久しぶりに金剛山を歩いた。山頂付近でも、麓でも紅葉が始まっていた。
※金剛山系には金剛山と言う名前の山は無く、湧出岳、葛木岳、大日岳などの山塊の総称である。みなさんが一般的に「金剛山山頂」と呼んでいるのは 「国見広場」のことである。山塊の最高峰、葛木岳(1125m)は、葛木神社の裏手にあるが、神域の為立ち入り禁止である。
ちなみに 国見広場は私のGPSでは 1065m,神社境内は1116mを示していた。
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その1 K谷から山頂広場へ
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ピンクラインが往路、ブルーが復路で目的地は最高地点の葛城神社だ。
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登山口である。突き当たり右が「千早本道」、左がK谷だ。
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少し色づいた山裾の林道を歩いていく。
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林道が終わり、山道が始まるところに沢山の工事車両が留めてある。いやな予感がする。去年は台風でこの道が崩れて、4ヶ月ほど通行止めだった。
幸い登山道の迂回標識があり、そちらへ進む。
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しばらくは渓流沿いの山道を歩く。
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去年崩落した谷筋の一つ上手の谷筋で崩落していた。かなり上部から崩れている。工事をしている人に聞くと、もう工事は始めているとの事だ。
「通っていただいてもいいのですが、落石の危険がありますので、より安全なほかのコース道を歩いていただくと、われわれは安心して工事ができるのですが」
と非常に丁重に説明してくださった。下山は違うコースで降りよう。
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紅葉の始まった登山道をゆっくり登って行く。
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谷筋を詰めると広場のような場所に出る。「お花畑」だ。
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このあたりは 一輪草や二輪草の群生地だ。「春の妖精たち」は今は土の中に隠れている。
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このあたりで「お花畑」は終わり、急坂が再び始まる。
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色とりどりの落ち葉の急階段を登っていく。
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しばらく急階段を登ると尾根筋が見えてきた。
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尾根道にも色とりどりの落ち葉が敷き詰められている。
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国見広場に到着した。こちらの広場は黄色い葉が多い。
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すぐ横の千早本道も紅葉が始まっている。その道を煙を吐きながら くわえタバコのおっさんが 下りていく。
信じられない風景だ。健康を求めて山に来ながら、タバコがやめられず、くわえタバコで煙を吐きながら 歩いている。「人の迷惑顧みない人種」だ。
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右手前は御衣黄のような花を付ける「金剛桜」で、奥はモミジだ。
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左奥の大阪平野は霞んでいる。右手の斜面は紅葉が始まっている。
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