鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

別注鑿

2016-03-03 06:53:52 | 大工道具
別注品と言えば規格に無く一から作られる物。

特殊鑿の鍛冶屋さんは特注品が多いかもしれません。


追入れ鑿でも組鑿で1分5厘・2分5厘・3分5厘とかも見た事が有ります。



また、首長や刃の少し短いのもそうかもしれません。

追入れ鑿では3寸と言うのはちょくちょく見かけます。









柄付けの完成品です。

3寸の首長の叩鑿だと思いましたが・・・。2寸8分5厘でした。


このサイズは初めて見ましたね~。

カスガイも綺麗に入ってました。


柄付けに際しては苦労しました。

仕込んだ時に読み違って、くい違いました。抜きますと口金が緩みます。


コミが長いので割れました。







大き目に穴を開けるとこの様なリスクが少なくなります。
自分達はしやすいんです。


が、使われる方はどう思われるでしょう?



穴の硬さはこれ位でいきました。











柄は5寸なんで首の長さも見て頂けると思います。







拘りの道具はいいですね~。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先週の仕事 | トップ | サプライズ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰しています。 (名津)
2016-03-05 22:06:43
お久しぶりぶりです。ご無沙汰しております。いつも丁寧なお仕事をされて、使い手の事をしっかり考えて下さり。また、とても勉強になります。
返信する
Unknown (ご沙汰してます。(安平))
2016-04-05 21:47:13
お久しぶりです。コメント有難うございます。

よりいい物を作って行きたいです。工場によく来る次男はおかげさまで少年野球頑張ってますよ~。
返信する

コメントを投稿

大工道具」カテゴリの最新記事