Yoz Art Space

エッセイ・書・写真・水彩画などのワンダーランド
更新終了となった「Yoz Home Page」の後継サイトです

一日一書 32 風神 〈鈴木鵬舟〉

2013-03-17 22:15:09 | 一日一書

 

風神

 

現日会同人、鈴木鵬舟氏の近作。

 

 

2013年2月19日~25に、横浜の「みなとみらいギャラリー」で開催された

「時の彷徨 2」に出品された大作です。

「時の彷徨 2」は、彫刻家の佐藤千博氏と鈴木鵬舟氏の二人展。

彫刻と書のコラボという、非常に珍しく、また興味深い展覧会でした。

 

 

こういう会場で、左下のほうに見えるのが佐藤氏の彫刻作品です。

この展覧会については、すでにぼくの師匠が紹介していますのでご覧ください。こちらです。

 

 

鈴木氏の「風神」は、ニジミのすくない鳥の子紙に挑戦したとのことで

薄めの墨が、にじまないために、線のあちらこちらにたまっている様がとても面白い。

こんな雄大なスケールの書が書けたらいいなあとつくづく思います。

 

部分を拡大すると

 

 

 

墨のはねかたや、穂先の動きが面白いですね。

 

● 

 

鈴木鵬舟氏は、現日会の若きホープということで

今後の活躍が大いに期待されています。

今後も、氏の作品を折にふれてご紹介してゆきます。

 

 〈作者の了解を得て掲載しています。画像の無断使用・転載はかたくお断り致します。〉

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の花たち

2013-03-17 18:22:30 | 植物

 

我が家の庭に咲いている花たちを一挙ご紹介します。

撮影はすべて今日です。

 

 

カメラ:Nikon D7000

レンズ:AF-S MICRO NIKKOR 105mm 1:28G ED



これがいちばんの自慢の花。

シュンランですが、中国シュンランです。

日本シュンランと違って、ものすごくよい香りがします。

ぼくの父が長年栽培してきたもので、ただ一鉢残ったものを地植えしてあります。

他は全部、管理不行き届きで枯らしてしまいました。

蘭の栽培は、温室なしでは非常に難しいのです。

これは、地植えしたら、雪をかぶっても大丈夫。

今年は、特によく咲いてくれました。

ジンチョウゲより、強くてよい香りです。

この香りをお伝えできないのが残念。

 

 

ヒュウガミズキ

可憐にポツポツと咲きます。

毎年剪定して、大きくならないようにしています。

 

 

 

ボケも満開。

これはクサボケとは違い、園芸品種。

たしか、「曙」とかいう品種です。

ぼくの父が、長年育てていたものを母がさらに育て、

そのボケから、母が挿し木で増やしたものをもらってきて

ぼくが育てて5年ほど。ようやくここまでたくさん花をつけるようになりました。

ボケは日当たりを好む植物ですが、我が家の庭は、日当たりが悪いので

なかなか大変なのです。

 

 

ジンチョウゲも、わずかに差し込む光の中で咲いています。

 

 

黄色いスイセン。品種名は忘れました。

30センチぐらいしか背がなく、とても可愛いです。

裏の方の庭も、日当たりが悪いのですが

かえって、こういう光のドラマをみせてくれます。

 

 

門の側に植えたクリスマスローズ。

葉を透ける光の具合がいいなあ。

 

 

クリスマスローズを更に逆光で撮ると

ああ、きれい。

 

 

植木屋さんがお正月用に植えていったハボタンも

塔が立ちはじめました。

花じゃないですけど、この色合いはまた格別です。

 

 

ピンクマーガレット。

2週間ぐらい前に園芸店で買ってきたもの。

 

 

エレモフィラ。

これもそのとき一緒に買ってきたもの。

思いがけない色、形、風情。

花はもう、天才だ。

 

 

最後はハクモクレンで締めくくりましょう。

夏に枝を払いすぎて、今年は30ほどしか花をつけませんでしたが

なんとエレガントな白。

なんと凜々しい立ち姿。

人間も、少しは見習わないといけませんね。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする