中国は国家目標を細かく分け、段階的に達成する能力が優れている。中国の今をつくった改革開放政策も実は4つの点(経済特区)から始まり、それを線でつなぎ、全国へと広げる段階的戦略だった。外交・軍事面でも中国は「サラミ戦術(サラミソーセージを薄く切るような段階的交渉術)」に長けている。1990年代初めの採用した「列島線戦略」が代表的だ。3段階から成る列島線戦略は、米軍が掌握した南中国海(南シナ海)とイン . . . 本文を読む
時給約640円、3年連続で7%以上の引き上げ
最低賃金委、労働者側委員が欠席したまま決定
韓国の最低賃金が来年から、時給換算で初めて6000ウォン(約637円)を超える。最低賃金委員会は「2016年度の最低賃金を今年(時給5580ウォン=約592円)より8.1%(450ウォン=約48円)引き上げ、時給6030ウォン(約640円)とすることを決定した」と7月9日発表した。週40時間勤務の場合、月給 . . . 本文を読む
「物言う株主」として行動主義を掲げるヘッジファンド、バリューアクト・キャピタル・マネジメントは2013年、19億ドルでソフトウエア大手の米マイクロソフト(MS)の株式0.8%を取得後、攻撃を開始した。自社株買い取りや株主配当拡大など株主価値向上を求めるとともに、業績悪化の責任が経営陣にあるとして批判勢力を集めた。攻撃に耐えられなくなったMSは結局4カ月後、バリューアクトが株式を追加取得しない条件 . . . 本文を読む