Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

LOVE SHOP LOSALIOS@六本木Super Deluxe

2006-09-23 23:30:37 | LIVE
何度行っても微妙に緊張するのが、ロザリオスのライブ。その都度メンバーも会場も演奏も、どんな感じだかわからないところがそう思わせるのでしょうか。でもたぶんそれが、ロザリオスの魅力のひとつ。

今回は会場の雰囲気がよく分からなかったので、5月にやったAlfieみたいな感じかと勝手に思いこみ、そんじゃ開場時間ぴったりに並んどけばいいのかなーと思って18時頃現地に着いたら、既にたくさんの人が並んでてびびりました。早めの予約番号だったため慌てて入場したら、中はふつーにいい感じの広さ(ロフトくらい?リキッドのフロア部分くらい?)のライブスペースになってて、前3、4列くらいにだけ椅子が用意されてました。既に椅子は埋まっていたので、相方のTさんとビールを飲みながら、開演までぐだぐだと過ごす。

そして開演なのですが。かなり低めのステージだったため、背の高い男性陣に視界を阻まれてしまい、達也さんのドラムが鳴り始めてもステージがまるで見えずあせる。が、そのうち別の違和感に気づき、おや?と。演奏はドラム・ベース・ペットによる完全なセッション風で、いつまでたってもギターが聴こえてこない。つーか、どうもギターがステージ上にいない。えええこれはいったいどういうことなんでしょうか?

しかし、ギターレスのセッションはそのままどんどん熱を帯びてきて、そう簡単に終わる気配はなく。その展開の読めないライブに、しばらくはただじーっと耳を傾けていたのですが。

・・・ええと、実はここで私、貧血で倒れまして(汗)。

普通に聴いていたつもりなのに、突然血の気が引く感覚に襲われたため、Tさんに「ごめん、ちょっと下がるね・・・」と言った時にはもう手遅れで、そのままぶっ倒れてしまった、ようです(自分は覚えてないのです)。でもって、Tさんとその場にいた男性(スタッフの方だったのでしょうか?)に、いちばん後ろまで連れて行ってもらい腰を下ろすに至ったのですが・・・。Tさん、周囲にいたお客の皆様、私を連れてってくださった男性の方、本当に本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。みなさんの空気をぶち壊しにしたかと思うと、いくら反省してもし足りないくらいです・・・。

そのまましばらくの間、いただいたお水を飲みつつ、どうしていいか分からないままぼんやりライブを聴いてました。徐々に体に血の気が戻ってくるのを感じながらも、もちろん心は超ブルー。が、15分くらい経ったころ、音に変化が生じたのにはっとする。慌ててTさんに声をかけてゆっくり立ち上がってみると・・・ああ、やっぱりギターのご登場だ、加藤さんがいるよう(涙)。

こんな状況で今日の加藤さんの音を聴くことになるなんて、本当に情けないと思いつつも、やっぱり正直すごくうれしくて、そのまま改めてライブに耳を傾けながら、人の隙間からほんのちょっとだけ見える加藤さんを眺めていました。ここでタブゾンビ氏は、加藤さんと入れ替わりに一旦退場されたのでしょうか?とにかくずーっと切れ目無しのセッションだったので、はっきりとはわからなかったのですが。

ライブがはじまって1時間くらい経った頃に、ようやく達也さんからMCらしきものが。「これからはもうセッションしかやらないことにした」との発言があり、やっと今回のライブについてああなるほどーと理解しました。で、更に「このまま1部の終わりじゃ寂しいから~」などと言うもんだからびっくり仰天。ええ?!今日は2部制なのかー?ううむ、やっぱロザリオスは何が飛び出すかわからないですねえ。

で、15分ほどの休憩をはさみ2部に突入。確か2部のほうは、頭から4人揃ってのライブでした(よね?)。1部で「セッションしかやらない」と断言されたので、アルバム曲は全然聴けないもんだと諦めていたのですが、それに反して数曲は、既発曲に長いセッションを挟んだ感じでやってくれました。達也さんの意図には反するかもしれないけど、やっぱり正直「安心してノレる」フレーズが所々にあるのはうれしいもんです。ただ・・・どの曲やったんだったか、記憶がさだかではありません(←馬鹿)。アナコンダとか、Sneak and Steakとかやりましたっけ?ひょっとして全然違うかも。

