Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

SUPER BUTTER DOG@日比谷野外大音楽堂

2008-09-13 23:59:12 | LIVE
バンドの解散発表からちょうど100日。ついにバタ犬のラストライブの日を迎えました。既にこのラストツアーの福井・大阪公演を観てきたぶん、それなりに心の準備はできているような気もするのですが、その一方あまりにもライブの内容が良すぎて、解散発表の時よりもはるかに解散を理解しがたいと思う自分もいて。でも、最後までそんな風に良いライブで締めくくってくれるなんて、きっと幸せなことなんだろうなあとも思ったり。ああもうワケがわかりません。とりあえずキーワードは「最後ってことは全部使うってこと!」で。

ライブ当日、その2日前に観た大阪ライブの感想文を朝から突貫工事で書き上げると、福井の物販で買った白Tシャツに着替え、sora-sodaタオルとサントリー烏龍茶を手に野音へゴー。そして開場時間の30分ほど前に到着すると、既に現地はとんでもない人の数で、それだけでみんながどれだけの思いを抱えてこの日を迎えたかが伝わってくるようでした。そんな人波をかき分け、福井でお知り合いになった地方遠征組のみなさん&そのお友達の輪に加わると、中から聴こえてくるリハの音に体をゆらしつつ開演前のしばしのリラックスタイム。

そして入場。一流ミュージシャンの皆様や関係者の方々から届いたたくさんのお花を眺めつつ中に入ると、ステージの上には大阪や福井では見かけなかったセットががあります。機材の後ろに、白地にポップな色で「Super Butter Dog」と書かれた、5枚の大きなパネル板。これにより、明るいうちは照明を生かせないぶん殺風景になりがちな野音のステージが、ちゃんとバタ犬らしい雰囲気になってて、率直にこれはいいなあと思いました。まさかこのパネルに仕掛けがあるとはこの時は思いも寄らなかったのですが。

今日の座席はBブロック12列目の上手側。Bブロックの最後列なので圧迫もなく視界も良好な席でした。そこで今日ご一緒するOさんと合流すると、今日も客入れSEにツッコミを入れたりアンケートに記入したりして開演を待つことしばし。

と、定刻を10分ちょっと過ぎたあたりで突然会場に鳴り響く、変に聴き覚えのある曲。これは・・・えええとまさかサザエさんの、あのエンディングのイントロだっけ?!驚いて顔を上げると、突然曲に合わせステージ上のパネルの1枚が回転し、ポーズをキメたTOMOHIKOが登場。はあああ何じゃそりゃああーー?!(爆笑)

続いて、同じように「ちゃちゃっちゃーららん、ちゃちゃっちゃーららん、ちゃちゃっちゃーららんらん、カン!」の音にあわせ、周ちゃん、池ちゃん、竹っち先輩、タカシくんの順にメンバーが各パネルからご登場。で、5人揃ったところでサザエさんの曲がAメロへと展開するのと同時に、5人が定位置に着くという。もうなんですか、この最高にイカしたオープニングは!ちなみに裏返ったパネルには、あのベター盤のジャケにも使われたメンバーの笑顔な顔塗り画像が、それぞれ貼り付いていました。つまり5人の背景に5人の超どアップが並んでいるわけですね。わはははは。

客席から大きな拍手と笑いが起きる中、タカシくんが確か何かひとことふたこと言ったあと、今日も犬くわのイントロがうねるように響き出す。そしてタカシくんがMEGちゃんを呼び込むと、赤いノースリーブに身を包んだMEGちゃんもご登場です。あああ、ついに始まってしまったーーー。

同じセットリストとは言え、野音で聴く音は福井のホールとも大阪のZeppとも全く違うわけで。同じ曲を今回3通りもの響きで味わえる喜びと、もう2度とこの曲をライブで聴けないのかというセツナさを抱えつつ、噛み締めるようにその音に耳を傾ける。ああ、メンバーはどんな思いでステージに立っているんだろか。

と、2曲目のスーパーフリークを歌い終わったところでタカシくんから「実は・・・10年以上黙ってたことがあるんだけど、最後だから言っていい?」と意味ありげな台詞が飛び出す。この唐突すぎる言葉には、池ちゃんも「え、え?何?」とやや動揺ぎみなご様子。そうして会場中がタカシくんの秘密に息を呑んだところで、タカシくんの告白。「実は『真夜中のスーパーフリーク』の歌詞の8割は、うちの母親が書きましたあああ!」・・・・・・は?

