プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

子宮頸がんワクチン推奨再開?

2014-04-09 10:10:53 | 日記
 国がワクチン接種の推奨を中止した子宮頸がんワクチン、「薬害」の可能性すらあるワクチンの推奨を「再開」する可能性が高まっているとの(社会部記者の)記事がありましたので、(省く所がないしっかりした記事ですので、その殆どを)ご紹介します。

 子宮頸がんワクチンに関しては、「副作用の発生率は、既存のワクチンをはるかに上回る。中には、頻繁に激しい痛みに襲われたり、震えや脱力で歩けなくなったり、物が2重に見えたりする重い症状の少女もいる」、だからこそ推奨を中止していたのですが、「厚生労働省の検討会は1月、そうした重い症状はワクチンによるものではなく、摂取時の予想外の痛みや不安、恐怖など『心理的要因』で引き起こされたと結論付け」、「国が近く推奨再開に踏み切る公算が大きくなっている」とのことです。

 10数の重症例を含む40人以上の患者を診察した信州大のグループは、痛みが出ている皮膚内部の末梢神経に異常が生きていることを突き止め」ましたが、同「検討会は『比較できる健康な子のデータがない』と取り合わなかった」そうです。水俣病で原爆症でも、「疫学調査」を一度も行わなかった国が、異常のない健康な子どもの(時間もお金も労力も掛かる)「疫学調査」を求めているわけです。また、治療の結果「過半数が回復した(その)治療効果も、『病因とは無関係』と見なし」て、原因の特定どころか、その治療効果すらも認めなかったとのことです。

 一方、「心理的要因」とした「結論を出すにあたっては」、「カウンセリングを組み合わせた治療を受けた人の6割が改善したことを根拠に挙げるが、改善しなかったケースには触れていない」など「データに多少の弱点があっても認めている」とのことです。同記者は、「消去法で導き出した結論に過ぎないのではないだろうか」との疑問を呈していますが、心理的な要因だけでこれほど多数の副作用が起こるはずがありません。余りにも非科学的で医学的な観点を欠いた、意図的な「判断」に過ぎないと思います。

 このワクチンは、「子宮頸がんを引き起こす15のウイルスの型の内、2つの型の感染を防ぐ効果しかな」く、「その効果がいつまで続くのかも不明」だそうです。同記者は、「年間300億という膨大な税金を投じて定期接種を受け、健康な少女たちに、治療方法の分からない副作用のリスクを負わせ続けるより、検診を」と訴えています。(以前にも書きましたが)この癌は、予防と検診で封じ込めることができるそうです。危険なワクチンをこれ以上接種させるのは止めるべきだと思います・・・

P.S. (以前にも書きましたが)推奨中止というのは脳炎接種に続く2例目で異例中の異例なことです。現在認可されているワクチンは「サーバリックス」と「ガンダーシル」ですが、日本人にワクチンが効く割合は14%とも言われています。15分の2のウイルスにしか対応しておらず、接種しても効果があるのは1割強の子どもたちだけ、しかも(全身に力が入らなくなる難病のギラン・バレー症候群や、全身の様々な臓器に炎症が起こる全身性エリテマトーデス、脳の障害である急性散在性脳脊髄炎などの)重篤な副作用が発生する確率が、「ガンダーシル」で(インフルエンザ・ワクチンの)22倍、「サーバリックス」で52倍もの高率で生じているのです・・・

P.S.2  (これも以前書きましたが)米国では「ガンダーシル」の接種による副作用で、実に130人もの(健康な)方が亡くなっているそうです。(報告は任意である為に、実数はこの10倍とも言われています)日本でもこれまで、「サーバリックス」の接種で1人亡くなっています。この事実を無視して、「心理的な要因」だとは、痛みに苦しむ多くの患者さんに対して、あまりにも無責任で冷酷過ぎる言葉ではないでしょうか?政府はワクチン推奨の「誤り」を認め、ワクチン接種を禁止すべきだと思います・・・

P.S.3 1人3回の接種に掛かる公費は4万8千円、年間300億掛かる接種費用は、廃止された「年少扶養控除」などによる地方税増収分が当てられています。重篤な副作用があることを、政府は(認可前から)知っていたはずですし、(十分な審議もされずに)認可に至ったには「政治的」な理由があったと考えるのが「道理」だと思います。人の(命に関わる)問題においてすら、何らかの誰かの利害が優先され、健康が害され、命さえ奪われていく、そうした「構造」を変えることは(果たして)不可能なのでしょうか?・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年4月9日)