シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

「都合のいいときだけ先進国」では駄目 韓国高官が苦言

2015年07月25日 18時23分55秒 | Weblog
政界・財界関係者や一般国民ら約250人がユーラシア大陸を列車で横断する「ユーラシア親善特急」に参加している韓国外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は7月22日(現地時間)、ロシア中部のノボシビルスクで韓国の記者団と懇談し、韓国は先進国の地位に見合った役割を果たすべきだと強調した。
 趙次官は、韓国国民はもはや自国を後進国、開発途上国ではなく先進国だと考えているが、国際社会における責任や義務を負うことには消極的だと指摘。都合のいいときだけ先進国として振る舞うのは、国際社会で最も批判される行為だと苦言を呈した。
 一例として、政府開発援助(ODA)が国民総所得(GNI)の0.15%にも満たず、世界基準をはるかに下回っていることを挙げ、「体は大きくなったのに小学生の服を着ているような国にならないため、国民の意識レベルが向上しなければならない」と述べた。
 また、韓国が先進国の地位に見合った責任と義務を負うことは国際社会全般から南北統一への支持を得ることにもつながるとの考えを示した。 
 親善特急事業は、欧州とアジアの交通・物流ネットワークを構築することで経済協力を強化し、南北統一の基盤づくりを目指す朴槿恵(パク・クネ)政権の政策「ユーラシア・イニシアチブ」の一環で、外交部とコレール(韓国鉄道公社)が共催している。参加者はユーラシア大陸の計約1万4400キロを列車で旅する。
【ノボシビルスク(ロシア中部)聯合ニュース】15.7.23


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