次の瞬間、会場中から巻き起こる驚愕の声と爆笑の渦。「いや、先に『スーパーフリーク』ってことで曲ができたじゃん?すっごい変態っていう意味だからどんな歌詞にしようか悩んで・・・(中略)そしたら歌詞を見たうちの母親が『こんなの全然スーパーフリークじゃない!』って・・・(中略)だって『風が吹きつける夜中たまらず1人ベッドを抜け出して』だよ?こんなのオレに書けるわけないじゃん!」タカシくん・・・何という言い訳(爆笑)

メンバーもさすがにこの事実には驚いていたようですが。そのうちタカシくんと池ちゃんとで「ほら、うちの母親俳句やるじゃない?やっぱ違うなーと思った!昔『タカシ、たくさん本読みなさい!』って言われたのにオレ読まなかったし。」「あのお母さんねー、『池ちゃんは体が大きいからパン2つ食べなさい』って言ってくれるからー」と、結局いつものグダグダトークに流れていって、なんとなく円満にまとまったのでありました。

で、FUNKY労働者は2児のパパ・池ちゃんに捧げられ。YO!兄弟からは今日も田中さんがパーカッションとして加わり。前半のハイライトとも言うべき日々GO GOが始まった頃には開演直後より客席の揺れ具合も大きくなっていました。ああやっぱりこの曲のグルーヴ大好きだ。

そして、間奏にていよいよスペシャルゲストのご登場です。きたきたきた、RHYMESTERの宇多丸さん&Dさん!リハの音漏れを耳にした時点で2人の存在は既にわかっていたのに、何でしょうこのワクワク感といったら!

大歓声に応えつつ、そのまま日々GO GOの間奏でリズム隊の音に乗せて、順番にカッコよくライムを聴かせてくれた宇多丸さんとDさん。去年のRIJFではやはりこの曲でDさんが飛び入りしてくれましたが、今日は2人ですからテンションもあの時以上に上がりまくりです。あーでもどんな詞だったか全く覚えていないのが悔しいですよ。

さらに、RHYMESTERとバタ犬といったらもちろんこの曲。This Y'all,That Y'all!うわあああ、ついにこの曲を生で聴ける日が来たーー!

タカシくんを含めた3人の華麗なマイクリレー、盟友が並ぶ姿を観て笑顔の竹っち先輩、超カッコいいリズムを延々と繰り出す周ちゃんとトモヒコ、そしてA~Bメロでは鍵盤の出番がないため手持ち無沙汰ぎみにノッている姿が愛らしい池ちゃん。そのステキすぎる光景に、この瞬間ばかりは今日が解散ライブであることを本気で忘れさせてもらいました。まさしく歌詞の通り、会場中がイイ顔になって踊りまくったひとときでしたね。最高の時間をありがとうございました、お二方。

ゼッショー終わりのMCは、残念ながら記憶になし。外出中とコードは、ちょうど日が落ちた薄暗い雰囲気にとてもマッチしていて。さらに音と音の合間に一瞬静寂が生じるたびに、周囲の虫の声がりりりりと聴こえてくるのがたまらなくステキでした。そういえば虫って音は聴こえるのかしらん。

で、続く5秒前の午後で、それまで5人の笑顔が存在感を放ち続けていた背後のパネルが90度回転。そして遮るものがなくなった状態でもって、後ろから白いライトが5人を照らし出した、あの演出にはやられました。陽が落ちて照明が映えるタイミングで、タカシくんのどこまでも伸びる声や心地よい池ちゃんの鍵盤の音と相まって、なんつーか光と音が一緒になって体に染み渡っていくようでした。

