Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

早くよくなって。

2006-11-30 22:41:50 | 日々
この2週間で、5本のライブに行ってました。たくさんライブに行くのはもちろん楽しいのですが、その分だけライブ感想文を書こうとすると、正直ものすごく涙目になります。それじゃあ書かなきゃいいだろうと毎度思うのだけど、このブログを書き始めた当初の目標が「ライブレポ100本」だったので。その目標を達成するまでは、どんな乱文雑文になろうとも、ライブの感想を書き続けたいのです。ちなみに現在、「LIVE」のカテゴリーの日記は88本まで達してる模様。わー。

と、そんな日々を送っている間に、日程も大詰めのスカパラツアーが、冷牟田さん体調不良という緊急事態に。今日になって「浜松までの全ライブ、冷牟田さんキャンセル」との告知に至ったということは、あまり調子はよろしくないのでしょうか。ああああもう、本当に心配です。あんなハードなツアーを、おっさん達がどれだけ心身を消耗しながらやっているのかちっとも理解もせず、無神経に「もうちょっとライブできるでしょう?年末リキッド追加希望ー!」なんて騒いでいた自分の軽率さを、海より深く反省しています。冷牟田さん、どうか今はゆっくり体を休めて、カウントダウンではまた元気なお姿を見せてくださいね。私は会いに行けませんが。

で、そうすると9人のライブは果たしてどうなっているんだろうか。どうにも気になって、9人ライブに行かれた方のレポを読んでみたところ、セットリスト変更+主に大森さんがアジテート、で対応されている様子。私は以前冷牟田さんが休養されてた頃のライブを知らないので、この状態をなかなかイメージしにくいのですが。とにかく、9人でできうる限りの、最高のライブができることを祈っています。

おめでたい話もしなければ。シカオちゃん、紅白出場決定おめでとうございまーす。いやー、予想通りの展開でとてもうれしいです。あ、でもてっきりKokua名義での出演だと思ったのだけど。個人名義だということは、ひょっとしてProgressを歌うとは限らない、ということでしょうか。だとしたら、やっぱり午後パレかなあ。いや、でもProgressをファミシュガバージョンでやる可能性もある。うわあ紅白でファミシュガって、ものすごい違和感ありそうで超見たい。あー、でも弾き語りという選択肢もあるなあ。そうなると、夜空ノムコウを歌わされる恐れも・・・

と、キリがなさそうなので、これ以上考えるのはやめておきます。とにかく、大晦日の実家での楽しみができてうれしいですよ。それにしても、天下の紅白に2組も出演させてしまうオフィスオーガスタ、恐るべし。

そんな大晦日まで、あと1ヶ月。ということは、CDJまであと4週間。やばい、なにせ初CDJなもんで、夏と違って何を準備しておけば良いのかがよくわからないんですけど。つーかその前に、29日は会社を休むのだからその申請をしておけ自分。

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GRAPEVINE@LIQUIDROOM ebisu

2006-11-27 23:50:51 | LIVE
10日前にスタートしたクラブサーキットが、早くも今日でファイナル。これが今年唯一のワンマンツアーかと思うと大変寂しい限りですが、それでも先週のUNITでの濃いライブを思うと、素直にこのリキッドが楽しみでした。さあ今回は、セットリストなどは変えてくるのかどうなのか?そんな風にどきどきしながら、本日もTさんと入場すると、上手側フロア後方の階段付近にスタンバイ。

ステージに現れた5人は、今日も全員シャツ姿。しかし、亀ちゃんのいでたちにまたも笑いそうになったのは一瞬だけで、やがてSEの音が止まると、場内は1曲目を待つ心地よい緊張感に包まれ。

そして、今日もフロア内に響く、壁の星。続くTiny Dogs、スロウ。ああ、今日もこの音が聴けるなんて、なんて幸せなんだろうか。心配したリキッドの音も、やはりUNITと比べれば劣るのは確かだけど、独特の響きと今回のセットリストが絶妙のマッチングだったというか。西川さんのコーラスの荒さとかがよくわかったのが、とても面白かったです(←それでいいのか)。

