シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

大統領府と財界の懇談会方式、創造的にできないか【社説】   

2015年07月31日 22時11分51秒 | Weblog
朴槿恵(パク・クネ)大統領と大企業オーナー17人が並んで立っている写真が週末の朝、ほぼすべての韓国の朝刊紙の1面に掲載された。全国の創造経済革新センター造成事業が終わると朴大統領が7月24日にこれを支援する大企業オーナーを大統領府に招いて懇談会をしながら撮った記念写真だ。サムスンや現代自動車など主要大企業のオーナーを一度に大統領府に招いたのは朴槿恵政権になって初めての上、光復節の特別赦免で企業 . . . 本文を読む

「ほっといてほしい」という北朝鮮【コラム】   

2015年07月31日 20時10分37秒 | Weblog
北朝鮮は7月19日、韓国のソウル安保対話招請を「幼稚だ」と言って断った。同時に鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長が提案した8・15光復(解放)記念南北議長会談も拒否した。 「米国の『戦略的忍耐』政策は北と対話をしないということなのか」とオバマ政権の官僚に尋ねれば、「米国が対話する意志がないのが問題ではない」という言葉が返ってくるだろう。1、2期目のオバマ政権は6カ国協議から秘密訪朝まで、 . . . 本文を読む

MERSより深刻な結核【コラム】 

2015年07月30日 22時09分16秒 | Weblog
 韓国で最も深刻な感染症は何だろうか。多くの人が中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)、新型インフルエンザ、エイズなどを思い浮かべるだろう。しかし、MERSで韓国全土が非常事態に陥った7月9日、ソウル大学医学部のホ・デソク教授は「MERSよりも結核の方が深刻な病気だ」と主張した。結核こそ最も深刻な感染症だというのだ。医療界の重鎮であるホ教授の主張は、当時のMERS危機に埋もれてあまり注目されなかった . . . 本文を読む

6月の販売3割急減、中国で三重苦の現代自動車

2015年07月29日 22時06分56秒 | Weblog
 「とても苦しい局面に陥っています」  現代自動車グループのある役員は、中国自動車市場で自分たちが置かれた状況についてこう語ります。それもそのはず、現代自動車と傘下の起亜自動車は6月、中国市場での販売台数が約3割も急減したのです。上半期で見ると前年同期に比べ約8%の減少です。販売の減少率が次第に拡大していることが、両社をさらにおびえさせています。  現代自と起亜自は昨年、中国市場でグループの世界販 . . . 本文を読む

危険な世の中を生き抜くには【記者手帳】 

2015年07月29日 20時05分34秒 | Weblog
 韓国社会を大きく揺るがせた中東呼吸器症候群(MERS)が徐々に終息へと向かっている。ただその感染拡大のペースが非常に早かっただけに、これが忘却されるスピードも早い。そのためまだ国から終息宣言が出ていないにもかかわらず、国民の間ではMERSはすでに忘れ去られたような雰囲気だ。韓国国民はわずか1年前に旅客船「セウォル号」沈没、20年前には三豊デパート崩壊という悲惨な事故を幾つも経験したが、いずれも今 . . . 本文を読む

夏休み中に部屋をまた貸し、ソウルの大学生の間で流行  

2015年07月28日 20時04分26秒 | Weblog
学費や就職難など「三重苦」にあえぎ、あの手この手で金稼ぐ  「夏休み中、空き部屋を使いたい女子学生の皆さん、必要な道具は揃っているので、手ぶらで来てください」  夏休みを迎えたソウル市内の各大学のインターネット掲示板には、空き部屋を貸すという書き込みが1日に十数件寄せられている。夏休み中に海外へ語学留学したり、実家に帰省したりする学生たちが、自分の部屋を他人に貸すというのだ。現行法上、住宅の賃借人 . . . 本文を読む

韓国の教師、66%は女性 男女比平等にすべきか  

2015年07月28日 20時03分27秒 | Weblog
教育監協議会「採用割当制」について論議 「男性が少ないため生活指導は大変、性別における役割を学ぶ機会も減る」 「生活指導は性別と無関係…割当制は女性に対する逆差別」  7月15-16日に開かれた全国市道教育監協議会でチャン・フィグク光州市教育監は、中学と高校の教師養成均衡採用目標制の導入を教育部(日本の省庁に相当)に建議することを提案した。学校教師を選ぶ際に男女の割合を均等にする意図がある。  チ . . . 本文を読む