そうしてゆったりとした時間が過ぎると、いよいよライブ本編も終盤へ。今日も会場にあのチャイニーズなドラム&ベースの音が響き出すと、池ちゃんワンマンショーの時間ですよ。いやあ楽しかった。覚えている限りの内容を挙げると

・昨今コンビニ等でウーロン茶を見かけなくなったことを嘆き、スタッフにウーロン茶を持ってくるよう暗にリクエスト→スタッフ側からまさかの「ないです」宣告。
・「うんうん、なになに?うん、なになに?」←これがツアー中の池ちゃんの流行語だったらしい。
・手拍子をするお客に「もっと腕を高く挙げて!」と要求→みんなが腕を真上に上げたところで「うわあ、三十三間堂みたーい」
・そうこうしているうちにスタッフがペットボトルを持ってくる。それを一気に飲み干して一言。「うん、これは黒烏龍茶だね!」

こんな感じだったでしょうか。あと、この野音では見られなかったんですが、福井や大阪では池ちゃんのMC中にタカシくんと竹っち先輩がギターを弾きながら、2人並んでステキなステップを披露してくれていたのも思い出しましたよ。

で、そろそろグダグダになりそうかというタイミングになった時のこと。

「全然解散感ないでしょー?・・・でもねー、解散しちゃうんだよね・・・。」

池ちゃんのこの一言を聞いた瞬間、それまで割と普通にライブを楽しんでいた自分の中で、セツナモードなスイッチがON。ああ、本当にこのひとたち解散してしまうんだ。そう思うと同時に涙がだーっと。うわあああん!

そこから先は本編終了まで、何度も涙でぐしゃぐしゃになりながら全力でステージに向かう自分がいました。ウーロン茶では精一杯「ウーロン茶!」コールを絶叫し、あの長い長いアウトロで5人のプレイを目と耳に焼き付け。コミブレでは、この曲が自分とバタ犬との出会いだったことを思い出しつつ、「悩むこたないのによおおー!」とシャウトするタカシくんの声を心底男前だと感じ。五十音では、あのシャチホコ帽子をかぶったタカシくんと一緒に「さしすせそさ空を見上げ~」で夜空を見上げ。何よりも大好きだった、あの池ちゃんのあかさたなコールでは、両腕を挙げて力の限りジャンプ。マッケンLOでは、ほの暗い照明に照らされたステージから放たれるグルーヴのあまりのカッコよさに、あらためて惚れ直したりもして。

そうして、あっという間に本編ラストの曲、セ・ツ・ナ。このとき、曲が間奏にさしかかったところでタカシくんが突然「ずっとこのバンドをやってきたけど、バタードッグの言いたかったことは、次の歌詞に尽きるんだぜ!」とシリアスな顔で叫び。そしてひと呼吸おいてから「足りねーって放つメッセージ無くね?」と渾身のシャウト。ああそうだ、こういう不器用なスタンスでもって、こんなに粋な歌詞を書き、こんな最高のファンクに乗っけて、こんな風に全身でパフォーマンスしてくれる。だから私はこのバンドが大好きだったんだよ。

今回のツアーで本編がこの曲で終わるのは何故なんだろ、やっぱり解散はセツナいから?ともちょっと思っていたのですが、このタカシくんのシャウトで全て納得できました。そうして胸がいっぱいになったところで、本編終了。

そう言えば今回のツアーでは、メンバーがステージを後にするとき必ず池ちゃんが5人の最後尾を歩き、その際客席の手拍子に合わせて腰やお尻を叩いて、最後まで笑いを獲得しておられましたね。この日もそんなパフォーマンスのおかげで、一瞬寂しさがよぎった会場中がすぐに笑いとアンコールの拍手に包まれました。ああもう、池ちゃん大好きだ!!

