SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

短編小説5

2013年01月31日 08時33分42秒 | Weblog
俺は部屋から外に出た。

1ヶ月ぶりに外気を吸った。

冷酷で透き通った感覚を持った。

俺は人との関わりにうんざりして、そのたった一つの理由で部屋に閉じこもっていた。

人と会うことは生きるために最低限必要ではあるから、仕方がない。

今日は食料品や、生活用品を購入する。

道を歩くが、本能は人気の少ない場所を優先して選択してしまう。

雑踏や電車やエレベーターの中ほど面倒で予想外な空気は俺を脅かす。

先に公園が見える。

公園に遊ぶ子供や親たちのざわつきを予想する。

公園に刺しかかり、公園全体を見回すと、誰一人いなかった。

数羽の鳩がいるだけだった。

俺はブランコに座りゆっくりとこいだ。

人が一人でもいたら、公園に入る事さえしなかったろう。

俺一人独占できた公園は無臭の冷たい風が吹いて、俺の心を和ませた。

人肌の生物の匂いは吐気がする。

時がゆっくりと動いて、空に浮かぶ雲と一緒にブランコは揺れる。

鉄臭い錆びた鎖が手を必要に汚すように思われた。

このまま、時が止まる事を祈るように今の時間を楽しんだ。

カチャンとブランコの鎖が警告を鳴らす。

鳩が飛び立つ。

・・・人の話し声が聴こえる・・・子供のはしゃぐ声・・・。

俺は慌てて、ベンチに置いた上着とカバンを抱えると、公園を飛び出した。

子供がゆっくりと歩いて公園の砂場に座った。

鼓動が高鳴っている。

俺は動揺している。

全てを受け入れる澄んだ瞳を持つ子供は俺にとって脅威だった。

俺の内側を見透かされてしまう。

俺の腐った脳裏を・・・。




憎むべき行政の極悪非道な行為

2013年01月31日 06時40分38秒 | Weblog
■走りながら殺戮する日本の死のトラック

近隣で犬猫を殺戮して欲しくないとの住民の要請を受けて行政が考えだした解決法は、
動物用ガス室を搭載した「死のトラック」であった。
殺戮が決まった犬猫は1.2 x 1.2 x 1.5 メートルのサイズの金属の箱に入れられ、密閉する。
8トンのトラックを発車させると同時に二酸化炭素のボタンを押す。
焼き場に到着する一時間の間に動物が確実に死ぬようにしている。

モバイル・ガス・チェンバーは殺戮の場所をとらず、
非常に効率よく年間5000頭から10、000頭殺戮できるということだ。
徳島県の導入は奈良にも取り入れられ32万ポンドで死のトラックを購入した。

環境庁の発表によると日本では2007年から8年にかけて336,349匹の犬と猫が捨てられ、
そのうち299,316(89%)が殺戮、36,121匹が新しい飼い主にひきとられたそうである。

●犬猫を捨てる人たち
●他の場所で殺戮してくれと言う人たち
●そして場所をとらず効率よく処分できるトラックを解決策とする行政。

この件は、当時イギリスのミディアだけでなく、アメリカのミディアもとりあげ、瞬く間に世界に広がりました。
現在の情報の伝わり方は一瞬です。 日本の一角で起きたことでもすぐさま世界中の知られるところとなります。
そして「死のトラック」の値段が一台4500万円とのこと。

そういうふうに使いますか・・・
納税者はご存知ですか・・・

Guardian UK ↓
Starin Animal Death Trucks
http://www.guardian.co.uk/world/2010/feb/25/japan-stray-animal-death-trucks
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徳島県と奈良市が、飼い主に捨てられた犬や猫を火葬施設まで運ぶトラック内で殺処分している。

犬や猫を集める施設での殺処分が住民に受け入れてもらえないために考え付いた苦肉の策だという。
徳島県神山町の山あいにある県動物愛護管理センターには、
県内6カ所の保健所から捨て犬や捨て猫が集められる。
犬や猫は鎮静器と呼ばれる金属製の箱(縦横1.2m、奥行き1.5m)に入れられ、8トントラックの荷台で運ばれる。

運転席のボタンを押すと、鎮静器内に二酸化炭素が充満する仕組みだ。
センターを出て約1時間後、県西部の火葬施設に着く頃、犬や猫は動かなくなっている。

こうした処分を始めたのは、センターができた2003年。
県が施設を建てる際、住民と「センターで動物を殺さない。焼却しない」という
約束になったからだという。

県は処分装置のメーカーと相談し、「走っているトラックの中なら処分場所を決めずに済む」と移動式装置を取り入れることにした。

この方法で年間5千~1万匹を処分している。
センター職員は「できるならすべて飼って、生かしてやりたい」と話す。

奈良市の場合、02年に人口が30万人を超える中核市になり、
野良犬や野良猫の管理を自前でしなければいけなくなった。
しばらくは従来通り奈良県に委託していたが、08年4月に県が同県宇陀市に動物愛護センターを新設した際、地元住民が施設受け入れの条件として「処分の数を最小限にして」と要望。
県に委託できなくなった奈良氏は徳島の例を参考に08年11月に
移動式の処分装置1台(4500万円)を導入した。

全国の自治体の殺処分の実態を調べている動物愛護団体「地球生物会議ALIVE」(東京)の野上ふさ子代表は「飼えなくなったら新たな飼い主を探すべきだし、
最悪でも動物病院で自分の手の中で安楽死させる方法もある。
自治体側も飼い主が引き取りを求めてきたら、最後まで責任を持つよう説得して欲しい」と話す。
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しかしこれは特殊なことではなく、殺処分トラックの中で動きながら殺すか動物愛護センターと称する殺処分センターで殺すかの違いであってやっていることはまったく同じです。

犬や猫の命を持ち込む飼い主や悪徳繁殖業者のための解決法は、4500万円もの税金をかけて作られた殺処分トラックでした。

この事実を一体、どれだけの日本人がご存じでしょうか。