上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

IT業界の常識「ピアレビューは必ず実施する。」

2014年03月13日 | 仕事

先日、ビットコイン絡みでバグの記事を書きましたが、又しても同じように事件が起き、私の業界の常識では考えられない事だったので書いてみました。
今回の引用リンク先はサイエンスニュースラインの2013年10月6日の記事です。

タイトルは「ピアレビューなんて怖くない、嘘の論文を学術専門誌に投稿するとどうなるのか?」

そう、取り上げる事件とは、言わずと知れた今回の理研の論文問題についてです。

私の会社が属する華師大IT産業グループも取得レベルであるCMMIレベル3の検証プロセスエリアに於いても、ピアレビュー(peer、つまり同業同僚同識者による検証)を必須としています。
ソフトウェアの品質精度を保障する為に、我々ソフトウェア開発会社は、製造物に対して、必ずピアレビューを実施し、その欠陥予防を行っています。
これは、バグの記事でも書きましたが、人間の生物的欠陥である「自我を持つ事に起因する、主観による意識の囚われ」を補完する為の必須作業であり、同等以上の知識・技能レベルを持つ他者の検証を経ない製造物の製品化を防止しています。
この為、一種の著作物でもあるソフトウェア(この為に著作権法によって保護されています。)の剽窃や盗作が個人では出来ない組織管理環境であることの証明でもあり、製造管理レベルの裏づけともなっているのです。

では、何故、日本の権威ある研究機関でピアレビューのすり抜けが起きたのか?
問題は理研の組織管理ですが、仮にピアレビューが既定通り実施されていたとすると、組織としても責任を免れるものではないでしょう。

まぁこんな事、多かれ少なかれ公共予算での技術開発に関わる可能性のある(=理研のお世話になったり、学閥に属する)日本のソフトウェア会社の人間では絶対に書けませんが。


今回の一件、生命科学の分野ですが、日本の技術の根幹姿勢が問われている問題でもあります。


では、カウンターで勝負するお寿司屋さんは?

2014年03月12日 | 日記

冷たい霧雨の降る上海です。雨があがると温かくなるのかな?

さて、昨日のデートは、カウンターで勝負する寿司屋の腕を、最近味わっていなかったので、

淮海路で待ち合わせして、花園飯店裏のお寿司屋さんのTさんに。

お任せで15貫ほど握ってもらいました。

 

 

先ずはマグロに始まり、大体値段相応の味。

彼女も満足してもらいましたが、途中で板さんが変わってからがイケません。

 

 

しゃり、崩れてますけど・・・。

これで、常連の店の10倍の値段を取るのは、なんだかなぁです。

(二人で1100元ほどでした。)

この後は、ついでに花園飯店33階のラウンジで、シャンパンを開けていましたが、

こちらの方がお金の使いでがあった気がします。

 

さて、今日は何を食べに行こうかな。


難を逃れる事について

2014年03月11日 | 日記

春一番の吹く快晴の上海です。

 

今年も3月11日がやってきて、中国(旧満州の黒竜江省)に居て、東日本大震災に遭わなかった自分を、

自責する気持ちに襲われるのかと思っていた長春から上海への飛行機移動の日曜日でした。

同日にマレーシアからの飛行機が落ち、今日を生きている、生き残った自分に出来る事を想っています。

人は誰しも、難を逃れて今日を生きています。

自分の出来る事を、精一杯全力で為して、生きる事が、今為すべき事なのでしょう。

世界でも稀にみる地震大国に生まれた我々日本人の宿命ではありますが、次の地震での被害を最小限に抑えるのと同時に、

避け様の無いその時、後悔しない人生を送るべく、日々を生きる事も大事だと思います。

 

黙祷


2014年撮影日誌1

2014年03月10日 | 俳優活動

マイナス10度の長春に到着。、

 

 

 

此処は満州国の首都として建設された過日の新京であり、

市内には今も帝国時代の日本が築いた建物が点在している。

 

 

昨今の状況からか、街中を機関銃を抱えた兵隊が分隊規模で巡回していた。

 

 

宿舎に到着して、早速丸刈り頭に。

最低6月のアップまでは、この頭のままである。

 

