上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

強欲資本主義との決別?

2010年06月24日 | 日記
最近、池田信夫先生のブログの読者なのですが、池田先生のご指摘より更に直接的に、
「菅首相は、その所信演説で社会主義方向に大きく舵を切る事を表明した。」
と私は見ます。

即ち菅首相はマルクス経済学的見地から、強欲資本主義との決別を謳っていると見ました。
前任の鳩山さんもそうでしたが、国家の首相が自国経済体制を批判して始める改革に待っているのは、 国民の大流血と相場が決まっています。

今、私の居る中華人民共和国が中華独自革命路線を標榜して、共産主義体制を維持しつつ、資本主義経済に舵を切り、 主要国の中で唯一、国際金融危機を凌いで成長する事で成功モデルであることを証明しました。
そんな現在、隠れ封建主義体制(大衆革命未達)国家の日本が民主主義改革を標榜して、資本主義体制を維持しつつ、 社会主義経済に舵を切る事が、果たして日本の正しい選択なのでしょうか?
バブル世代という好景気の申し子としては、先々の日本経済の多難な未来を想像すると、ますます日本に帰りたくなくなりました。
また過去の反省から、現存する計画経済国家の大前提のお約束として、「出来ない事は計画しない」という物がありますが、日本の民主党政権は、このお約束を守っていない様子です。
菅首相が、「政府に『出来ない事』を標榜されると、その直接被害を受けるのは、一般国民だ」と意識した為政者であればよいのですが・・・。

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次回は、「世代間賃金格差の分水嶺」でも考えるかな?

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