ライジングで初体験して以来2度目となるフジファブのライブは、大学の学園祭となったわけですが。慣れない本厚木の駅前で右往左往した上に、台風接近のため大荒れとなった天気の影響で、やっとのことで乗ったバスはなかなか進まず。屋外での学祭イベントが全て中止になりひっそりとした東京工芸大に着いたのは、開演時刻のわずか5分前でした。で、さらにそこから大学構内のいちばん奥にあるらしき体育館まで、ぶっとびそうな傘を握り締めながらとにかくダッシュ。なんでしょう、この予想だにしなかった状況は。
やっとのことでキレイな体育館の中にすべりこむと、中はちょうどZepp Tokyoくらいの大きさ。座席は自由席だったのですが、当然前のほうはほぼ埋まっていたので、思い切ってかなり後方の、上手側の空席の多い列を選んで着席。で、やっと呼吸が整ったかというところで、タイミングよくライブが幕を開けたのでありました。
ライブは陽炎で始まり、続いてSunny Morning。予想していたこととは言え、普通の体育館ライブというのはやっぱり音響が最悪です。特に高音やボーカルが全然クリアに聴こえなくて、純粋に音を楽しむにはどう考えても無理がありすぎる。だけど、今回はこのシチュエーションこそが一番のポイントだと思えば、逆にどう楽しんでやろうかと気合も入るというものです。
そして3曲目、Surfer King!ここで完全にスイッチが入ったような気がします。今回は金澤くんのトランペットはお目見えしませんでしたが、その代わり脳内でホーンズ3の音色を再生しながら、めいっぱい踊らせてもらいました。
で、確か3曲終わったところで最初のMCだったと思うのですが。確か、嵐の中奮闘する学園祭スタッフをねぎらったり、学園祭でライブができるうれしさを語ったりとか、そんな感じだったと思います。志村くんのちょっとたどたどしいMCにも、まだこの時にはさほど違和感を感じることもなく。そう、ライブ終盤のMCタイムまでは。
その後は未発表っぽい新曲を1曲披露し、続けて「これからフジファブリックのダークサイドをお楽しみください」的なMCとともに、地平線を越えて→打ち上げ花火。このあたりが、思いがけずとてもツボでした。音が悪いながらも、山内くんのギターはどうやら私好みらしいと発覚。ソロのセンスの良さと、12弦を弾いてしまう大胆さに素通りできない魅力を感じます。そこに志村くんのギターが重なった時、一瞬バインのライブとイメージがダブったのはここだけの話。うーむ、ライブでのダークサイドなフジファブをもっともっと観てみたくなりました。
この後のMCでは、確か金澤くんにトークが振られたはず。で、金澤くんは確か、志村くんが直前までしゃべってきた話を完璧に無視して自分の話をしゃべりだし、それがえらい面白かった気がします。そんで最終的には、モニター対策で耳に詰めていたというティッシュを取り出し、客席に放り投げていたはず。なんだかすごいぞ金澤くん、だてにスペ中OBじゃないんだな!(←意味不明)
そんな感じで、なんだかMCはおかしなことになっていましたが、その後で聴かせてくれた新曲・若者のすべてはとても良かったです。どこが好きかと聴かれたら即答できないんだけど、なんと言ったらいいのでしょうかあの感じ。10日後にシングルがリリースされたら、きっと買ってしまいそうな自分がいますよ。
で、続いてサボテンレコード。このとき曲のラストで志村くんがギターを弾きながら何かネタらしきものをやって、その後に「わかった?わかったよね?」と客席に語りかけたらばえらい反応が良くて、それで志村くんも満足したっぽかったのですが。正直私は何のことやらわからず、ぽかーんとマヌケ面をしていました。あとであれがYUIのモノマネだと知っても、まったくピンと来なかったあたり、ジェネレーションギャップの大きさを痛感しましたね・・・
気を取り直して。その後のMCでは、再び学祭の良さに触れる志村くん。ここでどこからか学園祭のパンフらしきものを取り出し、ぱらぱらとめくりながら「このパンフの中に、僕らのテンションがもっと上がるようなことが書かれてありました・・・」と思わせぶりにつぶやく。ちょっとだけドキドキするお客さん一同。
で、一呼吸おいてひとこと。
「ミスコンです!」(←パンフの最終ページを掲げながら)
志村くん・・・(爆笑)。この時になってやっと、志村くんのキャラの特異性がちょっと理解できた気がしました。ライブ後に某所でファンのみなさんの話をチェックしたところ、どうやら今回はいつも以上にテンション高めな志村くんだったようですが、それにしてもあれは最高でした。結局、そのミスコンで優勝したのは誰のイチオシさんだったんでしたっけ。金澤くん?
