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新コロナウイルスの収束の気配がありません。感染者ゼロだった茨城県でも海外からの帰国者3名が陽性というニュースが駆け巡りました。
そんな中、今年は早めに季節が訪れました。いま偕楽園公園では、バラ科サクラ属の代表選手たちが一斉に咲き始め、桜桃杏李梅(おうとうきょうりばい)の5種が一度に見られる絶好の時期になりました。
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まず、桜が連日の温かさで例年より10日以上早く咲き始めました。
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公園に植えてある桃の花は、品種改良された花を愛でる「花桃」(バラ科サクラ属)が多く見られます。一方、実を採る「桃」はバラ科モモ属になるそうです。
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杏(アンズ)は長野県千曲市があんずの里として有名です。英名はアプリコット、初夏に黄熟しジャムなどの加工品にも利用されます。
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李(スモモ)には、日本スモモと西洋スモモがあり、前者はプラムとも呼ばれアメリカで品種改良されたものがソルダムなどの名で流通しています。西洋スモモはプルーンといわれドライフルーツなどにされます。
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梅はまだ梅まつり期間中にもかかわらず咲き終わった品種も多く、偕楽園公園センター入り口の「呉服(くれは)枝垂」が数輪残っていました。
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遠景にある紅い樹木は早咲きの陽光桜、白い辛夷と黄色い菜花、柳も芽吹き始めました。
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いろんな色のクリスマスローズの群落です。
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ユキヤナギの群落があちこちに見られます、これは見川城址をバックにした一枚です。
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雑草ながらホトケノザがしっかりと存在を主張しています。
四季を味わえる偕楽園公園はこれからの季節、いちばん彩りゆたかな時期を迎えます。
なお、これらの花がやがてそれぞれの実を付けた様子は 偕楽園公園「桜桃杏李梅」のその後 2020.6.11 をご覧ください。
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