シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

危機局面で研究開発削減、好況時に苦戦する韓国企業 

2016年04月30日 07時07分07秒 | Weblog
Nソウルタワー(投稿者撮影) 【特集】色あせる「メード・イン・コリア」神話  昨年12月、斗山インフラコアの研究開発(R&D)部門に務めていた研究員Aさんは「希望退職」という形で会社を去った。Aさんは「研究職に事務職より数百万ウォン多い年収を保証し、R&Dに総力を挙げるという言葉を信じ、5年前に入社した」と話した。斗山インフラコアは当時、中国の蘇州工業団地に新工場を建設し、中国の掘削機市場で日 . . . 本文を読む

韓国企業に5-10年間の長期ロードマップなし 

2016年04月30日 06時47分35秒 | Weblog
新世界百貨店本店(投稿者撮影) 「追い求めるのはボタン押しさえすればいい技術ばかり」 短期で成果挙がらない技術投資はCEOにとって「金食い虫」  ますます広がる短期成果主義も、韓国企業が源泉技術を確保するため思い切った投資をしない原因の一つだ。2-3年の任期内に具体的な実績を出さなければならない最高経営責任者(CEO)にとって、将来の技術への投資は「金食い虫」に過ぎないというのだ。  自動車業 . . . 本文を読む

革新的技術はことごとく他国へ、「先見の明」がない韓国

2016年04月30日 00時44分30秒 | Weblog
南大門市場(投稿者撮影) 【特集】色あせる「メード・イン・コリア」神話  今年2月、サムスン電子は「『3次元半導体(FinFET)』技術をベースにしたモバイル用半導体の量産に成功した」と発表し「半導体の構造的限界を克服した技術的な成功」と自画自賛した。3次元の技術を導入した半導体は、従来の平面構造の製品に比べ、性能とエネルギー効率がはるかに優れている上、チップのサイズも極小化することができる。 . . . 本文を読む

中国に大気汚染対策を求める前に韓国がやるべきこと【コラム】 

2016年04月29日 07時07分07秒 | Weblog
ソウルの大通り(投稿者撮影) 「砂の暴風(黄砂)が吹いて空が突然真っ黒になりました。黒風と狂風がこの村を突然覆いました」  先週末に韓半島(朝鮮半島)を襲った黄砂を取材していると、2007年に中国の内モンゴル自治区で黄砂が実際に発生する様子を取材した時のことが思い出された。当時、現地に住んでいたある女性は「黒い風、狂った風」などと身震いしながら何度も叫んでいた。黄砂の発源地では紙やすりで顔を引 . . . 本文を読む

日産SUVがNOx基準超過、韓国で販売中止も

2016年04月29日 07時05分01秒 | Weblog
ソウルの交差点(投稿者撮影) 市販ディーゼル14車種で超過判明  韓国で市販されている国内外の自動車メーカー16社のディーゼル14車種が公道を走行する際、大気汚染物質である窒素酸化物(NOx)の排出量が認証基準を3~10倍上回っていることが判明した。うち排出量の超過率が最も高い日産のSUV「キャシュカイ」については、販売中止、強制リコール(回収・無償修理)、課徴金処分などの制裁を下す一方、残る . . . 本文を読む

サイドミラーレス車、韓国で12月から走行可能に 

2016年04月29日 00時01分47秒 | Weblog
ソウルの高層マンション(投稿者撮影) 約2%の燃費節減効果  韓国で12月から、自動車にサイドミラーがなくても、これに代わるバックカメラシステムが搭載されていれば路上を走行できるようになる。  韓国政府は4月27日、黄教安(ファン・ギョアン)首相の主宰で規制改革に関する会議を開き、こうした内容の規制緩和を決定した。国土交通部(省に相当)令である「自動車および自動車部品の性能と基準に関する規則」 . . . 本文を読む

オバマ米大統領「米軍の兵器で確実に北を倒せるが…」  

2016年04月28日 06時57分51秒 | Weblog
北朝鮮を望む、江華島平和展望台(投稿者撮影) 「友邦・韓国に考慮すべき」 CBSのインタビューで語る  米国のバラク・オバマ大統領(写真)が「米国は北朝鮮の政権を確実に倒すことができる兵器を持っているが、北朝鮮と隣り合っている韓国など友邦のことを考慮すべき」と強調した。  オバマ大統領は、ドイツ訪問中の4月26日(現地時間)、CBSテレビの「This Morning」で共同司会を務めるチャーリ . . . 本文を読む

韓国の主力産業、10年後は全て中国と重複

2016年04月28日 06時54分50秒 | Weblog
韓国銀行(投稿者撮影) 中国の猛追に韓国財界が懸念、産業部長官との対話で  「中国政府が推進している製造業育成計画によれば、韓国の全ての主力産業が10年後、中国と重複する。韓国の主力産業の高度化が求められる」  「バイオ・製薬、二次電池、OLED(有機発光ダイオード)、電気自動車、自動車部品、太陽電池、インターネットバンキングなど主な新産業で大規模投資と世界規模の企業買収などを進めている。政府 . . . 本文を読む

