鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

別注

2018-06-02 06:41:00 | 大工道具
規格外の軸や穂の長い鑿や短い鑿をちょくちょく見ます。

鍛冶屋さんも凄くややこしかったと。でも、満足できる物が出来たとお聞きしました。



「あんたの仕事を非常に気に入ってる方の注文や!」って鑿鍛冶さんが持って来られました。

非常に有難く喜ばしい事です。



今回のは穂・軸・柄の太さや長さの違う物が数種類あります。

混ざってしまったら訳が判らなくなります。

5寸5分は23mm・21mmがあるんです。



テープを張って長さ・太さを書いておきました。













大きい所はすごく重たいです。

ちょっとでも緩かったら抜けそうです。ので、しっかり固く仕込みました。










口金の方が指定の太さよりはるかに大きいってのもありました。きっちりした数字にはなっておりませんが、限りなく近い数字にもって行きました。

鍛冶屋さんにも「ええもんが出来た!!」満足して頂けたので、ひと安心です。


でも、存在感ありますね~。



「重さで切る」と言われたましたが、かさも高いです

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