さんざん笑わせてもらったあとは、「ファンキーベース!」という志村くんのコールで、加藤くんのベースが終盤戦の口火を切る。ダンス2000!うおおおイントロのベースだけでめっちゃテンション上がるー!さらに、たたみかけるようにTAIFU→ラストに虹。いやー楽しかった。虹のラストでは志村くんがモニター上に立ち、マイクスタンドをまっすぐに伸ばして歌ったりして。途中まで棒立ちだった学生らしき男子のグループが、最後には気持ち良さそうに揺れていたのも印象的でした。もちろん、左右がガラガラなのをいいことに私が踊りまくっていたのは言うまでもありません。
そしてアンコール。曲は当然のごとく銀河ですよ。そういやライジングでもこの曲がラストで、ものすごい勢いで踊り狂ったんだっけ、そんなことを思い出しつつ、今日も気持ちよくライブを締めくくらせてもらいました。あああ楽しかったー、音が悪いのもそっちのけで、じゅうぶん満喫してしまいました。チケ代たったの1500円で、こんなにいいものを見せてもらって幸せ。
そんな感じで。初めてまともに観るフジファブのライブは、悪条件の数々もなんのそので予想以上に楽しすぎました。はい、どうやら私は文句なしにフジファブにハマってしまったようです。次にライブでお目にかかれるのは12月の国技館ですが、その日がもう待ち遠しくて仕方ないですよ。なんでこのバンドに今まで惚れなかったかなー、と自分のバカさを笑いつつ、彼らの音をめいっぱいこの耳と体に浸透させていけたらいいなあと思ってます。とりあえず、やっぱりシングルは買うことにしよう。
やっとのことでキレイな体育館の中にすべりこむと、中はちょうどZepp Tokyoくらいの大きさ。座席は自由席だったのですが、当然前のほうはほぼ埋まっていたので、思い切ってかなり後方の、上手側の空席の多い列を選んで着席。で、やっと呼吸が整ったかというところで、タイミングよくライブが幕を開けたのでありました。
ライブは陽炎で始まり、続いてSunny Morning。予想していたこととは言え、普通の体育館ライブというのはやっぱり音響が最悪です。特に高音やボーカルが全然クリアに聴こえなくて、純粋に音を楽しむにはどう考えても無理がありすぎる。だけど、今回はこのシチュエーションこそが一番のポイントだと思えば、逆にどう楽しんでやろうかと気合も入るというものです。
そして3曲目、Surfer King!ここで完全にスイッチが入ったような気がします。今回は金澤くんのトランペットはお目見えしませんでしたが、その代わり脳内でホーンズ3の音色を再生しながら、めいっぱい踊らせてもらいました。
で、確か3曲終わったところで最初のMCだったと思うのですが。確か、嵐の中奮闘する学園祭スタッフをねぎらったり、学園祭でライブができるうれしさを語ったりとか、そんな感じだったと思います。志村くんのちょっとたどたどしいMCにも、まだこの時にはさほど違和感を感じることもなく。そう、ライブ終盤のMCタイムまでは。
その後は未発表っぽい新曲を1曲披露し、続けて「これからフジファブリックのダークサイドをお楽しみください」的なMCとともに、地平線を越えて→打ち上げ花火。このあたりが、思いがけずとてもツボでした。音が悪いながらも、山内くんのギターはどうやら私好みらしいと発覚。ソロのセンスの良さと、12弦を弾いてしまう大胆さに素通りできない魅力を感じます。そこに志村くんのギターが重なった時、一瞬バインのライブとイメージがダブったのはここだけの話。うーむ、ライブでのダークサイドなフジファブをもっともっと観てみたくなりました。
