キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

今年の目標―ヘレンケラーの言葉から

2015-12-31 15:44:00 | シンプルライフに惹かれて

あけましておめでとうございます。

拙いブログを定期的に読んでくださって、本当にありがとうございます。このブログは、日本に住んでいる私の母が始めたものですが、便乗して書いているうちに、いつの間にか私がブログ面を占領し、母を追い出してしまうことになりました。 家族や友人、関心を持って下さっている方々に、我が家の日常報告や、アメリカでの教育や研究事情、またシンプルで豊かなライフスタイルについてニュースを発信していきたいと思い、書いています。今年もどうぞよろしくお願いします。

私が住んでいるこの地域は史上3番目(30年ぶり)の寒波が襲い、年末は寒さ(日中でも平均気温マイナス)と雪の毎日でした。公共機関、お店やレストラン、スーパーなどが3日間閉鎖され、郵便も先週土曜日を最後にして、止まったままです。昨日からボツボツお店が開き、ようやく日常生活に戻れるといった感じです。

今年の目標の一つとして、『ハーバードの人生を変える授業』に紹介されていたヘレンケラーの言葉を挙げてみたいと思います。ここに紹介されているように、ありふれた物事に奇跡を見出すような生き方を目指していきたいです。

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ある日、森の中を長い間歩いてきた友人に、ヘレンは森の中にどんなものがあったかと尋ねました。すると、友人は「別に何も」と答えたのです。そのときに感じたことです。

「1時間も森の中を散歩して、『別に何も』ないなんてことがどうしたらいえるのだろうと思いました。目の見えない私にもたくさんのものを見つけることができます。左右対称の繊細な葉、白樺のなめらかな木肌、荒々しくゴツゴツとした松の木の樹皮。目の見えない私から、目の見えるみなさんにお願いがあります。明日、突然目が見えなくなってしまうかのように思って、すべてのものを見てください。そして、明日、耳が聞こえなくなってしまうかのように思って、人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを聞いてください。明日、触覚がなくなってしまうかのように思って、あらゆるものに触ってみてください。明日、触覚と味覚を失うかのように思って、花の香りをかぎ、食べ物を一つずつ味わってください。五感を最大限に使ってください。世界があなたに見せてくれているすべてのもの、喜び、美しさを讃えましょう。」

コメント (2)
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