鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

時間が早く感じる

2019-06-17 12:43:24 | 大工道具
一週間つくづく早く感じます。

特殊な物が多いので、思った程はかどりません。






週末の風景です。






従来品は比較的はかどります。





削り物もたまに失敗。

たまたま木が細かったんですが。





反対側が。





胴が太いので真中が残ります。



従来品しかしない同業者が羨ましいです。

そんな事言ってられませんが。




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リニューアル 2

2019-06-14 06:42:09 | 日記
作業の続きです。

柄の磨き直し。

芯を出してペーパーをかけ直しました。爪の型は残ります。






面を取ってある所がポイントがです。汚れが付きやすい所ですが、すっきり見えます。

食い違ってる物が多かったのですが、直しておきました。






並べてみるといい感じになってますね~。自己満足ですが・・・。







下がり輪は三木の物に変えときました。



今回は穴が小さめだったで何とかなりました。

穴が大きいと出来ない事が多いです。


一度抜くと緩くなりがちですので、効きはどうなんでしょう?中尾も短めでしたので。

色々方法はあるんですけどね。



ちなみに輪の近くにあった染みは取れませんでした。







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リニューアル

2019-06-12 21:06:43 | 大工道具
柄を変えるのには惜しいけど綺麗になる?

金物まつりで知り合った方の依頼でした。

口金も輪も錆びてます。鑿は新品です。


「替えたらいい物になる!」お互いは思いは一緒でしたが・・・。



柄は聞いてなかったけれど、なんと柘植でした。

同業者からも言われました。「折れても知らんぞ!くらい言うとかな」と。



なんとか折れずに抜けました。凄く気を使いました。







内も外もよく錆びています。


口金を磨き直して色付け。





いい仕事してあるので何とかなりそうです。

穴が大きければ何ともなりません。
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8分仕込み?

2019-06-12 06:30:04 | 大工道具
だいぶ前の仕事です。

「抜くから最後まで仕込まなくていい!」と言われる常連さん。

口金も仕込みも8分仕上げ。

鉋台では聞いた事有りますが、柄付けは大概最後まで仕込みます。



抜いて直すからこれでいいとの事。

割り切って口金も仕込みも8分で。







穴もこの時点で先に当たる感じです。


芯と歪みは見てます。









でも、仕込み方向が変えてしまえ少しばずれると思います。



穴はかなり固めだと思います。口金を閉めると穴も小さくなりますし。

一本は中尾の付け根が残ってるので最後まで仕込めるか?ですが・・・。










中尾付根も。

残ってるの物と。






綺麗に取れている物とでは穴の開け方も変わります。





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試作から定番へ

2019-06-11 12:43:20 | 日記
商品開発には試作が肝心です。

それをどうアレンジしていくか?



新しく氷鋸を作られるのに{以前試作した柄がいいのではないか!}という事になりました。

帳面を見ると3年半前に試作した物でした。







ステンレスの口金を採用さえるのに切り直します。


新たに筋も。





数をする場合は固定台を付け、木工バイトでやりますが数が少ないので指先で固定。



はじめにした物と工夫した物。






角が張ってる物とダレた物。

やりながら少しづつ微調整。

握り易さと太さの関係も大事ですね~。








実物は口金側がもう少し広いです。


鋸にセットされたらどんな感じになるのか。

定番になっていくのか?市場に受け入られるか?ですが。



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