目線を合わせて被災者に声を掛けた安倍首相【萬物相】     

2016年04月28日 00時52分04秒 | Weblog
南大門市場(投稿者撮影)  インターネット上で1枚の写真が話題になっている。安倍首相が熊本地震の避難所を見舞った時のものだ。ひざまずき、両手を床に置いて、腰を曲げて被災者と対話する姿が印象的だ。歴史問題に関しては韓国でいい評判が聞かれない安倍首相だが、今回は評判がいい。低い姿勢が被災者たちの痛みを和らげているように見えるというのだ。「韓国の大統領もあのように被災者に接してはどうだろうか」という . . . 本文を読む

韓国人に一番人気の旅行先は大阪 

2016年04月27日 06時48分25秒 | Weblog
金浦空港免税店(投稿者撮影) 韓国人が1~3月期に旅行先として最も多く予約したのは大阪だった。世界最大級のオンライン旅行会社「エクスペディア」(米国)が4月26日、集計結果を明らかにした。  旅行地の上位10位のうち、大阪を選んだ人の割合は17.5%だった。大阪の予約者は昨年同期に比べ37.5%増加した。エクスペディアは「大阪は韓国から飛行機で2時間以内と比較的短い時間で行くことができ、日本の . . . 本文を読む

韓国の1~3月期GDP 前期比0.4%増=不況鮮明に

2016年04月27日 06時44分55秒 | Weblog
三星の冷蔵庫(投稿者撮影) 韓国銀行(中央銀行)が4月26日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%増加で、2期連続で0%台成長にとどまった。中東呼吸器症候群(MERS)の流行が大きな打撃を与えた昨年4~6月期以来、3期ぶりの低水準で、低成長が長引くのではないかという懸念も広がりそうだ。  四半期別の成長率は昨年4~6月期が0.4%、7~9月期が1.2%、10~12 . . . 本文を読む

韓国の小学生 試験前に「頭が良くなる注射」を打つ  

2016年04月27日 00時42分06秒 | Weblog
小学生の課外授業(投稿者撮影) 「脳の血流循環が良くなる」との触れ込み、医学的根拠はなし  ソウル市瑞草区に住む小学生のA君(8)は昨年9月、算数の全国テストを控え、母親(40)に連れられて鍾路区の家庭医学科病院を訪れた。病院側は母親に「テストの3日前から毎日1回ずつ、子どもに『集中力強化注射』を打てば脳の血流循環が良くなり、すっきりした気持ちでテストをしっかり受けられる」と説明し、輸液注射( . . . 本文を読む

試合中グラウンドに唾を吐き捨てるのは「資質」の問題:読者の意見 

2016年04月26日 07時07分07秒 | Weblog
写真 ソウル江南地区の通り(投稿者撮影) テレビでスポーツ観戦をするたびに「なんであんなことするんだろう。いまだに根絶やしにできないってどういうこと?」と疑いたくなるシーンがある。映像技術の発達で、よりはっきりと確認できるようになったため、なおさらだ。試合中に選手がグラウンドに唾を吐き捨てるシーンだ。  「単なる生理的現象にすぎない」と弁解する人もいるかもしれないが、理解しがたい。不潔な上、何 . . . 本文を読む

日本人と違って韓国人に「不可逆」的なものはない【コラム】

2016年04月26日 06時17分11秒 | Weblog
ソウル市庁前広場のセオウル号沈没追悼のテント村。長期間広場を占拠していたので、予定イベントが中止になった(投稿者撮影) 「仕方ない」と考える日本、「なんとなかる」と思う韓国 悲惨な自然災害に遭っても「平常心」保つ日本人…地変がつくり出した「現実的唯物論」 人災が多い韓国では正反対、「おまえのせいだから、なんとかしろ」 社会的な疲労は高まるが、これも「活力」の象徴では  日本の熊本から再び驚くよ . . . 本文を読む

愛国とは見なしがたいNY国連本部前の慰安婦デモ【コラム】 

2016年04月26日 00時42分36秒 | Weblog
写真:ソウルの日本大使館前の慰安婦像(投稿者撮影) 米ニューヨークの国連本部前で先日、韓国のある自治体の首長が元従軍慰安婦の李玉善(イ・オクソン)さんと姜日出(カン・イルチュル)さんにも来ていただき、「1人デモ」を実施した。この自治体首長は日本政府の謝罪と賠償、責任者の処罰などを要求した。そこまでは理解できた。しかし、「新たに構成される第20代国会で慰安婦被害者と旧日本軍による強制連行被害者の . . . 本文を読む