Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

JAPA☆RICO TOUR 2006@SHIBUYA-AX

2006-11-24 23:55:26 | LIVE
今日のイベントは、長丁場を予感させる18時半開演だったのですが。昼も休まず仕事をしたにも関わらず、やっとのことで職場を出られたのはなんと19時。うわあああ、信じられない。これでスカパラがトップバッターだったりしたらどうするよ?そんな思いが頭の中を駆け巡りつつ、涙目でAXへ猛ダッシュしたのでありました。

幸い同じ渋谷区内の移動で済んだので、19時20分ごろにAX着。ぜーぜー言いながら、私より30分くらい早く入っていたTさんとロビーで合流し、まだスカパラが出てないことを確認するとほっと一息。どうやら、ダブセンスマニアのライブ中だったようです。そこでひとまず酒を1杯飲みつつ、そのままロビーでしばらくぐだぐだしながら周囲を見回してると、客層が明らかに普段通ってる類のライブと違うことに気づく。

まず、年齢層がかなり高め。そして男性率がかなり高いうえに、業界人っぽい雰囲気バリバリの人や腰までドレッドヘアの人などが目立つこと目立つこと。さらによくよく見ると、ロビーにいるかなりの割合の人たちが、関係者パスを身に着けている模様。黒のJUSTA Tシャツ着用でやる気バリバリの人間なんて私以外見当たらない。そんなわけで「やばい、ドレスコード読み間違ったか?」と微妙にあせりつつ、じゃあそろそろと言うわけでフロアに入ると・・・。はっ、もう次のアクトのセッティングが完了してる。つーかこれってスカパラじゃん!あああ、そうか。JUSTA Tシャツ着用のみなさんはいないんじゃなくて、ずっと中で待機してたのね。よかったー。

という訳で、下手後方の視界が良さそうなところに陣取ると、しばしモビー氏のDJを楽しみ、いよいよスカパラのライブです。

1曲目はゴッドファーザー。おや、普通に始まるとは思ってなかったのでびっくり。ああでも、ライブハウスでこれを聴くのは7月のBLITZ以来だわ。ひさびさの、ハコならではの音の響きがなんだかとてもうれしくて、ずいぶん後ろで観てたにも関わらず完璧にスイッチ入りました。

さあ、注目の加藤さんは?と胸躍らせながら下手に目をやると。もうのっけから、頭を上下左右にぶんぶん振りまくり。かと思うと、なぜか後ろを向いたままプレイを続ける場面が幾度も。ああもう、それじゃあ髪を切ってかわいくなった男前が、ちゃんと見られないじゃんよ。髪が短くなったからって、そこまで頭を振るのが快感なのか?それとも久々に東京に戻ってこれたのがうれしくて、今日は妙なテンションなのか?ちょっとくらい正面向いて弾きなさいよ!(←言いたい放題)

2曲目がテキーラ。うわああテキーラって、なにげにライブで聴くのアラバキ以来かもしれない!やっぱりこの曲は「2曲目の王道」ですよね。ライブの序盤でテンションを最大限に持っていってもらうのに、申し分なし。が、今日は客層がいつもと違ったせいか、北原さんや谷中さんがこぶしを上げる場面でも、あんまりフロアの腕上げ率が高くなかった気が。その代わり、いい感じでは揺れまくっていましたが。

ここで谷中さんの短めMC。「今日はオレら短いんで!」と言う台詞に、あーそれじゃこの後はどう来る気だろう?とぼんやり考えていたらば。はっ、油断してた隙に、NARGOさんがピアニカを持って現れてるじゃありませんか!うわああそうきたか!

ここで、最近ネタ化してるらしい「『メリーさんの羊』の最後でNARGOさんがワザと音をはずした瞬間、憤慨する欣ちゃん」に期待して、NARGOさんがタメている間ずーっと欣ちゃんを見ていたのですが・・・。なんとNARGOさん、あれだけタメておいて、結局ハズしの音抜きでイントロになだれ込んでしまいました。ああ、あのかわいすぎる欣ちゃんの姿をまた見たかったのに。NARGOさん罪だわー。

スカミー中は前に出てきた大森さんを見て、あの長髪はもはやワンレンヘアではないか、と思ったりとかしてたような。

そしてタングズ。ここでやっと、ギターソロで下手前方に来てくれた加藤さんをじっくり堪能することができました。あー、やっぱいいっすねえ今の感じ。ピンクのジャケットでもちゃんと似合っててOKです。なんか、こないだEastで見たときより髪のサラサラ感が増してるのは気のせいですか?

