPCを使っているのか加藤さん。だからどうってわけではないですが。

明日はものすごく久々に、高校時代の同級生の集まりに顔を出すことになりまして。もっぱら仕事バリバリの人やら既に結婚してる人やらが多いと思うのだけど、自分はこんなバカやってる立場でだいじょうぶなんだろうか。いや多分あんまりだいじょうぶじゃないけど、でも楽しんできまーす。

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J-WAVE「SUPER LINE J」公開ライブ@渋谷duo music exchange

2006-09-25 23:26:29 | LIVE
バインがJ-WAVEの公開ライブ&トークイベントにご出演、抽選で400組をご招待。とにかくバインに関しては、お金を払うライブチケット以外抽選に当たった試しのない私にとって、この手の企画は相当キツイものだったりします。だって、渋谷タワレコのインストアとかに入れたことがないんですよ。一時期ひんぱんにやってたCD購入者抽選プレゼントものだって、当然ハズレばかり。そして今回のイベントも、もちろん我が家に当選ハガキは届きませんでした。ありえない、マジで嫌われてるんじゃ私。

が、見事当選したTさんが救いの手を差し伸べてくれたおかげで、何と無事観に行けることに。うわあああ、「タダでバイン」って初めてだよ私!すごいうれしい。Tさんほんとにありがとうね。

そんなわけで、いざduoへ。O-East周辺ってなぜかあんまり行く機会がなくて、実は今回のduoに入るのもこれが初。いったいどんなハコなのかしらん、とドキドキしながら中に入ると・・・うおおお、オッシャレー(←死語)。さすがEastの真下だけあって横に広いのはおんなじだけど、やたらミニテーブルがあったりロッカーがなかったりで、全然違う雰囲気。とりあえずTさんと上手側3列目あたりの位置を確保すると、まずは恒例の乾杯なぞしてみたのですが・・・。あのうduoさん、缶ビールの中身がありえないくらい凍ってたのは、いったい何の悪ふざけですか(汗)。

イベントは、まず最初にSUPER LINE J(←J-WAVEの番組名です)のナビゲーター・ドラゴン氏が登場して何やかんやとゆるめのMCを。そして、まず若手バンド・MARCOが紹介され彼らのライブからイベントがスタート。

私はMARCOって音もバンド名も全く知らなかったんですけど、とにかくギターボーカルの彼が面白かった、という印象に尽きます。正直、曲はどんなだったかもう思い出せないけど、あの彼の変顔だけはきっちり覚えてます。やーまさか、バインを観る前にあんなに笑えるとは思いませんでした。こんな感想ですみません、でも板尾さんご出演のPVが見てみたいので、ぜひスペシャあたりでチェックしたいと思います。

MARCOのトークのあとは、バインの出番です。機材セッティングが終了すると、ゆるーく5人がご登場。うおお近い!よく考えたら、バインを3列目の位置で見るのなんてどれだけぶりだろう?ステージも高すぎず低すぎずで、西川さんの手元もどうにか見えそうな感じ。これは今日はいいモノが見られるのでは。

1曲目は今日もきました、いけすかない。調子よさげな顔で歌う田中は、今日は珍しくダークな色(紺?グレー?)のシャツをご着用で、その新鮮さと絶妙の斜め角度から見える表情に、いつも以上に「うひゃー!」っと舞い上がってしまいました。西川さんは、よく見る類のグレーのシャツ姿。ああ、やっぱ間近で見るとこの方は別段男前でも何でもないのにねえ。ギターマジック恐るべし(←暴言)。

西川さんのソロ前には、会場を凝視しながら「何じゃここはー!」とシャウトする田中氏。やはりこのオシャレ会場はバインにとっても新鮮だったようです。わははは。

BREAKTROUGH→放浪フリークときて、MCタイム。あんまりよく覚えてないのですが、「新曲、まだ買ってない人?」との問いかけにいくつか手があがると、「新曲買ってない上にタダでライブを観に来るとは!」と田中氏が憤慨してたのが、えらい面白かったです。普通質問するなら「買った人」だろうに、「買ってない人」と聞く田中も田中だけど、素直に手を挙げるお客さんもお客さんだ(笑)。