4曲目がメタモル。ここでUNITの時から内容が変わってるらしいことがわかる。そしてOur Song→大脳機能日と来て、25。25はUNITで聴くのも良かったけど、今回のちょっと音が荒くて演奏もくだけてる感じのほうが、ばちっとハマるような気がしました。

そしてここでB.D.S。ええ?UNITでは終盤近いところでやったのに、今日はこんな位置でやるの?普段ならディープな曲をやり始めるタイミングなだけに、一瞬びっくりしましまいましたが。これがもう、気持ちいいのなんのって。おまけになんと。この夜のB.D.Sのアウトロは、CD収録と同じ、鍵盤フューチャーの長ーいあのパターン。ああ兄さんたちってば、何て罪なフェイントをかましてくれるんでしょう。

実はこの曲らへんまでは視界が悪く、ほとんどステージ上が見えなくて。まあ仕方ないかと、目を閉じて音に集中してライブを楽しんでいたのですが(←こういう楽しみ方でもOKなのはバインライブだけ)。B.D.Sでテンション上がって目を開けた瞬間、やっとのことで西川さんの姿が見えたとき「あああ西川さん!会いたかったよう!」と心の中で叫んでしまいました。やはり私は西川さんマニアなのだと、改めて悟った瞬間でした。

そのほかの中盤曲は、ほぼUNITと同じだったと思います。曲順は自信ないけども。あ、新曲その1→here、の時と、スレドニ→新曲その2、の時だったと思うのですが。それぞれ、先にやった曲の緊張感が曲間も見事に持続してて、そのままフロアに物音ひとつせずに次の曲が始まったあの感じ、最高でした。バインファンは愛情表現がほんとに寡黙で、でもその感じが大好きです。アンコールで田中が「お前ら、ほんっとに静かやなあ」とのたまってましたけども、ちゃんとこの愛情表現伝わってますよね?兄さん方!

UNITではB.D.S.をやった位置にGRAVEYARDをもってきたのは、正直ちょっとどうかなーと思いました。いや、演奏は申し分なかったのだけども。あの位置でそういう熱さの曲をやるんだったら、きみが嫌いor太陽が良かった・・・ねえ?Tさん(私信)。

終盤3曲も、UNITと同じ。KINGDOME COMEでは、後半セッション冒頭の金やんソロがとてもナイスな感じで、それに触発されるように高野さんも西川さんも亀ちゃんもギアを上げていってたのが、ものすごく楽しかったです。きっとステージ上も楽しんでいたんだろうなあ、あれ。そういえば田中氏のボーカルも、終盤につれどんどん伸びを増していって「どこまで行くんだ?!」と驚かされました。やっぱりこの人のボーカリストとしての力量はものすごいですわ。

FLYで本編は終了。ああいいライブだったー。でも結局UNITとそんなに大きく変えてきたわけじゃなかったなあ、やっぱりさすがにそこまで変えないか。と、この時ぼんやり思ったことが、まさか10分後にあそこまで見事に覆されるとは。

アンコール1曲目はPaces。そして次が、リトルガールだったものだからびっくり仰天。うわ、本編でやらなかったなーと思ったら、まさかここでやるとは。なんですか、今夜のアンコールは優しめ路線なのか?それはそれで、とてもレアな気はするけどもー。

・・・優しめ路線だなんて、そんなのあり得なかった(苦笑)。その直後に、覚醒!きゃあああ、アンコールで覚醒を聴くのなんて初めてですよ!長野のアンコールがこれだったと聞いて、とてもうらやましかったので、東京でもやってもらえて超感激。「あーかく染まっちゃう」のところが、恒例の赤ライトじゃなかったのだけがやや心残りですが、間奏の西川さんギターソロに骨抜きにされたので、そんな小さなことはこの際気にしません。

てっきり覚醒で締めるものだと思ってたら、まさかのアンコール4曲目。しかもまさかまさかの、ふれていたい!うわあああ、このイントロってば超ひさしぶり。つーかうれしすぎー!ああ、西川さんの面白コーラス(←酷い)を久々に拝むことができて、とても感激です。しかし、こんなにアンコールの選曲ばらばらなのに、なんでこんなに「最高!」って思えるんでしょうか。はあああ。

