キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ダイバーシティを考える:その4

2008-11-06 14:25:47 | アメリカ便り

明日は授業でユダヤ教とイスラム教について教える予定。幸い、うまく編集された映画を図書館で見つけたので、そのチカラを借りるつもり。

でもビデオ視聴、資料、オンラインで集めた聞きかじりの知識ばかりなので、かなり不安~

”Diversity"という言葉がタイトルに含まれているこの授業は、いろいろな信条や文化に触れることで、うまく共存していくことができる力を養成すること。

しかし知識だけが先歩きしたり、何でも無差別に受け入れることが、本当のDiversityとも違うような気がする。どの女性や男性ともデートをする浮気人のようなもの。うまく言えないけど、自分をまずしっかり持っていないことには、他者を理解する力も生まれてこない。どんな考え方も受け入れることで、この世の中は本当によくなっていくんだろうか。壁のないオープン教育が一時期流行った時に、収集がつかなくなってしまい、結局もとの教育スタイルに戻ったアメリカを連想する。

キーワードとされている言葉だけど、案外表面的に受け止められているのかもしれない。

コメント
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