そしてFLY→大脳機能日。FLYでは、珍しく視界良好だった亀ちゃんの仕事っぷりがナイスでした。でもって、相変わらずこの曲でのギター3人は、まるで違う方向を向きながらの演奏。知らない人が見たら、リハで喧嘩でもしたのかと思われそうなくらい不自然に見えますよ。大脳は、西川さんのエフェクター行使しまくりなプレイに釘付け。常日頃より西川さんの「最低限しか弾かない」引き倒しっぷりが大好きな私ですが、こういう計算しまくりで忙しく動く感じのプレイも好きです。結局なんでもいいんじゃないか私。

大脳のあとはミスフライハイ!きゃああこの近さでフライハイ?!テンションは一気に限界近くまで急上昇です。きたきた、間奏の田中&西川ギターソロまわし!残念ながら田中氏はいまいちよく見えなかったのだけど、2、3歩前に出て来てくれた西川さんのほうは、手元までばっちり良く見えまして。あの音、あの手に今日も完全にハートをわしづかみにされました。あああもう、どうにでもしてください(←意味不明)。

で、最後はその未来→Everyman、Everywhere。この夏恒例の締め方ですねこれは。つーかこれはもう、ラジオの公開録音の質じゃない。完全にガチンコ対バン並みのライブだ。でもたぶん電波に乗るのは2、3曲なんだろうなあ、そんでこのかっこよさの1/10も伝わらないんだろうなあきっと。うーんもったいない。まあたぶん、ラジオだからと言って手を抜けるほど器用なバンドでもないと思うのですが。

全8曲終了後は、いったんステージを後にしたのち、呼吸を整えて3人のみがステージに再登場。ここから「トークショー」のコーナーのはじまりですね。が、やはり予想通りというか、ドラゴンさんのほうから順に亀ちゃん・田中氏・西川さんの順で並んだお三方は、資料を片手にドラゴンさんが精一杯会話を盛り上げようとしても、いつもの淡々としたテンションのままで、ちっとも盛り上がってこない。西川さんなんか、最初に自己紹介した以外は一度もしゃべらなかったはずだ。そんなバイン相手に、たぶんドラゴンさんはそれなりに冷や汗をかいていたんじゃないかと思いますが、我々お客のほうはバインがこんなもんだとわかっているので、その様子に地味にウケまくっていました。ごめんよドラゴンさん、あんなにライブ褒めてもらったのに。

そんな感じで、トータル2時間ほどでイベントは終了。予想以上に内容のあるライブに大満足でした。そして帰りはTさんともう一度乾杯し、主に間近で堪能できた田中氏のカッコよさなどをネタに盛り上がらせてもらいました。結論は、やっぱりライブは視界も重要だ!ってことで(そうなのか)。来月のブリッツでも、がんばって上手前方に進出してみたいでーす。

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SWEET LOVE SHOWER 2006@日比谷野外大音楽堂

2006-09-24 23:08:23 | LIVE
数日前までの台風予報が嘘のような、きれいな秋晴れの空。あらやだもう、なんて憎い演出をしてくれるのかしらおてんと様ったら。そんな浮かれた気分になるのも、この日が待ちに待った復活の日だから。ああ、ついに4年ぶりにバタ犬に会えるんだな私。なんかまだ信じられないですわ。

Tシャツは赤のバイク犬Tシャツ、そしてバッグには白のsola sodaタオルと、サントリーのウーロン茶。相当気合を入れた格好でいざ野音に向かうと、既に公園内は大勢のお客さんで大にぎわい。そんな人混みに目を凝らすと・・・ああいるいる!忍者犬T、ハラヘー太T、レコードT、私とお揃いのバイク犬T、ワンコTなどなど、見覚えのあるTシャツを着たひとたちが!同じ思いで集まった同士の存在を確認し、もうそれだけですごく感動してしまいました。やーみんないい笑顔だよ。