最後にめちゃくちゃ楽しい気分になって、ついにライブはおひらきに。アンコール4曲だなんて、バインにしては相当珍しいんじゃないでしょうか。そのせいか、Wアンコールを求めて残るお客さんは皆無でした。まあ「どうせやらないんでしょ?」とはなから割り切ってるところも、バインファンならではだと思いますが(笑)。

そんな感じで。実は今回、本編ラストのFLYあたりで一瞬体調不良に陥り、そのせいで気持ちよく楽しみきれなかった部分があって、心残りはあるのだけど。それでも、それ以上に「いいライブだったなあ」という余韻が、ずーっと体に残っているのです、不思議なくらいに。なんつーか、去年のアダバナツアーが、最終的にZeppで「飲み込まれた」感じだとしたら、今回は「染み渡った」と言うべきか。

さあバインさん。これでファンは次のアルバムへの期待度が5割増しになりましたよ。ぜひ春までにすばらしいアルバムを作り上げ、夏あたりにはがっつり全国ツアーをお願いしたいものです。あ、でもその前に最悪アラバキで会いたいです。首を長くして待ってますからー!

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スガ シカオ@東京国際フォーラムホールA

2006-11-26 23:25:39 | LIVE
実は今日はジャパンカップ(=競馬)を見るために、朝7時から東京競馬場に行ってたのですが。そこで長い1日を過ごした+屋外の座席で寒さと戦った+結局馬券はハズす、という、何気にかなり疲れる展開で。すっかりくたびれた夕方、既に祭りの後状態と化して、ふらふらとフォーラムにたどり着いたのでした。いや、ディープが圧勝したのはうれしかったのですが。

今日の座席は1階44列の、いちばん左端。視界はともかく、この位置って音はどうなんだろう?と微妙に不安がよぎる。で、ふと前方に目をやると、ステージ付近には本気カメラが何台も設置されているじゃありませんか。おお、これはひょっとしてDVD化でもするのか?いやでも、どうせDVDにしてくれるなら、個人的には来年の武道館ライブのほうがうれしいような。

そして開演。ではここから先は、2週間前の大宮ソニックと違ったところとか、いろいろ思ったことのみを、かいつまんで。

音はやっぱり、ベースの音がけっこうこもって聴こえることが多くて残念でした。が、それを差し引いても今回、バンドの音はかなり素晴らしかったです。大宮ではよくわからなかった、鍵盤やドラムの仕事っぷりなどはちゃんと聴こえてきて、「さすがファミシュガ!」と唸らせてもらいました。細かくアレンジを変えてたところもあったし、森さんの鍵盤の見せ場もこないだより多かったような。

シカオちゃんのボーカルも、いちだんと冴えてましたね。今回、ギターを弾かずボーカルに専念してる曲が数曲ありますが、やっぱりそういう曲のほうが、歌への集中力をひしひしと感じます。ビジュアル的には、ギターを持たないシカオちゃんの姿にどうしてもなじめないけども。あとMC。シカオちゃん、今回のMCは全般的にテンションが妙です。下ネタで完全にすべった時とか、何かの間違いかとすら思いました。あんまり考えすぎないでしゃべる、ラジオのノリのトークのほうが、シカオちゃんの本領は発揮されるのかもしれません。

セットリストは完全に同じでした。終盤のあまい果実→奇跡→Hop~→ミートソース→ストーリー、は、やっぱり私には違和感しか感じられなかった・・・(涙)

あ、あとサナギとか真夏の夜のユメを聴いて思ったのですが。やっぱりこの2曲は、ファミシュガをもってしても、ライブでのやり方に苦労してるんじゃないかなーと。あの曲の雰囲気とグルーヴの両方を出すって、相当難しそうな気がするのです。なんとなくだけど。しかし、あまい果実ですらモノにしたファミシュガですから、必ずいつかは、あの曲たちをライブで活かす方法を見出してくれると信じてますので!

