プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

「あきらめないガン治療」

2013-03-04 10:28:38 | 日記
 昨日は、「あきらめないガン治療」と題して、えひめ・がん患者と家族「虹の会」の集会がありました。講師は、毎年ボランティアで来て下さる、すばるクリニック院長の伊丹先生と千葉ポートメディカルクリニックの今村先生です。以下、公演内容を要約してご紹介します。

<今村貴樹先生>
・標準治療には限界があり、最低限度の治療なのですが、その最低限度の治療さえ現在の病院では受けられない(例えば、温熱療法、カート)
・標準以上のレベルの高い治療を受ける為には、一ヶ所の病院ではなく、複数の病院へ行かなければいけない(やはり保険適応の温熱療法の機器を設備していないガン拠点病院が殆ど)
・同じガンでも効く抗癌剤は一人一人違うが、そうした個人的な差異を無視し、全体の平均値を使用しようとする(例えば、大腸癌に保険適応のアービタックスは、他の癌にも2割ぐらいの方に聞くが、使用しようとはしない、また副作用の吐き気を止める薬も3種類あるが、一人一人に合ったものではなく、病院各自が規定している薬を一律に使用する)
・病院側は、患者の思いに立って治療をしようとしない(例えば、腹水に苦しむ患者さんに、QOLを向上させるカート治療をしない。ちなみにカートは保険適応ですが1回5万(3割負担)の高額医療、通常のクリニックでも施術可能)
・メラノーマや甲状腺癌、カルチノイド、胸腺癌など、希な癌珍しい癌には対応が出来ない
・腎不全や呼吸不全など、合併症がある癌にも対応が出来ない(例えば、腎不全の患者さんの場合、肝臓で分解する薬なら使用できるが、そうした対応はしない、出来ない)
・(特に癌センターなどの大)病院は、臨床試験にならない、つまりデータの取れない治療法はしたくない、一人一人に合った治療法は手間と暇がかかる為、やりたがらない
・結局、自分に合ったベストな治療法は、患者自身が正しい情報を取捨選択することで決めていくしかない

<伊丹仁朗先生>
・免疫細胞の70%は腸管にあるそうですが、ではヨーグルトが全ての癌の方に良いかと言えば、乳製品にはインシュリン成長ホルモンが含まれており、前立腺癌や乳癌を悪化させてしまう
・納豆などの大豆食品にはイソフラボンが含まれており、子宮細胞を増殖、つまり癌細胞も増殖させてしまい、子宮体癌を悪化させてしまう、こうした正しい情報を病院は患者に知らせない
・脾臓を摘出すると免疫力が低下し、肺炎にも罹りやすい、保険適応のワクチン(5年間効果持続)があり、当然摂取するか患者に聞くべきだが対応しない
・温熱療法を望む患者に、「抗癌剤の純粋な効果を知りたいので、温熱療法は併用しないで欲しい」と言う(*やはりデータ採取が最優先なのでしょう)
・放射線治療を行なうと、白血球の値が大幅に下がります(当然免疫力が下がります)が、白血球の減少を抑制或いは回復させる保険適応の「Z100」(アンサー20)があるにも拘わらず、使用しない
(ちなみにアンサー20は、丸山ワクチンの原液です)
・胃癌であるにも拘らず、ピロリ菌検査すらしない、抗癌剤のTS1の使用時に、副作用を抑えるレンチナンを使用しない

P.S. 2時間の講演後、お二人の先生による無料相談会が2時間持たれました。会場に来られていた方は、患者さんご本人、患者さんの配偶者の方、或いは患者さんと家族の方が付き添って来られており、殆どの方が治療法方のアドバイスを受けられておられました。皆さんの真剣な様子を拝見しながら、少しでも良くなられるようにと祈らざるを得ませんでした。また、できる限り祈らせて頂きたいと思いました。

P.S.2それにしてもに、保険適応の治療薬や治療法さえ、国立がんセンターをはじめとする病院は、知らないか、知っていても、患者さんには教えませんし、患者が望んでも行なおうとはしません。これが標準治療の現実です。もし貴方が、或いはご家族が、ご友人が癌であるならば、一刻も早く伊丹先生や今村先生のようなまともな先生に、まずはセカンドオピニオンを戴き、相談の上で、患者さんご自身が治療法をお決めになられることをお勧めしたいと思います。

P.S.3 「虹の会」の代表でもあるOさんの配慮で、今回はお手伝いをさせて頂きました。マイクなどの音響、照明、スクリーン、ブラインド等の準備、プロジェクターの設置からパソコン操作と、色々勉強になりました。患者さんとは、書籍をお勧めするぐらいで、余り話すことは出来ませんでしたが、人の為に少しでも何かできるということが、何より有り難いことだと感謝しています・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年3月4日)