というわけで、1人参戦にも関わらず仲間がいるような気分になってしまったまま入場。今日のチケットは心優しい方にお譲りいただいたもので、座席はCブロック中央2列目という、やや遠目ながらとても見やすい場所でした。立見でも御の字なのに、こんな席でもう幸せすぎますよ。

さあ、気持ちよい空の下で開演ですよ。トップバッターは意外にもレミオロメン。当然たくさんの若いファンの子たちを中心に、スタートから一気に大盛り上がりです。ああ、青空の下で聞く藤巻くんの声はいいですねえ。神宮司くんはやっぱいい顔して叩くなあ、もし「キュートなドラマーランキング」があるとしたら、間違いなく欣ちゃんのいいライバルになるよ(←意味不明)。かなりノリのいい曲ばかり、6曲くらいやったんじゃないかと思いますが、やっぱり私がいちばんツボなのは「雨上がり」でした。

2番手はチャットモンチー。生でライブを観るのは初めてだったんですが、いやあたまげました。3ピースで鳴らす音は想像以上にシンプルで骨太。そこにえりこちゃんの芯の通った声ががつーんと響いて、かなりカッコいい。ああ、彼女達が各方面から賞賛されているのはこういうことか!と納得しました。普通に立っているとあんなにかわいらしいのに。この先どんなバンドになっていくのかが、けっこう気になります。

3番手にThe Birthday。おお予想外に早めのご登場です。まだ空は明るいのに、黒いおっさん達がステージに立つと、さっきまでの爽やかさが嘘のようなディープな空気に一変。あとはチバのボーカルとヘビーな音に、ただただ「うわー」って圧倒されたというか。でもライブ直後のバックステージでのインタビュー(会場のスクリーンにも映し出されるのです)では、マイクをちゃんと持たされているのに、何も考えずオフマイクでしゃべるチバ。やっぱりと言うかさすがというか。

次がKREVAの2人組ユニット(←名前忘れた)。これは1曲のみのアクトだったので、何がなんだかわからんまま終わってしまいましたが、えらい大勢のダンサーを引き連れて、結果的に会場のテンションをけっこう上げてってくれたので良かったんじゃないかと。サンプリング入れまくりのトラックが、なかなかカッコよかったような気がします。

KREVAご一行様が退場すると、すみやかにステージではセットチェンジが始まる。ここで運ばれてきた機材たちの中に、ついに見覚えのあるアイテムが登場です!あああ、あのFUNKステッカーが目立つキーボードセットは、間違いなく池ちゃんのもの!えええ?あのギターアンプの上に乗っかってるのは、MUSICAナガヅミ&イケダ人形じゃありませんか!ついに、このステージに彼らが戻ってくる。その気配をキャッチしたのは他のお客さんも同じだったらしく、場内は運ばれてくる機材に対しもう拍手喝采。さあいよいよ、いよいよだ。

夕暮れが迫る野音。まだ薄明るいステージに異様な歓声が起こる中、ついにバタ犬が登場。ああ池ちゃん、タカシくん、トモシコ、周ちゃん、竹っち先輩。あれは間違いなく犬様たちだよ。その事実を認識した瞬間、スイッチを押されたように目から涙がぽろりぽろり。首から下げたタオルは汗を拭くためのものであって、涙をぬぐうためのものじゃないってのに、私のばか。

アコギを手にタカシくんの第一声は「ナマステナマステー」。おなじみのお客を煙に巻くような台詞に、感動するやら「もっと他に言うことあるでしょお!」と突っ込みたくなるやら。が、次の瞬間アコギで奏でられたのは、これが1曲目だとは思いもよらなかった、あまりにも意外なナンバーのイントロ。

バタ犬の復活1曲目となったのは、サヨナラCOLORでした。世の中では既におなじみの超名曲。が、私の考えが乱暴すぎじゃなければ、この曲はバタ犬ファンにとっては単なる「名曲」という形容では片付けられない存在だと思うのですよ、たぶん。その曲を、復活ライブのいちばん最初にやってくれるということの意味。たぶんそれって、バタ犬ファンなら考えてること同じですよねきっと?私が楽観的すぎるだけでしょうか?

