上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

女性から判っていないと批判されるフェミニスト?

2010年06月23日 | 趣味
日経ビジネスONLINEの 毎日が日直。「働く大人」の文学ガイド 80. 「わかってる」と主張する人は「わかってる人」か? 上野千鶴子『ニッポンのミソジニー』 を読んで。

学者の上野千鶴子先生といえば、泣く子も黙るフェミニストですが、今回はその上野先生の著作を「女性から判っていないと批判されるフェミニスト」として切っています。

上野先生はともかく私個人としては、フェミニストの方から男性批判を受ける事があった場合(思えばフェミニンに初めて絡まれたのは最初の結婚相手と出会った時でした。上野先生の名前も彼女に教えてもらったっけ)、男に生まれたのは私に選択の自由があった訳では無いので、個人的には恨まれたり批判されても如何ともし難いのですが。

さて、今回の記事で女子大の女学生と共学の女学生の差異の観察経験について述べた部分があったのですが、同様な体験を高校時代にしたことがあって色々と思い出しました。
私の母校、県立横須賀大津高校は今では男女共学校ですが、元々は同地区内で最も古くからある女子高でした。
丁度、私が入学する時に共学化したのですが、当然先輩は歴史有る女子高の女子高生、同級生や後輩は普通の共学校の生徒という二つの文化が混在していました。
当事者として異文化の間隙に身を置く事は、非常にインパクトのある体験で、同窓生の時田川崎の作品性にも影響を与えていると思います。
大学進学時に専攻選択を外国語としたり、国外への移住を決めた背景にも少なからず影響しています。
私にとっても、この体験が異文化コミュニケーションに興味を持った背景であり、後年レッズでオタクや腐女子受けする商品のマーケティング展開上での前提基礎知識を得る重要なフィールドワークになりました。
(異なる文化の汽水域には、自然発生的に文化伝播に優れたソリューションが生まれます。つまり面白い事がドンドン起こり、面白いものが次々と発明されます。)

そういえば明日の上海オフショア開発フォーラムの御題も異文化コミュニケーションでした。

あ、今日のタイトルと全然関係ない方向に話が走りましたね。

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