前回の夏に続いてコミックマーケット83にサークル参加しました。元々はスタジアムでの現地観戦記を
出すつもりでサークル参加しているのですが、やはり書きたいのはFC町田ゼルビアに関する話に
なります。特に今回はJ2残留争いをずっと続けてきて最後の最後で力及ばなかったこと、そして
天皇杯でG大阪に冷や汗をかかせた奮闘ぶりを書かずにはいられませんでした。ただ、ちょうど
執筆時期と仕事での長期出張が重なってしまい、通常ならスカパーの録画を見ながら記憶との
整合を取って文章を書くのですが、今回は滞在先のホテルでスタッツを見ながら記憶を掘り起こして
執筆せざるを得ませんでした。もっとも、出張から帰ってきて映像が見られる環境に復帰しても、
最終節の湘南戦の映像だけは見返すことができませんでした。あの映像を見るにはもう少し
時間が必要みたいです。
そして当日、12月29日。今回の並びは左隣に京都サポーターさん、右隣に札幌サポーターさん。
準備中やイベント中に色々と楽しい会話をさせていただきました。10時になってイベントが始まると、
サッカー好きの方がたくさん往来していました。私のサークルへも足を止めていただき、本を
購入していただいた方もたくさんいらっしゃいました。ほとんどの方とはお話をさせていただいたの
ですが、「湘南戦は野津田に行きました」とおっしゃる人が結構多くて驚きました。こういう方が
毎試合野津田に足を運んでくださるようになれば、観客動員ももっと増えることでしょう。私も
啓蒙活動ができれば、と思いました。その中で明確に町田サポーターと名乗ってくださったのは
お二方。鈴木隆文選手や勝又選手ら主力選手が抜けていくのに補強が進まず来季のチーム
編成すら見えてこない現状にやきもきしつつ、来年も野津田でともに応援がんばりましょうと
エールを交換したりしました。あとは前回たくさん交流した松本サポーターさんに徳島サポーターさん、
今回アンケートを寄稿させていただいた横浜FCサポーターさんらとも今シーズンを振り返り
ながら交流しました。そしてサークル参加していたG大阪サポーターさんともお話をしました。
「今準決勝戦ってる最中なのにこんなところにいます」と笑いを取りながらの会話でしたが、
天皇杯での万博記念競技場に集まった町田サポーターについて「あんなに来ると思ってなかった」
「うち（G大阪）に負けないくらい大きな声が出ていた」と驚き半分感心半分といった感じだった
ようです。
今回新刊を30冊持っていったのですが、おかげさまで午後3時過ぎに全て完売しました。
購入いただいた方、本当にありがとうございました。次の夏にはJFLで奮闘する町田の
戦いぶりを本にできれば、と思っています。