活動休止前のライブでは、サヨナラCOLORの途中で声を詰まらせることが何度もあったタカシくん。でも、今日のタカシくんのボーカルは、もっと気持ちよく空に舞い上がるような声で、それが何よりもうれしかったです。

サヨナラCOLORが終わり、さあ次はどうくるんだ?とドキドキしてると、早くも池ちゃんのオルガン足掛けマイクパフォーマンスが炸裂!「おーひーさ!」の一言がこんなにもうれしかったことが、いまだかつてあったでしょうか?そして池ちゃんに煽られて、16ビートで全員揃っての手拍子で盛り上がると、そのままのリズムでコミュニケーション・ブレイクダンスに突入。うひゃあああああああ(←メーター振り切れ)。

コミブレのあとは、間髪おかずに愛して止まないあの曲のイントロ。やったあ、五十音も聴ける!もはや自分がどんな顔になっているかもわからないまま、気づけばほぼ全身通路にはみ出して(通路ぞいの席だったのです)踊りまくり。「あ・か・さたな!はまやら・わーお!」コールでは、4年分の思いをぶつけんばかりに叫ばせてもらいました。

五十音のあとにちょっと一息。ここで、池ちゃんとタカシくんのMCのバックでトモシコが弾きはじめたフレーズにびっくりです。うん?それってFUNKY労働者のリフじゃないの。まさか次は、そーんな味のある曲をやるのか?タカシくんもFUNKY労働者の歌詞とメンバーを絶妙にリンクさせたMCをしちゃったりして、すっかりこっちがその気になってしまった次の瞬間。またも超不意討ち。

バタ犬ナンバーの中でもキラーイントロっぷりは1、2を争うであろう、あのギターとドラムの音。セ・ツ・ナですよおおおお!この瞬間、おそらく五十音のコールの時より大声で「きゃあああ!」と叫んでしまった自分。もはや我を失っていたと思います。そして後は踊り狂うのみ。だってそれ以外に何があるでしょう。

セ・ツ・ナ後にそのままクールダウンする演奏。空がずいぶん暗くなり、照明がカッコよく映える中、次は何をやるつもりなのかと息を飲んでステージを見守ることしばし。そして始まった曲は・・・わああ、日々GOGOて!!この100%ファンクナンバーも、ほんとにまた歌ってくれるんだタカシくんは。ああもう、ほんとにほんとにおかえりなさいだよ。感無量。

最後は絶対にFUNKYウーロン茶で締めてくれるものだと思い、勝手に心の準備をしていたのですが。何と意外にもバタ犬のステージは日々GO GOで終了。意外な終わり方に、客席からは「えーっ!?」という声が。それにちょっと笑って応えてステージを後にする各メンバー。復活ライブがたったの5曲なんて、あまりにも短すぎじゃありませんか!思わず駆け寄って追いすがりたい気分でした。

とは言いながらも、心は軽く燃えつき状態。ぺたんと座席に腰を下ろすと、ステージに残された機材がどんどん片付けられていく様を、ぼーっと眺めておりました。ああ、帰ってきてくれた本当に。めっちゃうれしい。でもこれで本格的に活動再開なのかしら、直後のバックステージインタビューの時ですら明言しなかったじゃないか。いや、まあ照れ隠しで煙に巻くのは彼らの得意技だし。ああ、タカシくんめっちゃエレキ鳴らしてたなあ。でもやっぱブランクあるぶん、バンドの音としてはまだまだっぽいなあ。また観たいなあ。そんでマッケンLoもウーロン茶も五秒前の午後もRainywayも聴きたいよなあ。

そんな調子だったので、次のブンブンサテライツのライブ中も微妙に心ここにあらず状態で、目の前のライブはたぶんものすごくカッコいいことになっていたはずなのに、全然テンションがアガりきらないまま終わってしまいました。ごめんなさい、もったいないことをしました。また機会があればブンブン観たいです。

