2005年6月10日（金）

朝というか深夜２時に起きて、ぐるりと、深夜２時まで作業をするが、徹夜というのとちょっと違う感覚。
レコーディングが深夜に及ぶというのは、バンドの頃は当たり前であった。これはビートルズが、常時スタジオをキープしたという６０年代半ばぐらいからの、ま、慣例というようなところかもしれない。

レコーディングスタジオといっても、ピンキリであるが、優秀なスタジオとなると、１日で、うん十万円、うん百万。
あるミュージシャンが、マイケルみたいな「フー」を録音したくて、その一叫びに一日費やし、５０万円だぞと、まわりにひやひやされたとか。

バブル期には、リゾートスタジオというのがはやった。どこかの避暑地やら景色のいい海岸やらに、宿泊込みで、皆で行くわけである。そうなると、借りっぱなしだから、アシスタント・エンジニアなど、実に大変である。他の者は、空き時間に、ゲームしたり泳いだりサウナ入ったりであるが、エンジニアは、ずーっとエディット中であったりするのである。

僕といえば、けっこうエディット好きであるから、１日中でもディスプレイとにらめっこしていることがある。
ハードディスクというものが、すごく頼りないものに感じた頃もあったけれど、今はずいぶん頼もしい。
今日は主に、シンセサイザーで、ミディーデーターの制作とエディット。

洋司