そしてライブはいよいよアンコールへ突入。メンバーに続いてMEGちゃんも再び姿を現し、池ちゃんとタカシくんがしばし談笑。ここ、何しゃべってましたっけねえ。盛り上がってたはずなのに思い出せないのが悔しいですわ。

で、じゃあ曲に行きまーすと言ってタカシくんのギターが鳴り出す。が、ここで池ちゃんが「ちょ、ちょっと待って・・・?」とタカシくんを制し、何やら慌てて合図。タカシくん、どうやらこの曲でゲストの栗原さんを呼び込むことを完全に忘れたまま、曲を始めようとしたようでございます(爆笑)

というわけで、演奏を止めてばつの悪そうな表情をするタカシくんの横に、テナーサックスを抱えた栗原さんが苦笑しながらご登場。タカシくん、いくらラストライブとは言え、さすがにそれはぶっ飛びすぎでしょう。わははは。

そうして初期メンバー7人がやっと揃ったところで、メロディーの毛布にくるまって→終電まぎわのバンヂージャンプ→かけひきのジャッヂメント、とFREE WAYからの3連発!いやーステキでした。音源とアレンジはさほど違わなかったと思うのですが、生音だとコーラスやサックスが加わることで黒っぽいサウンドにいっそう磨きがかかるというか。この3曲に関しては今ツアーまでライブで聴いたことがなかったこともあり、そのカッコよさに普通に聴き惚れてしまいました。これを10年以上前にやってたということに改めて驚きです。

というわけで、このひとときだけは解散ライブというより同窓会を観るような感覚で、1度めのアンコールが終了。とはいえ、最後の瞬間がひたひたと近づいていることだけは、どうしても意識せずにはいられませんでしたが。

そして当然のように鳴り止まぬ拍手のあと、ダブルアンコール。これがまたやばかった。1曲目ヒマワリ!新潟不参加だった身としては、この曲が聴けなかったら心残りになるところだったので、ものすごくうれしかったです。ほのかに照らされたライトの下、ダブルアンコールとは思えないほど抑え気味なサウンドが、夕闇に映えてとてもカッコよかったですよ。

さらに2曲目が、まわれダイヤル。あああこの流れ、なんとステキな333号室メドレーでしょうか!ここでまたも涙腺崩壊。おかげでサビでタオルを回しながら涙を拭くのが大変でした。

が、続く3曲目で急展開。ダイヤルからどう繋いだのかよく覚えてないのですが、いきなりスネ毛が始まったのには面食らいました。大阪まではこれがライブ最後の曲だったのに、なるほど今日はこう来たかー・・・え?タカシくんってば、歌いながらなんか最前列の女の子をステージに上げてるんですけど!おおおおお?!

タカシくんは女の子がステージに上がると、彼女のほうを向きハンドマイクでスネ毛を熱唱しつつ、歌詞に合わせてアクションを交え彼女にアピール。そしたらば、彼女も見事にそのタカシくんの動きに合わせ、ステップを踏んだりタカシくんと絶妙の距離を取ったり、そして極めつけはスカートの裾をちらりちらり。これは・・・まさにスネ毛の歌詞にふさわしすぎるパフォーマンス!これにはタカシくんも大爆笑です。うわああ彼女すごすぎるんですけど!

結局アウトロ手前でタカシくんにより解放されるまで、客席の視線を独り占めだった彼女。いやあ彼女こそまさしくファンの鑑じゃないでしょうか。終演後は、誰もが彼女のパフォーマンスを大絶賛してました。

しかし、スネ毛の見せ場はまだまだ終わりません。さっきまでの騒ぎが嘘のように、長い長いアウトロではぶっといリズムとしびれるようなギター、そして何より5人が時折目を合わせながらグルーヴの波を作り出していくさまに、ただただ圧倒されました。腰が砕けんばかりに踊らせてもらったのは言うまでもありません。

ここでダブルアンコールが終了。そしていったんステージ前方に整列した5人は、深々とおじぎをして退場。既にこの時点で、何とも言えずこみ上げてくるものがステージからこぼれ落ちていたような気がします。