タングズが終わったところで、RICO氏を呼び込む谷中さん。そしてトロンボーンを片手にRICO氏がご登場されると、曲はもちろんL-O-V-E。これがとても良かったです。RICO氏の味のあるボーカルと、楽しそうなバンドの音がナイスコラボレーション。この曲中、スカパラメンバーはみーんな笑顔でした。特に欣ちゃんと加藤さんの笑顔ははじけてましたねえ。加藤さんなんて最初から最後までずーっとRICOを見ながら口開きっぱなしで。そして「おいおいだらしないぞー」と内心ツッコミを入れてた自分も、実はそんな加藤さんを見ながら口開きっぱなしだったという。

L-O-V-Eが終了すると、まさかのスカパラ終了。えええ、たったの5曲?ほんとに短すぎ。いやでも楽しかったですけど。

ステージ転換の間は、ふたたびスクービーによるDJ。今度はモビーに加え、コヤマ氏も加わってのプレイでした。スクービーのDJって初体験でしたが、選曲がとてもツボで楽しかったです。やー、さすが。

次に登場したのは、こだまさんとJUNGLE ROOTS BAND。ムードメイカーズが先だとばっかり思っていたけど、そちらがトリなのか?と疑問に思っていたらば。ライブ冒頭のMCを聞いてびっくり仰天。えええ、ムードメイカーズってトップバッターだったの?だって、約20分遅れでTさんが来たときには、スクービーのDJ中だったって話だよ。いったいムードメイカーズのライブは何分で終わったんだ(汗)。つーか、観たかったよムードメイカーズ・・・・。

気を取り直して。ライブはRICO氏抜きでまず1曲。その後は、たっぷり約1時間にわたり、主にレゲエ色の強いナンバーを聴かせていただきました。いやあ、ああいうのをオーセンティックなレゲエとでも言うのでしょうか?正直、レゲエって苦手意識があったんですが、今回のライブは素直に心地よく楽しめました。フロアもその筋(←どの筋だ)の人たちを筆頭に、めちゃくちゃ盛り上がってて。全然予備知識ゼロで行ったんですが、やっぱRICO氏ってすごい人なんだろうなー、と実感しました。

アンコールでは、JUNGLE ROOTS BANDに加え、本日登場の各バンドから何人かが合流。スカパラからは、私服に着替えたNARGOさんと北原さんがご登場でした。NARGOさんが黒っぽい上下で、上がクルーネックセーターっぽい感じ。北原さんは、丈が短めの白パーカーの裾と袖口から、白黒ボーダーカットソーがのぞいてました。いつもながらシャレオツでございます。

ラストは、なんとトロンボーンだけでも5人(!)という豪華セッション。もはやステージ上に何人いたのかもわかりません。で、最後に一人ひとりが紹介されつつソロを披露して、気持ちよく終了となったのでした。うわあ、何て濃い空気だったんだろう。こんなライブ、たぶんなかなか観る機会がないと思うので、いい体験した気がします。

が、まだこれで終わったわけではありません。ライブ終了後、PA前で再びスクービーのDJが始まったので、Tさんや途中合流のOさんと一緒に、そのままフロアに残って楽しむことしばし。で、ラストの曲のイントロが流れ始めたその瞬間びっくり仰天。これ、さらば友よ、じゃん!うわああうれしい!以前、どこぞのイベントでこの曲がDJに使われていた話を耳にして、「疲れ果てた顔するなら早く帰れ」とか、確かにこの歌詞はそーいうシチュエーションにぴったりだなーと思ってたので。そんな訳で、最後はフロアに残っていた全員でめいっぱい踊りまくり、両手を挙げてイベントの最後を締めたのでした。いやあ、モビー&コヤマ氏、グッジョブです。大感謝!


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2 コメント

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短かったのね (ルーク)
2006-11-26 16:23:22
 おー、渾身のレポ、ありがとうございます♪
スカパラ5曲とは短いっすねえ(涙)。
でも内容濃いし、楽しかったみたいで良かったです。
そう・・あの人は「髪の毛さえ切ればねー」・・・って
言われちゃうキャラになってますね(笑)。
次は年明け、すっきりしてるか期待しましょう♪
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Unknown (yucca)
2006-11-27 18:19:03
>ルークさん
そうなんです、短かったんですよー。
長かったのは、某氏の髪の毛だけ・・・(苦笑)
次は年明け、ということはルークさんもCDJ不参加ですか?
ではおたがい、さいたまスーパーアリーナで
おめでたく盛り上がりましょうね!
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