九輪草が気になっていたので、金剛山へ出かけた。
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山頂に着くといつものように まず転法輪寺にお参りする。境内の「海棠」が満開になり ピンク色になっていた。
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我が家の盆栽の海棠は 3月20日過ぎに満開になったのにやはりここは標高1100mの山の上なのだ。2ヶ月も遅い。
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この間は一輪草が沢山咲いていた お地蔵さんのまわりへ行ってみた。
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今度は二輪草が沢山咲いている。
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ひとつの茎からちゃんと二厘の花が出ているのが分かる。一輪は蕾だけれど。
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その中に混じって 「三つ葉土栗」の黄色が咲いていた。
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境内には九輪草も咲いていてびっくりした。
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黄色の花が多い「山苧環」より更に高山タイプの「深山苧環(みやまおだまき)」は薄いブルーだ。これも境内に咲いていた。
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下山しながら 変わった実を見つけた。
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足元を見ると「猩猩袴」の葉っぱだ。ということは猩猩袴の実なのだ。
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「常盤ハゼ」も山道にたくさん咲いている。
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キランソウも多い。
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山のあちこちで「空木(うつぎ)」の花が咲いて その回りがパッと白くなっている。
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九輪草の渓へ入ってみる。
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谷筋を歩いていると 突然ピンク色の沢に出た。九輪草だ。
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斜面がピンク色に染まり、見事な群落だ。
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九輪草の花のアップ写真。一見したところ「園芸種の栽培された花」のように見えるが、日本原産の山野草だそうである。
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名前の由来は 五重塔の先端部分を九輪というが、その九輪のように何段にも輪になって花が咲くことから九輪草と呼ばれるらしい。
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ピンク色の濃い花が多いが 色の薄い花も咲いている。
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この渓の「九輪草」が盗掘されず、何時までも元気に咲くように、Kさんたちボランティアの方たちが 時々パトロールしたり、九輪草を駆逐する「御宝香」や「梅惠草」などの駆除をしていると 以前この渓の入口でお会いした Kさんがおっしゃっていた。
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このブログをご覧になったtakemoさんから九輪草の新聞記事を送っていただきました。此花には毒があるので いかが食べず 山の中で増殖している場所もあるそうです。始めて知りました。takemoさんありがとうございました。
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