そしていよいよトリプルアンコール。この時だったか、タカシくんがたくさんの外聴きのお客さんの存在に触れ。そして「聴こえてるかーー?」と外に向かって呼びかけたらば、外からものすごいボリュームの歓声が帰ってきたのには本当に驚きました。いったい外には何百人くらいいらっしゃったのでしょう。あの時、メンバーだけでなくたくさんのお客さんが後ろのほうを向いて外聴き組に拍手を送っていましたね。あの瞬間も、間違いなくこの日の名場面の1つだったと思います。

そうしてみんなが笑顔になったところで、タカシくんがアコギをぽろりと鳴らす。サヨナラCOLOR。ただただ泣きました、でもこの曲で涙するのは、これが最後でありたいと思いました。この曲に関してはそれ以上何も言えません。

曲が終わると、5人は再びステージ前方で横一列に並び、1人1人が順にご挨拶。残念ながらあまりちゃんと覚えていないのですが、

池ちゃん:「またいつかこうして集まりたい。だからその時まで・・・お前ら死ぬなよ!!」
トモヒコ:「本当に楽しんだライブでした。また遊ぼうぜ!」
タカシくん:「解散感ないよねえー・・・またやるよ?」
竹っち先輩:えー思い出せませんごめんなさい。14年間ありがとうみたいな感じだったような。

そしてマイクが左端の周ちゃんに渡る。何せ寡黙な男として名高い周ちゃん、いったい何を話してくれるのか?とおそらく会場中が息を呑んだことかと思います。

ところが、周ちゃんは躊躇せずひとこと
「どうもありがとう。」

そしてメンバーのほうにくるりと向きを変えて
「みんなもありがとう。」

まさかの、そして何よりも胸にしみる一言とワンシーン。ああ、周ちゃんにこんなにも泣かされる日が来るだなんて、ファンになった頃は夢にも思いませんでした。この「ありがとう」は間違いなく一生忘れません。

さらに、ここでメンバーから「デビューから僕らを支えてくれた人」として、マネージャー黒嶋さんの名前が呼ばれ。で、PAにいた黒嶋さんがステージに上がると、5人からの感謝の気持ちとして、バラ111本がプレゼントされるというサプライズ。そして6人でもう1度深々とおじぎをすると、上から「FUNK YOU VERY MUCH!」というメッセージの書かれた大きな幕が落ちてきて。いよいよこれがフィナーレなのか、と思いきや。

タカシくんが「最後は踊って終わろうぜ!」と叫び、再び定位置に戻るメンバー。その瞬間大歓声に包まれる野音。そして始まったバタ犬のラストナンバーは、あいのわ。ああ、やっぱりこのバンド最高だ。こんな風にカッコよく解散の幕を引けるバンドがいるだろうか。もう大好きなんだよ、名曲すぎるんだよ、だから永遠に曲が終わらなければいいと思うんだよ。無理だとわかっているけれども。

そしてライブ終了。最後にもう1度、全員並んで手を繋ぎ深々とおじぎをした5人は、ついにステージから去り、SUPER BUTTER DOGは解散を迎えたのでありました。

+ + + + + + + +

ええと、ここまで超長文乱文をお読みいただいた方、本当にありがとうございます。普段は感想文にこんなあとがき的なものを書くことなどないのですが、あまりにも今回のやつは自分の中で特別すぎるため言い訳っぽいことを。

文中、特にサヨナラCOLORやラストのあいのわに関しては何を言いたいかよくわからない記述になっているのですが、私のボキャブラリーではあの時の自分の感情をどうしてもうまく表現できなくて、最低限これだけは書けると思った気持ちだけ乱暴に書き連ねています。ワケわからん文章ですみません。

私は2001年以来のバタ犬ファンなので、特別ファン歴が長いワケでもなく、胸を張ってファンらしく発言できることも何もありませんが。彼らの音楽に触れていた間は私にとって本当に幸せな時間だったので、そのことを彼らに心から感謝したいと思います。いろんなことがありつつも、バンドを続けてくれて本当にありがとう。そしてお疲れさまです。

