『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2009年3月24日(火)

2009年03月24日 00時00分01秒 | Weblog
めざましテレビの、MOTTOいまドキのコーナーが、
好きである。

今朝は、桜色というか、桃色というか、
春らしいグッズの紹介をしていて、いいなぁ、と思ってのであるが、
この机の周りをふと見わたしてみると、
普段は、桃色のものは、ほとんどないのであった。

それが、今はたまたま、ファンクラブの会報の、
あるコーナーにいただいたお便りへの感想文的なお返事を
書いていて、その便箋に使っている無地の紙の、
表紙と、本紙のあいだに、桃色の紙があって、
これが開いているところなので、
桃色率が、高い。

しかし、この紙は、どうして桃色なのだろう。

手紙などを書くときに、ふっと優しい気持ちに、
なるのかなぁ、と思える。

机まわりは、CDや本が、棚にぎっしりならんでいるので、
色は、ごちゃごちゃである。

もうちょっとして、
近くの桜並木など、花が咲き誇るころ、
その桃色、というか桜色の中を、必ず通ろうと思う。

しかし、桜の色なのに、桃色というのが、
すこし、桜に申し訳ないような、気がするのである。
桜色、でもいいけれど、
これでは、逆に、
わざわざ、気を使って、桜色、と言っているようで、
その、ことさらな感じが、気になる。
といって、ピンクでは、また別のもののようである。

ま、色の名前ってことで、ここは、桃色でいいことにする。

桃というのは、これがまた、生命力旺盛な木なのである。
根元から、枝が何本にも分かれて、
鈴なりに、ぎっしり花が咲き、実になる。

桃が、桜のように、いたるところに、あって、
花が咲くころは、あぁ、桃色だ、と
単純にいえれば、ずいぶん楽な気がしてしまう。

美味しい桃を、食べたくなってきた。

この作文の流れで、桃を食べるというと、
なんだか、桃の木を一本、食べるような、感じもする。

野菜についで、果物も好きである。

洋司