地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六拾九次を歩く【8】安中宿~沓掛宿

2009年04月13日 |   中山道四人旅
安中宿から、松井田宿、坂本宿を通り、難所・碓氷峠を越え、
   いよいよ信濃路、軽井沢宿、沓掛宿へ 


【海雲寺】
招き猫で知られる。しっかり拝んだ。






【不動寺】
仁王門が見事だ。








【松井田八幡宮】 
本殿が見事だ。ただ舞台が荒れていたナー。


【妙義山】
白雲山、金洞山、金鶏山の三つの山からなる妙義山は、四国小豆島の寒霞渓、九州大分の耶馬溪と並んで日本三大奇勝の一つと云われ、又群馬県を代表する赤木山、榛名山、と並び表されて上毛三山と呼び親しまれている。


【妙義道常夜灯】




【補陀寺】
大導寺氏の菩提寺


【文化財資料館】



横川駅と釜めしのおぎのや 懐かしい雰囲気だ。




【横川の関所跡(碓氷の関所)】【関所資料館】
東海道の箱根の関所とともに、「入り鉄砲に出女」を取り締まった重要な関所


坂本宿。今日はここで一泊。(くつろぎの郷コテージ)


坂本宿でのご来光。今日もいい旅が出来ますように。




今朝は9時少し前スタート。いよいよ峠越えだ。旧道入口からいきなり急な登りが続く。登山そのものだ。坂本宿から軽井沢宿まで約10、5Km。坂本の標高は465m、碓氷峠(熊野神社)は1195m。標高差730mを一気に登ってゆくことになる。軽井沢宿の標高は、960m。紅葉は坂本よりも早く来る。


【刎石(はねいし)の覗き】からの坂本宿。整然とした町並みだ。


















厳しい道のりだったが、素晴らしい紅葉、景観だった。全員満足。新緑の頃もいいだろうなと思う。


【熊野神社】
昼近くに、碓氷峠頂上に到着。熊野神社にお参り。日本武尊を祀る。上野国と信濃国の国境だ。


室町時代中期建立の狛犬。長野県内では一番古いものだそうだ。右は口を開いた「あ」、左は「口を閉じた「ん」で、一対になっている。


【熊野神社】社殿(写真が上手く撮れなかったので、ホームページより)
碓氷峠の県境にある熊野神社の社殿。三社の建物が並び、正面からみて中央が本宮、向かって右手が群馬県側で新宮、左手が長野県側で那智宮となっている。中央の社殿が県境になるように建てられている。
近くの店で、力持ちそば、あん、大根おろしのもちと。涼しいくらいだったが、冷たいビールと。本当は熱燗が欲しかった。




熊野神社から下り、軽井沢宿までの紅葉もまた、素晴らしかった。沢を流れる水の音、風で舞う枯葉、なんとも風情がある。


【ショー氏記念碑と記念礼拝堂記念館】
軽井沢の避暑・別荘は、明治19年に英国聖公会宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢を訪れ、2年後の21年に最初の別荘を建てたことから始まるそうな。







軽井沢の町は、紅葉、正に、真っ盛りだった。旧軽を抜け、中軽井沢(沓掛)に向かった。今回の終点は近い。

【今回の旅】
・実施日 平成19年10月29日(月)午前11時から午後4 時30分 30日(火)午前8時半位から午後4時30分
・天 候 晴れ 気温20度前後か、歩くのに丁度いい。
・メンバー4人
・距 離 両日で約28Km
・見 所 紅葉の碓氷峠 素晴らしい 
・食 事 
 松井田役場?前のそば屋?のまずいそば。まいった。碓氷峠くつろぎの郷の朝食はうまかった。(お愛想もOK)  
・驚 き 
この厳しい峠を、皇女和宮の大集団が越して行ったのだ。 
和宮様一行は、文久元年(1861)10月20日、京都を出発、旅を重ね、沓掛(中軽井沢)を11月9日出発、軽井沢にて昼休み、難所碓氷峠を越し、夕方坂本宿に到着。10日坂本出発、松井田を経て安中で昼休み、板鼻到着。この時の行列は、京都方1万人、江戸方1万5000人、京都からの通し人足4000人という中山道開設以来、未曾有の大行列だったとか。(資料:安中市板鼻公民館)
・満足度 大変満足(中山道を歩き始めてよかったと思う)

【どこまで来たか?】
・宿  :六十九次中、19番目(沓掛宿)
・距離 :534Km中、152.5Km

【今回の駄作俳句】
 松井田や 秋の不動に 赤仁王
 秋深し 刎石覗く 坂本を
 道険し 秋の碓氷や 宮思う
 静かなる 色葉舞い散る 碓氷越え
 人混みや 秋真っ盛りの 軽井沢

【次回予定】
沓掛宿から、追分宿、小田井宿、岩村田宿へ


沓掛宿(英泉画)


追分宿(英泉画)


小田井宿(広重画)


岩村田宿(英泉画)
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