それにしても、あそこまで復活を匂わせた上で解散ってすごいですよねえ。どこまで正直なんだあの人たちは。しかしそれがたまらなく魅力だと思うわけで、ここは私もバカ正直に、池ちゃんとの「その時まで死なない」という約束を守りつつ、いつか彼らが戻ってきてくれることを信じていようと思いました。

ひとまず今は、これから各自活躍していくであろう5人とバタ犬の更なる発展をお祈りして、心の中で三本締めをして終了とさせていただきます。いよおー。


コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最後ってことは。 | トップ | しばしのお別れ。 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よってぃ)
2008-10-04 10:59:51
読ませていただいて、あの日のことがまたジワジワとよみがえってきました。
私は立ち見だったので、メンバーの細かい動きなど見えなかった部分もあったのですが、
細かいところまで書いてくださっていたので、自分の記憶を少し誇張させていただきました。

本当に、あの場所にいれて幸せでした。
最高でした (オギミ)
2008-10-04 17:32:51
感想文お疲れ様です!
一言で表せば、
本当に、本当に、最っっっ高のライブでした!
あのライブを観れた事は一生の宝です。

yuccaさんのおかげです。本当にどうもありがとうございます!!
いつか彼らが戻ってくるまで絶対に死にません!
それにしても池ちゃんの「三十三間堂」発言は最高過ぎました。やっぱ天才ですねー。
目に浮かびます (まさみかん)
2008-10-05 08:58:09
野音内に居た人は、アンコール時に外から聴こえた歓声にみんな感動してましたよね。私も後ろを振り返って拍手してしまった1人です。
全身全霊かけてステージを見守っていても何故か記憶って抜け落ちますよね。yuccaさんのおかげで少し記憶が補完されました、ありがとうございます!個人的には池ちゃんのホーミーを鮮明に憶えています(笑)

この日のライブは今まで観た色んなライブの中で一番心に染み入りました。本当にいつで良いから復活待っています!!
超大作 (くりも)
2008-10-05 23:05:15
おつかれさまでした。記憶が蘇ります…。

あの日は音を捉えるのに必死で、あまりステージを見ていなかったように思います。いつもは池ちゃんに釘づけなんですけどね。『体大きいからパン2つ…』のくだりを思い起こせば、暫くは辛い事も乗り越えられそうです。笑

外聴きの人々の歓声が届いた時、正直うらやましく思いました。そちらのノリで最後を迎えても楽しかったかな…というか。そんな贅沢言ったら罰が当たりますね。

未だに解散感ありません。次のライヴまで死ねません。一生聴き続けます。

また、バタ犬を話題に出して下さい。楽しみにしてますから。語り継いでいきましょう!

長々とすみません。
Unknown (yucca)
2008-10-06 23:19:03
みなさん、長文にも関わらずお読みいただいてありがとうございます!

>よってぃさん
コメントありがとうございます!
私もところどころはネット上で拾い読みして記憶を補ってます。
本当はもっとたくさんコネタがあったと思うんですが(笑)
あの場にいられた幸せ、またみんなで分かち合えるといいですね。

>オギミさん
こちらこそ、あの日オギミさんと一緒にがっつり踊れて
本当に良かったです、ありがとう!
復活ライブの際にはぜひまた三十三間堂ごっこをやりたいです(笑)
その日が来るまでお互い長生きしましょうー!

>まさみかんさん
記憶が抜けてしまう感じ、わかります。
むしろ全身全霊を傾けるからこそ忘れてしまうのかもですね。
まさに「最後ってことは全部使う」ライブだったと思います。
池ちゃんのホーミー!それ、忘れていました。
思い出させてくださってありがとうございます(笑)

>くりもさん
私も正直、外聴きの人が少しだけうらやましかったです。
高い壁を隔てても確実に愛が伝わっていましたものね。
またバタ犬ネタがあれば、どんどん話題にしていきますね。
おたがい、復活の日まで彼らのことを語り継いでいきましょう!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

LIVE」カテゴリの最新記事