今回は大河俳優のHさんも日本から参加。

四半世紀以上前に松本先生にくっついて行った松竹大船で御見掛けして以来であったが、

まさか、競演させて頂く日が来るとは。人生とは本当に何が待っているか判らない。

 

私の長春での出番は一日で撮り終ったので、翌日には上海戻り。

 

早速晩飯は、合点承知之助に。

 

 

この中トロも美味しかったが、それ以上に驚いたのが、

 

 

このホタテ貝。当然、塩味だけで頂きました。口でトロける素晴らしい味。

この値段で出されたら、カウンターで勝負する他の寿司屋は皆、潰れてしまうだろう。

そう思わせる逸品です。是非機会があればご賞味を。

 

 


アンドロイドの会

2014年03月07日 | 日記

今回のアンドロイドの会は、先日合併して大所帯になったメディアマンブーさんの会議室をお借りして開催されました。

 

 

当然参加者は同業者ばかり。

 

 

この日のメインスピーカーはTDKの某氏。

今回のお題は、上海におけるアンドロイドアプリに関して。

 

 

こんな感じで画面を見せて頂きながらのお話でした。

各社、色々な連携を図っており、これからも更にサービス分野の結合が考えられそうです。

日本はこの手のインフラ連携が、少し遅れ気味なのが、気になりました。


移動先との気温差

2014年03月06日 | 俳優活動

今夜はAndroidの会があるのですが、明日から長春なので、荷造りに一時帰宅。

PCで今年のアカデミー作品「12 Years a Slave」を横目に観つつ作業しています。

今日の上海は日中8度、夜4度ですが、長春は日中マイナス5度、明け方はマイナス14度。

夜は約20度も上海と気温差があります。

そこで、着込む物を色々と考えて荷造りしていたら、バッグ2つ分にもなってしまいました。

上海から着て行ければ荷物はもっと少なくできるのですが、そうも行きません。

やはり、中国は広いの一言に尽きます。


看板

2014年03月05日 | 仕事

事務所のエレベーターホールに新たな看板が追加されました。

 

 

もう、色々研究センターのタイトルが増えるなぁ。

 

 

正面玄関にも追加看板が。

左右同じサイズなのは、双子会社の故ですから。


無通知視察と昼食とデートの記録

2014年03月04日 | 日記

今日も雨の上海ですが、週末は長春で撮影開始。

本日の最高気温はマイナス4度で、最低気温はマイナス13度とのこと。

上海では間もなく桜も咲こうかというのに・・・少し憂鬱になりました。

 

さて、新事務所には頻繁に視察が来るのですが、事前通達の無い方も。

こちらは先週の様子。

 

 

執務室の外に人だかりが。誰だろう?

 

 

どうやら大学の老師が助手達と視察に来た様子です。

応老師、お疲れ様です。

 

さて、昼は愛車で福島ラーメンまで。

 

 

コストパフォーマンスが良いので、よく利用しています。

 

土・日曜は終日デート。

といっても、低血圧カップルなので、午後からのろのろ起きだして、晩御飯から。

今回は中山公園駅近くにオープンした「和庭風院」に行ってみました。

色々あったのですが、一番奥の「天匠」へ。

コース + 飲み物で二人で780元と、かなり高額。

 

 

天ぷらはまぁまぁ。

 

 

うな丼。これは美味しかった。

 

しかし、蕎麦が駄目駄目でした。細切れになった蕎麦を、お店で出されたのは正直初めてです。

 

 

値段相応とは言い難かったので、もう行かないかも。

 

翌日は徐家匯に。

 

 

美羅城の地下で行われていた、講談社「少年ジャンプ」の物販フェアが最終日でした。

 

 

上海のオタクが群れていました。

 


日中地域交流会と都民の会

2014年03月03日 | 日記

春になりつつある比較的空気の綺麗な上海です。

先週金曜は香港広場で開催された日中地域交流会に参加。

 

 

今回は野村総研の皿田総経理による講演でした。

 

そして懇親会には出ずに、一路、仙霞路のお好み焼き屋「ひまり」へ。

 

 

東京都民の会。駆け込んだ時はまだ早く、会長含め2人だけでしたが、

やがて予約席に座りきれないほどの参加者が。

 

 

今回も様々な職業の方が参加。

隣のホテルマンのお嬢さんは、向かいの紳士から、こんな物を貰っていました。

くまもんキティーちゃんですね。