プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

あきらめないがん治療②

2013-03-20 07:19:09 | 日記
 伊丹先生は講演に来られると、数年以内に実用化される治療法を紹介してくれます。そして、その実用化までは手を尽くして、長生きしましょうと呼びかけられます。患者さんがあきらめないで、常に希望を持てるように、最大限の配慮をされているのだと感じます。以下、最新の治療法について(戴いた資料も含めて)ご紹介します。

1.近赤外光療法
 米国立衛生研究所が昨年11月に「ネイチャーメディシン」誌に発表したこの治療法は、癌細胞内のタンパク質に結合する「抗体」に、特定の近赤外光で発熱する化学物質を付着させて注射、この抗体に向かって近赤外光を当てるといういものです。マウスによる実験では、15~30分の照射を計8回行なった結果、10体のうち8体で癌が消失、再発もなかったとのことです。光自体が無害な為正常な細胞を傷つけずに何度でも照射できます。只、届く範囲が、体表から5~10センチ程度の深さまでということです。

2.ホウ素中性子捕捉療法
 癌細胞に取り込まれるホウ素薬剤を注射、中性子を癌患部に当てると癌細胞だけが破壊されるという治療法です。従来のX線(放射線)治療はもとより、先進医療の陽子線治療や重粒子線治療よりも正常細胞への影響が最も少ない治療法です。照射は30分から1時間、悪性脳腫瘍や頭頚部癌のほか、浸潤性の癌にも威力を発揮するそうです。只、(近赤外光療法同様)体表面から8センチ程度までしか届かず、深いところにある癌に対しては、陽子線や重粒子線が有効とのことです。

 *ちなみに陽子線治療や重粒子線治療は保険適用外です。

3.腹腔内化学療法
 癌細胞が腹腔内に広がり胃癌の患者さんを苦しめる腹膜播種に対して、内服や点滴では行き渡らない抗癌剤を、直接腹腔へ注入する治療法で、欧米では卵巣癌の腹膜播種に対して行なわれています。ある進行性のスキルス胃癌の患者さんへの治療では、TS1の内服と週1回の点滴及び腹腔内化学療法を実施、(播種の増大で直腸が圧迫されて起こる)便秘が改善、2ヵ月後には栄養点滴を外して普通の食事ができるようになっています。また、腹膜播種の進行に伴って溜まる腹水も6割強の方が量が減ったとのことです。
 
 *同療法を(臨床研究として)実施しているのは、東大、金沢大、福井大、大阪大、名古屋大、近畿大、保険診療と自由診療が併用できる「高度医療」に認定されています。

P.S. 勉強会に参加させて頂き、真剣な患者さんに接すると、私が癌になればどのような治療をするだろうかと考えるようになりました。正直、なる前に考えて方針を立てておかなければ、いざ癌になってからでは、患者が主治医となって主体的に治療法を選択していくというのは非常に難しいと感じています。サポーターも当然いなければ、現在の医療体制に半ばNOをつき付けるような治療法選択などできないと思います。また、癌にならない為の予防法を実施する生活が必要だと痛感しています・・・

P.S.2 それでも癌になったら、なったと知った瞬間から、(免疫力検査を行った上で)私は丸山ワクチンを打ち始めます。そして打ち続けます。(ちなみに、自分で皮下注射をしなければんまりません。月5千円余りの負担です)それと、睡眠導入剤として(とても安く)個人輸入できるメラトニンを毎日服用します。さらに、温熱療法(ハイパーサミア)を受け続けたいと思います。(保険適用で約8回当てることができますが、医師が認めれば、何クールでも受けられます)あと保険は適用外ですが、(財布と相談しながら)高濃度ビタミンC点滴治療を受けたいと思います。(これら全て、副作用がありません)兎に角、免疫力を上げなければ、癌とは闘えません。逆に、免疫力を低下させる(標準治療の)放射線治療や抗癌剤治療は、免疫力がUPしてからの選択ではないかと思うのです・・・

P.S.3 手術に関しては、免疫細胞が十分に働ける状態に戻っていなければ、手術によって逆に患部から癌細胞が血液を通して体中に広がる危険性がありますし、日々癌細胞は発生していますから、(免疫力が低下したままでは)一時的に患部を取っても、再発を防ぐことは出来ないと思います。まずは(丸山ワクチンを打たなくても、健康な人は発生した癌細胞をコラーゲンが取り囲んでいるそうですが)ワクチンの力を借りてより多くのコラーゲンで患部の癌細胞を取り囲み、癌細胞への新たな栄養供給を絶ってできるだけ癌細胞を壊死させて、その上で切れるところは切り取るということになるのではないかと思うのです・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年3月20日)