NAEYC(全米乳幼児教育協会)で研究コーディネーターをつとめる友人から下記のメールが転送されてきました。
More Television = Less Talking for Very Young Children
Television reduces verbal interaction between parents and infants, which could delay children's language development, says a U.S. study that challenges claims that certain infant-targeted DVDs actually benefit youngsters. The researchers studied 329 children, aged 2 months to 48 months, and found that for each additional hour of television exposure, there was a decrease of 770 words (7 percent) heard from an adult by the children. The study also found that the more hours spent watching television, the fewer vocalizations infants made when adults talked to them. Details and additional resources are available at http://healthfinder.gov/news/newsstory.aspx?docID=627566
大まかに訳すると、生後2ヶ月から48ヶ月を対象とした子どもたちのテレビ視聴時間に関する研究で、視聴の長さが言語発達の遅れにつながるという報告です。
常識で考えれば分かることのようですが、教育的目的で製作されたDVDが子どもの発達を助長するのではという通説をくつがえすことにもなり、論議を呼びそうです。
アメリカに住んでいると、子どもの言語発達がその子どもの将来の成功の鍵を握っているのではと錯覚することがあります。知能にはいろいろな種類がある(Multiple Intelligence)という理論が受け入れられている反面、教育現場ではリーディングやライティングに費やす時間や予算が、日本よりはるかに多いような気がします。
アメリカという文化が、精密なコードを用いる(論議したり、相手を説得させるような話術が必要)国に対して、日本が制限されたコードを用いる(相手との調和や礼儀正しさを優先するので、話は手短または省略した形式)という違いもあるのかもしれません。
小さい子どもにテレビをあまり見させずに、育児家事をこなすのは、難易度の高いタスクですよね。幼少期だけでなく、子どもが10代に成長した今でも、コンピューターで視聴できるYoutubeやNetflixビデオ時間を制限するのに苦労しているというのが本音です。便利な世の中になってきた反面、親が干渉・監督しなければならない項目が増えてきたような気がしています。
More Television = Less Talking for Very Young Children
Television reduces verbal interaction between parents and infants, which could delay children's language development, says a U.S. study that challenges claims that certain infant-targeted DVDs actually benefit youngsters. The researchers studied 329 children, aged 2 months to 48 months, and found that for each additional hour of television exposure, there was a decrease of 770 words (7 percent) heard from an adult by the children. The study also found that the more hours spent watching television, the fewer vocalizations infants made when adults talked to them. Details and additional resources are available at http://healthfinder.gov/news/newsstory.aspx?docID=627566
大まかに訳すると、生後2ヶ月から48ヶ月を対象とした子どもたちのテレビ視聴時間に関する研究で、視聴の長さが言語発達の遅れにつながるという報告です。
常識で考えれば分かることのようですが、教育的目的で製作されたDVDが子どもの発達を助長するのではという通説をくつがえすことにもなり、論議を呼びそうです。
アメリカに住んでいると、子どもの言語発達がその子どもの将来の成功の鍵を握っているのではと錯覚することがあります。知能にはいろいろな種類がある(Multiple Intelligence)という理論が受け入れられている反面、教育現場ではリーディングやライティングに費やす時間や予算が、日本よりはるかに多いような気がします。
アメリカという文化が、精密なコードを用いる(論議したり、相手を説得させるような話術が必要)国に対して、日本が制限されたコードを用いる(相手との調和や礼儀正しさを優先するので、話は手短または省略した形式)という違いもあるのかもしれません。
小さい子どもにテレビをあまり見させずに、育児家事をこなすのは、難易度の高いタスクですよね。幼少期だけでなく、子どもが10代に成長した今でも、コンピューターで視聴できるYoutubeやNetflixビデオ時間を制限するのに苦労しているというのが本音です。便利な世の中になってきた反面、親が干渉・監督しなければならない項目が増えてきたような気がしています。