アンコールまでずーっといちばん後ろの壁によっかかって観てたため、4人の姿はほとんど見えないままだったのだけど、その代わり上手側の壁に時々、赤いライトに照らされた達也さんやタブゾンビ氏のシルエットが大きく映っていたのが印象的でした。達也さんの腕の動きは、シルエットだけでも見とれてしまいます。残念ながらtatsuさんは影さえ見えなかったのだけど、今回tatsuさんの集中力のすごさには舌を巻きました。ギターやペットと違って、ベースは達也さんに合わせほとんどノンストップで演奏しているにも関わらず、その瞬間瞬間であれだけの音を繰り出せるってすごすぎる。

えーと加藤さんは、チェックのシャツを着てましたよねえ確か?そんで達也さんに「東京都スカパラダイスオーケストラの若手幹部に昇格」と紹介されてましたよねえ?東京「都」って何(笑)。

いやそれだけじゃなく。音のほうも毎度のごとくいい感じでぶっとんでるなーと感じました。タブゾンビ氏がミュートトランペットやった曲とか、特にいい感じだなーと思った記憶があります。今回も相当呑みながらのライブだったようで、そういう楽しみながら本気でやってる感じって、音にも現れてるよなーと何となく思ったり。

あと、本当にどうでもいいことなのですが、今のロザリオスって4人全員名前が「た」で始まるんですね。もうバンド名もロザリオスじゃなく「た」で始まる名前でいいんじゃないかと思ったり(←余計なお世話)。

くだらない話はまあともかくとして。ライブは結局2時間半弱と、ずいぶん内容濃いステージだったのかなあと。しかし今回のライブばかりは、個人的に後悔&反省に尽きてしまうため、それ以上何ともコメントできる立場でもないのです。熱いライブをやってくれた4人にも、本当にに申し訳ない限りで。帰りの寒風が、やけに身にしみました・・・。ああもう、2度とこんな事を起こさないように、今後はライブにじゅうぶん耐えうる体作りのために、食生活も体力も改善したいと思ってますので。だからもうちょっと日を置いてから、また絶対やってくださいLOVE SHOP LOSALIOS。


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3 コメント

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Unknown (シュウ)
2006-09-25 12:51:23
貧血って・・・!

そりゃあ、あんな寒い中、あたしを待って下さる事の方が大変です!!

大丈夫でしたか、ホントに。

お大事にして下さいませー。



あ、あたしたちも今回のメンバーが全員「た」で始まることに気づきまして(笑)

読んでいて同じだ!と思ってしまいました。



そうそう、ほとんどのお客さんがはけたあと、彼は一旦店を出て、再び帰ってきてくれましたよ。

声かける暇もなく、ただただあたし達はお酒呑んでましたけどね。
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きちゃった (ZZ)
2006-09-26 01:17:05
がまんできずパソコン開きました..でも、ここだけしか見てません!

ハジメテノロザリオス圧倒されました 東京都ほんと笑えた

お誘いありがとうまた行きたい!

あのとき相当しんどかったんだろうなぁ。かわいそうに。。

でも元気になったから本当によかったよー!

元気があれば何でもで...
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Unknown (yucca)
2006-09-26 20:28:11
>シュウさん

あらためて、あの日はすみませんでした。

そんな情けない事になってまして・・・

ぜひ次こそはお会いしましょう。

スカパラや「た」のバンドのライブの時に(笑)



加藤さん、終演後普通にいたのですか!?

がーん・・・あああうらやましいです~。



>ZZさん

ほんとにもう、迷惑かけまくりで申し訳なさすぎでございます。

でもロザリオスを楽しんでもらえてよかったよー。

次回はもっと近くで加藤さんを見よう!

その時はユンケル飲んでいくぞー(←嘘)
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