この後のMCでは、確か金澤くんにトークが振られたはず。で、金澤くんは確か、志村くんが直前までしゃべってきた話を完璧に無視して自分の話をしゃべりだし、それがえらい面白かった気がします。そんで最終的には、モニター対策で耳に詰めていたというティッシュを取り出し、客席に放り投げていたはず。なんだかすごいぞ金澤くん、だてにスペ中OBじゃないんだな!(←意味不明)
そんな感じで、なんだかMCはおかしなことになっていましたが、その後で聴かせてくれた新曲・若者のすべてはとても良かったです。どこが好きかと聴かれたら即答できないんだけど、なんと言ったらいいのでしょうかあの感じ。10日後にシングルがリリースされたら、きっと買ってしまいそうな自分がいますよ。
で、続いてサボテンレコード。このとき曲のラストで志村くんがギターを弾きながら何かネタらしきものをやって、その後に「わかった?わかったよね?」と客席に語りかけたらばえらい反応が良くて、それで志村くんも満足したっぽかったのですが。正直私は何のことやらわからず、ぽかーんとマヌケ面をしていました。あとであれがYUIのモノマネだと知っても、まったくピンと来なかったあたり、ジェネレーションギャップの大きさを痛感しましたね・・・
気を取り直して。その後のMCでは、再び学祭の良さに触れる志村くん。ここでどこからか学園祭のパンフらしきものを取り出し、ぱらぱらとめくりながら「このパンフの中に、僕らのテンションがもっと上がるようなことが書かれてありました・・・」と思わせぶりにつぶやく。ちょっとだけドキドキするお客さん一同。
で、一呼吸おいてひとこと。
「ミスコンです!」(←パンフの最終ページを掲げながら)
志村くん・・・(爆笑)。この時になってやっと、志村くんのキャラの特異性がちょっと理解できた気がしました。ライブ後に某所でファンのみなさんの話をチェックしたところ、どうやら今回はいつも以上にテンション高めな志村くんだったようですが、それにしてもあれは最高でした。結局、そのミスコンで優勝したのは誰のイチオシさんだったんでしたっけ。金澤くん?
さんざん笑わせてもらったあとは、「ファンキーベース!」という志村くんのコールで、加藤くんのベースが終盤戦の口火を切る。ダンス2000!うおおおイントロのベースだけでめっちゃテンション上がるー!さらに、たたみかけるようにTAIFU→ラストに虹。いやー楽しかった。虹のラストでは志村くんがモニター上に立ち、マイクスタンドをまっすぐに伸ばして歌ったりして。途中まで棒立ちだった学生らしき男子のグループが、最後には気持ち良さそうに揺れていたのも印象的でした。もちろん、左右がガラガラなのをいいことに私が踊りまくっていたのは言うまでもありません。
そしてアンコール。曲は当然のごとく銀河ですよ。そういやライジングでもこの曲がラストで、ものすごい勢いで踊り狂ったんだっけ、そんなことを思い出しつつ、今日も気持ちよくライブを締めくくらせてもらいました。あああ楽しかったー、音が悪いのもそっちのけで、じゅうぶん満喫してしまいました。チケ代たったの1500円で、こんなにいいものを見せてもらって幸せ。
そんな感じで。初めてまともに観るフジファブのライブは、悪条件の数々もなんのそので予想以上に楽しすぎました。はい、どうやら私は文句なしにフジファブにハマってしまったようです。次にライブでお目にかかれるのは12月の国技館ですが、その日がもう待ち遠しくて仕方ないですよ。なんでこのバンドに今まで惚れなかったかなー、と自分のバカさを笑いつつ、彼らの音をめいっぱいこの耳と体に浸透させていけたらいいなあと思ってます。とりあえず、やっぱりシングルは買うことにしよう。