夏目漱石「草枕」より
半紙
コーヒー染めの紙に
壺中日月長
半紙変型
コーヒー染めの紙に
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「壺中」は別天地のこと。
つまりは、「自分の世界の中」のことを意味する。
俗世間を離れて、自分の心の中の世界に住めば、
そこには悠久の時が流れているということ。
蕭穎士(しょうえいし)
「九日陪元魯山登北城留別」より
臨風動帰心
67×32cm
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「風に臨んで帰心を動かす」
高い所で風に向かって立っていると
故郷へ帰りたくなる。