上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

友、遠方より来る。また楽しからずや

2010年03月05日 | 趣味
肌寒い中、結構大雨が降っている上海です。

今日はこんな雨天にもかかわらず、2件の来客がありました。
朝1件は、無錫からの増満氏でしたが、話が色々と弾み、思わず昼食をご一緒する事に。
色々と精力的に活動している彼ですが、今回は著名な英語の松本先生を中国に迎えるべく奔走しているとの事。
彼の姿を見ていると、もっと私に力があれば、役に立てるのにと歯痒い思いをしました。

中国の日本人コミュニティが今少し力強く活動する為には、まだまだ仲間が必要です。

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寒の戻り

2010年03月04日 | 日記
今日は雨はあがっても気温のあがらない上海です。

久しぶりに事務所に顔を出しましたが、今度は応老師も本部長の姚君も居ません。
応老師は昨日の岡三華大の董事会が遅かったからでしょうか。
姚君は今週一杯、大学に授業に行った様です。

病み上がりの身で、この寒空にスーツで電動バイクは辛いのですが、
最近、寒さが戻ったせいか、体調がすぐれないなぁ。

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就職活動について

2010年03月03日 | 趣味
私は経営者とはいえ雇われの身なので被雇用者なのですが、上海華東師範大学という国家重点大学を背景にした組織に終身雇用に限りなく近い条件で居るので(中国の労働法では二度の期限の有る雇用契約を結ぶと、三度目は無期限の雇用契約=終身雇用契約を結ばなくてはならない)今の所、起業(宮東軟件の再起動)以外の自分の就職活動は予定していません。
私自身、一般の採用基準から見ると、たいした学歴では無く(札幌大学中退で日本映画学校卒)、徒弟制の映像業界に先生の紹介で弟子入りしたので、実は学生時代に就活をした事がありません。
(でも、転職時の運は格別だと思っています。それなりにトロフィーも獲っていますし。)
しかし、日本に居る上の娘がそろそろ大学3年の就活期なるものを迎えるので、日本の就活状況を来海した各大学の先生達との御話などを通じてリサーチしていたのですが、本当に絶望的なほど酷い状況であることが判ってきました。
中国では人間関係を使って就職口を見つける事が習慣的に行なわれていますが、(というより営業職などは、社員の人間関係がビジネスでプラスになる事に期待して採用。日本でも宣伝広告業界では同じ傾向にありますね)日本では、一斉試験選別、短時間面接の悪平等で採用を決めています。
とある日本の国立大学の教授のお話では、大学4年生の卒業研究の時間の半分は就職活動で拘束されており、満足な研究実証のスケジュールを取る事が出来ないそうです。
そんな状況で就活しても、半数近い企業が正社員採用をしないので、過当競争を招いています。
更に就職ビジネス業界が煽っているので、二十歳を過ぎたばかりの若者は右往左往するばかりです。
初めて就職する学生(つまり翌年度の新入社員)にとって、非常に過酷な精神的圧力を加える就活という「行事」が日本の労働活力を奪っている様に思えてなりません。
高度成長期の成人行事「就活」を社会全体が惰性で続けているから、衰退するのも当たり前ですね。
二十二歳の時点で、周囲を取り巻く環境が大きく異なる上海のインターンと自分の娘を見比べると、娘が不憫になります。
まぁ、本当に娘が日本で仕事先に困ったら、いっそ中国に呼べば良いだけなのですが。

なぜ、娘を想ったか・・・それは今日は雛祭だったからでした。

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緑色社会

2010年03月02日 | 日記
今朝も寒空に小雨が降り、冬に逆戻りしたような上海です。
最近通達があって、厳しくなった情報管理規制の為、事務所外でメールが読めないのが難点ですが、 昨日から風邪気味なので、自宅で作業をしています。

さて、昨日からこの建物のエレベーターホールに大きく禁煙のポスターが張り出されました。
最近、空気が汚いと感じていたので、非常にタイムリーです。

男性が煙草の箱を握り潰している写真が配されている図案なのですが、罰金額が大きく書いてあります。
最低2千元から最高1万元(13万円)と、喫煙の罰金としてはとても高いと思います。
本当に払う人が居るのでしょうか。(もっとも私の最大の関心は、エレベーターホールに灰皿が設置されたままなので、喫煙者が誘惑に勝てるか?なのですが。)

中国では、緑色=エコロジーの意味で使っていますが、5月の万博に向けて緑色社会の推進を急いでいる様です。

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上海では壁に綿が生える?

2010年03月01日 | 日記
小正月も終わり、霧と同時にスモッグも発生している春先の上海です。

今朝は浴室脇の漆喰塗りの壁の下の方に、帯状に綿の様な物が出来ていました。
これは、空気中の硫化水素と反応して、漆喰の中の炭酸カルシウムが結晶として析出した構造体の様です。
今日の様な天気の日は、亜硫酸ガス濃度が濃い証拠でしょうか。
また一つ、上海に暮らしていると確実に寿命が縮む証拠を見つけてしまいました。

先週金曜の上海オフショア開発フォーラム事務局会議で、K氏が育児の為に帰国すると発表しましたが、賢明な選択かもしれません。

汚染された大気や水(そして土壌そのもの)の環境浄化を進めないと、「上海に住む=自ら余命を削る」となる可能性が大です。

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