午後パレの振り付けは、どうにか踊れましたよ!サビ前からものすごく緊張してのぞんだので、曲中のステージ上の記憶が全然ありません。そこまでしてやるか自分。

アンコールのアシンメトリーのとき、同じ列の4つくらい右にいた男性が、ありえないボリュームで熱唱してました。あまりの無頓着さと歌のヘタさに、跳び蹴りしてやろうかとすら思いました。手拍子の多さは相変わらずでしたが、今回いちばん「勘弁してくださいよおお(涙)」だったのは、間違いなくあの男性です。

そんな感じで。今回のツアーは正直、演奏やボーカル以外の要因にことごとく泣かされてしまいました。 自分のライブに対する集中力のなさゆえでもあるのだけど、久々のスガライブに期待して臨んだだけに、「こんなはずじゃなかった・・・」と言うのが本音です。が、しかし。今回に限ってはリベンジの場が予定されているのが何よりの救い。来年2月、デビュー10周年記念の武道館2Days。そこでは、おそらく今回聴けなかった、かつての名曲の数々が山ほど聴けるでしょうし。何より武道館というのは個人的に相性の良い場所なので、きっと良いことがあるはず。

という訳でまずはシカオちゃん、残り少ない今ツアーが無事に成功することをお祈りしています。そして来年には、武道館からの素晴らしい祝福がありますように。さあ今から、チケ運祈願。

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まったり土曜日。

2006-11-25 23:52:45 | 日々
アナログさんの新譜をやっとこさ聴きました。ええと、下岡曲が最高すぎて大変です。や、もちろん佐々木曲がダメとかではなくて、全曲通してすごく聴きごたえある1枚なのですが。こういう曲たちを、ちゃんとポップにパッケージできるアナログさんは、実はすごいのかもしれない。

今日のJUSTA RADIOは、超ひさびさにスペイン坂から生放送だったわけですが。それを伝えようとする、今日の新聞のラジオ欄に書かれた番組内容がすごかったです。以下、本文そのまま。

「彼が現れると何かが起こる?嵐のドラマー渋谷に出現!スティック代わりにエアギターで音楽の素晴らしさをあなたに?」

・・・もう、これ読んだ瞬間爆笑でした。知らない人が読んだら、いったいこれは何者の登場かと思われますよ。つーか、毎週このラジオ欄を見てすごいなあと思うのは、我が家の新聞だとTFMのラジオ欄は朝5時~13時の間にたった14行のスペースしかないにも関わらず、たった30分のJUSTA RADIOの番組内容だけで7行、つまり丸ごと半分使っちゃってること。これ、絶対ラジオ欄担当者の意思が何らかの形で働いてるんじゃないかと思いますが。それもこれもきっと、欣ちゃんという愛すべき存在ゆえなのでしょう。ああ、生まれ変わったら欣ちゃんになりたいなあ(意味不明)。

あ、「見て笑った」でもうひとつ。昨日Tさんにお誘いを受けた、みやこ音楽祭関連のタワレコインストアイベントについてちょっと調べようと思い、タワレコのサイトでインストア情報のページを見てみたらば。イベントの「詳細」欄(ふつうはライブとかサイン会とか、イベントの内容が書かれてる)を見て、一瞬目が点に。

「反省会」

・・・いや反省会て。そりゃあ、イベント名にも「反省会」って銘打ってるからには反省会に違いないでしょうけど。なんか、ガチャピン店長の名前も載ってるインストア情報の中で、ここだけ負のオーラが出てるのを感じます。さすが、すごいぞ、くるり。

今日は2回目のランニングに挑んできました。そしたらば、前回よりちょびっと長い距離を、なんとか休まずに走りきれまして。これはやはり、最初に無理のないペースで走り出すことがポイントなのではないかと。前回のランニングデビューの際、iPod Shuffleがいきなり再生した曲は、バインのアダバナ。あれで妙に勢いついて走り出しちゃったのが、あの日の失敗だったんだと思います。いっぽう、今日の1曲目はライムスター&バタ犬のThis Y'all,That Y'all。これはペースもテンションもばっちり。これからは、毎回iPod Shuffleのご機嫌が、私のへたれランニングのカギを握りそうですよ。

明日は国際フォーラムにシカオちゃんを観に行ってきます。午後パレの振り付けはいちおう復習したので、どうにか1番サビだけは踊れるんじゃないかと。あとは周りの音を気にせず、全力で楽しんでくるのみ。いざ。

