この栗の調理法は、半分は茹でて食べる。半分は、渋皮煮を考えているが・・6~7工程あると、気持ちを整える必要がある。(この栗はS氏宅の栗畑より生産)
【幻の・・・】
「利平」は最近になって、見直され、希少価値から「幻の栗」と呼ばれる話題の栗です。利平栗とは、天津甘栗系品種と従来の山栗の交配により育成した品種で、山形県でも今から30年ほど前に盛んに栽培されていた「栗の王様」だそうです。
形は球形に近く、丸みを帯びていて、皮の色は他の品種に比べると黒いのが特徴です。味も、甘みが強く、中の実の色はとても黄色い色をしています。茹でて食べるとき、渋皮も取れやすく、とても魅力的な品種です。
ところが、生産性が悪いために収穫量が少なく、近年ではあまり作られなくなりました。当店でも、ほんの僅かしか手に入らず、本当に「幻の栗」になりつつあります。(山菜屋.COMより)