サムスンに一方的に巨額の賠償求める調停委【記者手帳】 

2015年07月27日 20時01分01秒 | Weblog
 サムスン電子の半導体と液晶の工場で勤務していた従業員が白血病を発病した問題で、その補償策について検討するために立ち上げられた民間の調停委員会が勧告した内容が、当事者のサムスン電子はもちろん、財界全体に衝撃を与えている。サムスン電子だけでなく、いかなる企業も到底受け入れられない内容だからだ。  委員会が提示した勧告案は「サムスン電子が1000億ウォン(約110億円)を拠出し、補償のための公益財団を . . . 本文を読む

韓国の「貿易1兆ドル時代」、4年で終わりか 

2015年07月27日 19時59分46秒 | Weblog
輸出不振・輸入減少で、上半期貿易額4910億ドル止まり  輸出額と輸入額を合わせた貿易額は2011年以降、連続で1兆ドル(約123兆7800億円)を上回っていたが、今年はそれに達しないとの見通しが出ている。輸出不振と輸入減少の影響のためだ。  関税庁が7月24日に明らかにしたところによると、今年上半期の輸出額は2687億ドル(約33兆2600億円)、輸入額は2223億ドル(約27兆5160億円)で . . . 本文を読む

米日豪間で進むサイバー安保協力、韓国は孤立状態  

2015年07月26日 21時58分40秒 | Weblog
-ハッキングプログラムの販売に制限 米国は国内の業者に指針、「韓国に販売したければ許可を」  -日・豪・トルコとは同盟している米 2-3年前に米国が協力を要請したとき、韓国は中国を意識してちゅうちょ  米中間の声なきサイバー戦争のはざまで、韓国は同盟国もなく孤立した状態になっている。韓国の同盟国にして「核の傘」の提供国でもある米国ですら、サイバー戦争では同盟関係にない。  米商務省産業安全保障局( . . . 本文を読む

世界の投資家たちから過小評価される韓国大企業 

2015年07月26日 20時08分05秒 | Weblog
2014年7月 サムスン電子・現代自動車・SKハイニックス・現代モービス・ポスコ・ネイバー 14年12月 サムスン電子・現代自動車・SKハイニックス・韓国電力公社 15年7月 サムスン電子・韓国電力  ブルームバーグ通信は、株式の時価総額ベースで毎日全世界の500大企業のランキングを集計する。1年前には500位圏内に韓国企業が6社入っていた。それが徐々にランク外へと去り、7月にはサムスン電子(42 . . . 本文を読む

ロッテ、初の韓日連結財務諸表作成 

2015年07月26日 19時58分30秒 | Weblog
免税店など協業  ロッテが初めて韓国と日本の事業を一つの企業グループとして算出した連結財務諸表を発表した。7月15日に辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長=日本名・重光昭夫=が父親の辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長=同・重光武雄=のように、日本のロッテホールディングスの代表取締役会長にも就任し、韓日ロッテ単一経営の基礎データが公表された格好だ。韓日のロッテはこれまで株式の持ち合いはあったが、 . . . 本文を読む

大型スーパーの輸入ビール販売割合 4割超える

2015年07月25日 22時25分10秒 | Weblog
韓国で輸入ビールの人気が高まり、大型スーパー各社ではビール全体の販売量の約4割を占めている。  大型スーパー最大手のイーマートでは、輸入ビールの売上高の割合は2013年には32.2%、14年は34.7%、今年1月から7月22日までは38.2%と拡大している。  同期間の韓国産ビールの割合は67.8%、65.3%、61.8%と縮小する傾向にある。  イーマートの輸入ビールの売上高は13年の564億ウ . . . 本文を読む

4~6月期の乗用車輸出額4.7%減 輸入は26%増

2015年07月25日 21時24分06秒 | Weblog
韓国の関税庁が7月24日に発表した4~6月期の乗用車輸出額は110億8800万ドル(約1兆3700億円)となり、前年同期比で4.7%減少した。一方、輸入額は24億3900万ドルとなり、26.2%増加した。  乗用車1台当たりの輸出単価は1万3963ドルとなり、前年に比べて4.7%低下した。輸入単価は0.8%減の3万296ドル。  最大の輸出先は米国で、輸入先はドイツだった。 【ソウル聯合ニュース】 . . . 本文を読む

「都合のいいときだけ先進国」では駄目 韓国高官が苦言

2015年07月25日 18時23分55秒 | Weblog
政界・財界関係者や一般国民ら約250人がユーラシア大陸を列車で横断する「ユーラシア親善特急」に参加している韓国外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は7月22日(現地時間)、ロシア中部のノボシビルスクで韓国の記者団と懇談し、韓国は先進国の地位に見合った役割を果たすべきだと強調した。  趙次官は、韓国国民はもはや自国を後進国、開発途上国ではなく先進国だと考えているが、国際社会における責任や義務を負う . . . 本文を読む