トリ前は、元ちとせちゃん。わー、ちとせちゃんの生声を聴くのも4年ぶりくらいになるんじゃなかろうか。その間、彼女もいろいろあったようですが、そのせいか明らかにボーカルに女性らしい優しさが増したなあと感じました。あと歌だけじゃなく、体全体で気持ち良さそうに表現してる感じが、とてもステキでした。彼女だって、いつまでもシカオちゃんたちのかわいらしい妹分じゃないのよね、きっと。

・・・ということは、大トリはHYかあ・・・。うーん興味ないし、なんだかHYのTシャツ着てるお客さんはアレな感じの若者が目立つし、もう帰っちゃおうかなあ。いや、でもこのイベントってラストセッションあるから、そこにバタ犬が出てくるかもだし。こんな機会でもないとHYなんて観ないだろうし、残ることにしよう。

その10分後に後悔。そしてさらに30分後にもっと後悔。ああなんつーか、やっぱ私にHYは無理すぎた。何事も住み分けが肝心になることもあるもんだ。しかもあのラストセッションは何ですか。出演全8組中、HY以外に登場したのが、ちとせちゃんとチャットモンチーだけって何。たまーにスペシャのやることで妙に不可解なこととかありますが、今日は最後だけそんな感じでした。

しかし、そんな小さなことはこの際どうでもよくて。バタ犬復活ライブをこの目と耳と体で感じられたことが、とにかく幸せだったとしか言いようがないです。この日記はライブの2日後に書いてるから、絶対夢なんかじゃないぞ、本当だぞ。ここからが本当のパーティーのはじまりだ、なーんてことを心の中でこっそり思ってみるから、だから改めてこれからよろしくね、犬様たち。

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LOVE SHOP LOSALIOS@六本木Super Deluxe

2006-09-23 23:30:37 | LIVE
何度行っても微妙に緊張するのが、ロザリオスのライブ。その都度メンバーも会場も演奏も、どんな感じだかわからないところがそう思わせるのでしょうか。でもたぶんそれが、ロザリオスの魅力のひとつ。

今回は会場の雰囲気がよく分からなかったので、5月にやったAlfieみたいな感じかと勝手に思いこみ、そんじゃ開場時間ぴったりに並んどけばいいのかなーと思って18時頃現地に着いたら、既にたくさんの人が並んでてびびりました。早めの予約番号だったため慌てて入場したら、中はふつーにいい感じの広さ(ロフトくらい?リキッドのフロア部分くらい?)のライブスペースになってて、前3、4列くらいにだけ椅子が用意されてました。既に椅子は埋まっていたので、相方のTさんとビールを飲みながら、開演までぐだぐだと過ごす。

そして開演なのですが。かなり低めのステージだったため、背の高い男性陣に視界を阻まれてしまい、達也さんのドラムが鳴り始めてもステージがまるで見えずあせる。が、そのうち別の違和感に気づき、おや?と。演奏はドラム・ベース・ペットによる完全なセッション風で、いつまでたってもギターが聴こえてこない。つーか、どうもギターがステージ上にいない。えええこれはいったいどういうことなんでしょうか?

しかし、ギターレスのセッションはそのままどんどん熱を帯びてきて、そう簡単に終わる気配はなく。その展開の読めないライブに、しばらくはただじーっと耳を傾けていたのですが。

・・・ええと、実はここで私、貧血で倒れまして(汗)。

普通に聴いていたつもりなのに、突然血の気が引く感覚に襲われたため、Tさんに「ごめん、ちょっと下がるね・・・」と言った時にはもう手遅れで、そのままぶっ倒れてしまった、ようです(自分は覚えてないのです)。でもって、Tさんとその場にいた男性(スタッフの方だったのでしょうか?)に、いちばん後ろまで連れて行ってもらい腰を下ろすに至ったのですが・・・。Tさん、周囲にいたお客の皆様、私を連れてってくださった男性の方、本当に本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。みなさんの空気をぶち壊しにしたかと思うと、いくら反省してもし足りないくらいです・・・。