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JAPA☆RICO TOUR 2006@SHIBUYA-AX

2006-11-24 23:55:26 | LIVE
今日のイベントは、長丁場を予感させる18時半開演だったのですが。昼も休まず仕事をしたにも関わらず、やっとのことで職場を出られたのはなんと19時。うわあああ、信じられない。これでスカパラがトップバッターだったりしたらどうするよ?そんな思いが頭の中を駆け巡りつつ、涙目でAXへ猛ダッシュしたのでありました。

幸い同じ渋谷区内の移動で済んだので、19時20分ごろにAX着。ぜーぜー言いながら、私より30分くらい早く入っていたTさんとロビーで合流し、まだスカパラが出てないことを確認するとほっと一息。どうやら、ダブセンスマニアのライブ中だったようです。そこでひとまず酒を1杯飲みつつ、そのままロビーでしばらくぐだぐだしながら周囲を見回してると、客層が明らかに普段通ってる類のライブと違うことに気づく。

まず、年齢層がかなり高め。そして男性率がかなり高いうえに、業界人っぽい雰囲気バリバリの人や腰までドレッドヘアの人などが目立つこと目立つこと。さらによくよく見ると、ロビーにいるかなりの割合の人たちが、関係者パスを身に着けている模様。黒のJUSTA Tシャツ着用でやる気バリバリの人間なんて私以外見当たらない。そんなわけで「やばい、ドレスコード読み間違ったか?」と微妙にあせりつつ、じゃあそろそろと言うわけでフロアに入ると・・・。はっ、もう次のアクトのセッティングが完了してる。つーかこれってスカパラじゃん!あああ、そうか。JUSTA Tシャツ着用のみなさんはいないんじゃなくて、ずっと中で待機してたのね。よかったー。

という訳で、下手後方の視界が良さそうなところに陣取ると、しばしモビー氏のDJを楽しみ、いよいよスカパラのライブです。

1曲目はゴッドファーザー。おや、普通に始まるとは思ってなかったのでびっくり。ああでも、ライブハウスでこれを聴くのは7月のBLITZ以来だわ。ひさびさの、ハコならではの音の響きがなんだかとてもうれしくて、ずいぶん後ろで観てたにも関わらず完璧にスイッチ入りました。

さあ、注目の加藤さんは?と胸躍らせながら下手に目をやると。もうのっけから、頭を上下左右にぶんぶん振りまくり。かと思うと、なぜか後ろを向いたままプレイを続ける場面が幾度も。ああもう、それじゃあ髪を切ってかわいくなった男前が、ちゃんと見られないじゃんよ。髪が短くなったからって、そこまで頭を振るのが快感なのか?それとも久々に東京に戻ってこれたのがうれしくて、今日は妙なテンションなのか?ちょっとくらい正面向いて弾きなさいよ!(←言いたい放題)

2曲目がテキーラ。うわああテキーラって、なにげにライブで聴くのアラバキ以来かもしれない!やっぱりこの曲は「2曲目の王道」ですよね。ライブの序盤でテンションを最大限に持っていってもらうのに、申し分なし。が、今日は客層がいつもと違ったせいか、北原さんや谷中さんがこぶしを上げる場面でも、あんまりフロアの腕上げ率が高くなかった気が。その代わり、いい感じでは揺れまくっていましたが。

ここで谷中さんの短めMC。「今日はオレら短いんで!」と言う台詞に、あーそれじゃこの後はどう来る気だろう?とぼんやり考えていたらば。はっ、油断してた隙に、NARGOさんがピアニカを持って現れてるじゃありませんか!うわああそうきたか!

ここで、最近ネタ化してるらしい「『メリーさんの羊』の最後でNARGOさんがワザと音をはずした瞬間、憤慨する欣ちゃん」に期待して、NARGOさんがタメている間ずーっと欣ちゃんを見ていたのですが・・・。なんとNARGOさん、あれだけタメておいて、結局ハズしの音抜きでイントロになだれ込んでしまいました。ああ、あのかわいすぎる欣ちゃんの姿をまた見たかったのに。NARGOさん罪だわー。

スカミー中は前に出てきた大森さんを見て、あの長髪はもはやワンレンヘアではないか、と思ったりとかしてたような。

そしてタングズ。ここでやっと、ギターソロで下手前方に来てくれた加藤さんをじっくり堪能することができました。あー、やっぱいいっすねえ今の感じ。ピンクのジャケットでもちゃんと似合っててOKです。なんか、こないだEastで見たときより髪のサラサラ感が増してるのは気のせいですか?

