オンラインゲームの利用時間、保護者が制限可能に

韓国大手紙・ 朝鮮日報12年6月27日記事
ゲーム時間選択制、７月から施行
　文化体育観光部（省）は6月26日、青少年のゲーム中毒予防のため、保護者が満18歳未満の子どものオンラインゲーム利用時間を制限できる「ゲーム時間選択制」を7月1日から全面施行すると発表した。
　この制度の利用を希望する保護者は、ゲーム利用確認サイトで本人、または子どもの名義で加入しているゲーム目録を確認した後、各ゲーム会社のホームページに入り、子どもが利用可能なゲームと、利用時間帯などを設定すればよい。海外の「リーグ・オブ・レジェンド」や、韓国の「アイオン」「サドンアタック」など青少年が主に利用する100種以上のオンラインゲームは全て、この制度の適用を受ける。
　さらに18歳未満の青少年がゲームサイト会員として加入するには、本人の認証だけでなく、保護者の同意を必ず経なければならず、親の承諾がなければ加入が認められない。すでに会員の場合にも、保護者が要請すれば加入を撤回することができる。子どものゲーム利用時間と決済内容も、保護者がゲーム会社から受け取って確認することができる。
文化部の朴淳泰（パク・スンテ）文化コンテンツ産業室長は「度を超えたゲーム利用による副作用を防ぎ、保護者と子どもが話し合ってゲームの時間を決める、健全な家庭文化が構成されることを期待している」と話している。