そのまましばらくの間、いただいたお水を飲みつつ、どうしていいか分からないままぼんやりライブを聴いてました。徐々に体に血の気が戻ってくるのを感じながらも、もちろん心は超ブルー。が、15分くらい経ったころ、音に変化が生じたのにはっとする。慌ててTさんに声をかけてゆっくり立ち上がってみると・・・ああ、やっぱりギターのご登場だ、加藤さんがいるよう(涙)。

こんな状況で今日の加藤さんの音を聴くことになるなんて、本当に情けないと思いつつも、やっぱり正直すごくうれしくて、そのまま改めてライブに耳を傾けながら、人の隙間からほんのちょっとだけ見える加藤さんを眺めていました。ここでタブゾンビ氏は、加藤さんと入れ替わりに一旦退場されたのでしょうか?とにかくずーっと切れ目無しのセッションだったので、はっきりとはわからなかったのですが。

ライブがはじまって1時間くらい経った頃に、ようやく達也さんからMCらしきものが。「これからはもうセッションしかやらないことにした」との発言があり、やっと今回のライブについてああなるほどーと理解しました。で、更に「このまま1部の終わりじゃ寂しいから~」などと言うもんだからびっくり仰天。ええ?!今日は2部制なのかー?ううむ、やっぱロザリオスは何が飛び出すかわからないですねえ。

で、15分ほどの休憩をはさみ2部に突入。確か2部のほうは、頭から4人揃ってのライブでした(よね?)。1部で「セッションしかやらない」と断言されたので、アルバム曲は全然聴けないもんだと諦めていたのですが、それに反して数曲は、既発曲に長いセッションを挟んだ感じでやってくれました。達也さんの意図には反するかもしれないけど、やっぱり正直「安心してノレる」フレーズが所々にあるのはうれしいもんです。ただ・・・どの曲やったんだったか、記憶がさだかではありません(←馬鹿)。アナコンダとか、Sneak and Steakとかやりましたっけ?ひょっとして全然違うかも。

アンコールまでずーっといちばん後ろの壁によっかかって観てたため、4人の姿はほとんど見えないままだったのだけど、その代わり上手側の壁に時々、赤いライトに照らされた達也さんやタブゾンビ氏のシルエットが大きく映っていたのが印象的でした。達也さんの腕の動きは、シルエットだけでも見とれてしまいます。残念ながらtatsuさんは影さえ見えなかったのだけど、今回tatsuさんの集中力のすごさには舌を巻きました。ギターやペットと違って、ベースは達也さんに合わせほとんどノンストップで演奏しているにも関わらず、その瞬間瞬間であれだけの音を繰り出せるってすごすぎる。

えーと加藤さんは、チェックのシャツを着てましたよねえ確か?そんで達也さんに「東京都スカパラダイスオーケストラの若手幹部に昇格」と紹介されてましたよねえ?東京「都」って何(笑)。

いやそれだけじゃなく。音のほうも毎度のごとくいい感じでぶっとんでるなーと感じました。タブゾンビ氏がミュートトランペットやった曲とか、特にいい感じだなーと思った記憶があります。今回も相当呑みながらのライブだったようで、そういう楽しみながら本気でやってる感じって、音にも現れてるよなーと何となく思ったり。

あと、本当にどうでもいいことなのですが、今のロザリオスって4人全員名前が「た」で始まるんですね。もうバンド名もロザリオスじゃなく「た」で始まる名前でいいんじゃないかと思ったり(←余計なお世話)。

くだらない話はまあともかくとして。ライブは結局2時間半弱と、ずいぶん内容濃いステージだったのかなあと。しかし今回のライブばかりは、個人的に後悔&反省に尽きてしまうため、それ以上何ともコメントできる立場でもないのです。熱いライブをやってくれた4人にも、本当にに申し訳ない限りで。帰りの寒風が、やけに身にしみました・・・。ああもう、2度とこんな事を起こさないように、今後はライブにじゅうぶん耐えうる体作りのために、食生活も体力も改善したいと思ってますので。だからもうちょっと日を置いてから、また絶対やってくださいLOVE SHOP LOSALIOS。

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