タングズが終わったところで、RICO氏を呼び込む谷中さん。そしてトロンボーンを片手にRICO氏がご登場されると、曲はもちろんL-O-V-E。これがとても良かったです。RICO氏の味のあるボーカルと、楽しそうなバンドの音がナイスコラボレーション。この曲中、スカパラメンバーはみーんな笑顔でした。特に欣ちゃんと加藤さんの笑顔ははじけてましたねえ。加藤さんなんて最初から最後までずーっとRICOを見ながら口開きっぱなしで。そして「おいおいだらしないぞー」と内心ツッコミを入れてた自分も、実はそんな加藤さんを見ながら口開きっぱなしだったという。

L-O-V-Eが終了すると、まさかのスカパラ終了。えええ、たったの5曲?ほんとに短すぎ。いやでも楽しかったですけど。

ステージ転換の間は、ふたたびスクービーによるDJ。今度はモビーに加え、コヤマ氏も加わってのプレイでした。スクービーのDJって初体験でしたが、選曲がとてもツボで楽しかったです。やー、さすが。

次に登場したのは、こだまさんとJUNGLE ROOTS BAND。ムードメイカーズが先だとばっかり思っていたけど、そちらがトリなのか?と疑問に思っていたらば。ライブ冒頭のMCを聞いてびっくり仰天。えええ、ムードメイカーズってトップバッターだったの?だって、約20分遅れでTさんが来たときには、スクービーのDJ中だったって話だよ。いったいムードメイカーズのライブは何分で終わったんだ(汗)。つーか、観たかったよムードメイカーズ・・・・。

気を取り直して。ライブはRICO氏抜きでまず1曲。その後は、たっぷり約1時間にわたり、主にレゲエ色の強いナンバーを聴かせていただきました。いやあ、ああいうのをオーセンティックなレゲエとでも言うのでしょうか?正直、レゲエって苦手意識があったんですが、今回のライブは素直に心地よく楽しめました。フロアもその筋(←どの筋だ)の人たちを筆頭に、めちゃくちゃ盛り上がってて。全然予備知識ゼロで行ったんですが、やっぱRICO氏ってすごい人なんだろうなー、と実感しました。

アンコールでは、JUNGLE ROOTS BANDに加え、本日登場の各バンドから何人かが合流。スカパラからは、私服に着替えたNARGOさんと北原さんがご登場でした。NARGOさんが黒っぽい上下で、上がクルーネックセーターっぽい感じ。北原さんは、丈が短めの白パーカーの裾と袖口から、白黒ボーダーカットソーがのぞいてました。いつもながらシャレオツでございます。

ラストは、なんとトロンボーンだけでも5人(!)という豪華セッション。もはやステージ上に何人いたのかもわかりません。で、最後に一人ひとりが紹介されつつソロを披露して、気持ちよく終了となったのでした。うわあ、何て濃い空気だったんだろう。こんなライブ、たぶんなかなか観る機会がないと思うので、いい体験した気がします。

が、まだこれで終わったわけではありません。ライブ終了後、PA前で再びスクービーのDJが始まったので、Tさんや途中合流のOさんと一緒に、そのままフロアに残って楽しむことしばし。で、ラストの曲のイントロが流れ始めたその瞬間びっくり仰天。これ、さらば友よ、じゃん!うわああうれしい!以前、どこぞのイベントでこの曲がDJに使われていた話を耳にして、「疲れ果てた顔するなら早く帰れ」とか、確かにこの歌詞はそーいうシチュエーションにぴったりだなーと思ってたので。そんな訳で、最後はフロアに残っていた全員でめいっぱい踊りまくり、両手を挙げてイベントの最後を締めたのでした。いやあ、モビー&コヤマ氏、グッジョブです。大感謝!

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